あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

島根旅行(58) 神西湖

2015-02-28 | 国内・島根

 

  湖面の先に 三瓶山が見える。


玉造温泉での一夜が明け ツアー二日目を迎える。

天気予報では 台風8号が

 日本列島に向けて 接近しつつあるというが

今朝の空は 何とか持ちこたえている。

バスは 国道9号線を経て 宍道ICから出雲まで

山陰道を西に向けて走り 
再び9号線に戻って 

行く途中 神西湖(じんざいこ)を見る。

 この神西湖 汽水湖で ここでもシジミが良くとれる。

収穫量は約17000トン(平成17年度)で 全国の湖沼中六位 

また 単位面積当たりで見れば 全国の湖沼中一位である。


 


島根旅行(57) どうじょうすくい踊り

2015-02-27 | 国内・島根

 

夕食後 「安来節ショー」を見に行く。

会場は 温泉街中ほどに 温泉街には似合わない

三角形と半球体を組み合わせたコンクリート造り


大きな建物「玉造温泉 ゆ~ゆ」で行われていた。


8時30分からの開演 安来節の起源は江戸中期で

大正から昭和にかけて花開いたそうだ。

メインイベントはなんといっても


コミカルな動きの「どじょうすくい踊り」だが

この踊りには 阿波踊りと同じく 男と女の踊りがあって 

男踊りが ユーモラスな顔や動作から全国的に人気がある。

踊りの後に 観客をステージ招いて

どじょうすくい踊りに挑戦する場面には


 会場は大いに盛り上がった。

 


島根旅行(56) 湯閼伽の井戸

2015-02-26 | 国内・島根

 

 

 前回の話題に続き こちらも同じく縁結びです。

宮橋のすぐ下流に 湯閼伽(ゆあか)の井戸がある。

別名を ”恋来井戸” といわれており

井戸脇にある餌(恋叶いの素)を 玉湯川に住む鯉に

あげると 鯉ならぬ恋が 現れるといわれているそうだ。

この他にも「お社本舗」なる無人販売所が置かれ
それぞれ有料で販売しているそうだ。

・湯薬師広場(湯をスプレーボトルに)
・玉作湯神社(叶い石)
・姫神広場(足ふきタオル)
・ベジコロ(神話の冊子)
・清巌寺(おしろい祈願札)

本当にいろいろと考えるものですね~

感心していいものやら・・・ もう~恐れ入りました!!。

 


島根旅行(55) 宮橋

2015-02-25 | 国内・島根

 

 

玉湯川に架かる「宮橋」は 

別名を ”恋叶え橋” ともいう赤い欄干の橋で

奥に見える「玉作湯神社の鳥居」と一緒に写り込むと

良縁に恵まれるといわれているそうだ。

当方には どうでもいいことですが

加えて 玉作湯神社では 境内に祀られている

「願い石」に「叶い石」を触れさせて祈ると


願いが叶うというおまじないあるそうだ。


まあ~何でもかんでも ”縁結び” に結びつけていますね。

人を呼ぶ話題作りいっぱいです。

 


島根旅行(54) 足湯

2015-02-24 | 国内・島根

 

温泉街には足湯が3箇所ある。

温泉街の散策がてら 疲れた足を癒すことができると

人気スポットになっている。

写真は「姫神広場の足湯」で 屋根付きなので雨の日も利用できる。

他に 玉造温泉ゆ~ゆ前と たまゆら前に

ともに川床にある足湯。

 

こちらは 足湯広場の一角にある
神話のオブジェ「姫神」であるが
その前のカメラ印の台は
ここにカメラを置いて写真を撮れるようと
置かれている台で 他にも数か所あった。
 


島根旅行(53) 湯元

2015-02-23 | 国内・島根

 

  

 日本最古の湯の一つに数えられている玉造温泉

「ひとたび濯げば形 容端正しく
         再び 浴すれば 万の病ことごとに除こる」と

古くから 美肌の湯として 知られてきている。

その効能は「出雲国風土記」にも記されているほどで

余分な古い角質を落とし たっぷり水分を補給した

すべすべの肌が期待できる「神の湯」として

特に 女性に大人気である。

また 散策しながら 他の宿のお風呂にも入れる

「姫神さまの湯めぐり」のチケットがあり

8家の旅館が開放している。


島根旅行(52) 勾玉橋

2015-02-22 | 国内・島根

 

 

 玉湯川には多く橋が架けられているが

「勾玉橋」は勾玉があしらわれたデザイン橋で 

温泉街のシンボルになっっていて 代表格だ。

欄干には巨大な緑色の勾玉が四つあって

腰かけて記念撮影ができるスポットとしても

観光客に人気がある。

 護岸したの川べりには遊歩道ができていて

散策できるようになっており 足湯があったりと

工夫されている。

 

 


島根旅行(51) 神話のオブジェ

2015-02-21 | 国内・島根

 

夕食前の時間を使って温泉街を散策する。

中央を流れる玉湯川沿いに 

神話のオブジェが点々と設置されている。


こちらは 出雲神話の世界を情景描写した

ユニークなオブジェ「根の国訪問神話」

脇にはその言われの説明文がある。

また プレートには作者 彫刻・東京芸大教授の

藪内佐斗司 氏の名が刻まれている。 

この他に8体もあって 
温泉町の小さな守り神になっている。

川下から
①八岐大蛇退治神話

②因幡の白兎神話 
③姫神

④八十神の迫害神話
 ⑤根の国訪問神話

⑥佐太大神誕生神話
⑦三種の神器
⑧恋山神話
⑨大国主命の妻問い

 


島根旅行(50) 玉造温泉

2015-02-20 | 国内・島根

 

今夜の宿泊地 玉湯川沿いに桜並木と旅館などが立ち並ぶ

「玉造温泉」に午後5時過ぎ到着。


松江や出雲大社からも近く 観光拠点として利用されており


高級和風旅館が多く見られるが 他の温泉地と違い


娯楽施設はなく 歴史を重んじた落ち着いた温泉街となっている。

歴史的には 奈良時代に開湯と言われ

出雲国風土記にも記載があり 神の湯として知られ


規模 歴史ともに島根県随一で

 城崎 皆生 三朝の温泉とともに


山陰を代表する温泉地となっている。

玉造という名の由来は この地にある

近くの花仙山から産出される良質の青メノウが採掘できたため

この地の人々が玉造を生業としていたことに

由来していると言われている。
 

 


島根旅行(49) 植田正治

2015-02-19 | 国内・島根

  

伝承館の掲示板に「植田正治」が 松江を被写体にしている
ポスターが貼ってあった。

当方が この写真家・植田正治(1913~2000)を初めて知ったのは
2013年に 生誕100年によることから話題としてとり上げられ
NHKで特別番組として放映された
「写真する幸せ ~植田正治・UEDA-CHOの秘密~」であった。

内容は 砂丘シリーズに加え 異色の作品集「童暦」にも着目し
ドキュメンタリー写真が主流となった戦後試みた
「ギリギリの演出写真」をたどり 
目指した写真の神髄とは何かを探っている。

植田正治は 生涯 故郷鳥取にとどまり 
砂浜や砂丘を大きなホリゾントに見立てた
独特の「演出写真」を撮り続け その作風が「植田調」と呼ばれ 
海外でもそのまま「UEDA-CHO」と表記されるほど
世界でその名を知られる写真家となっている。


鳥取県・伯耆町(ほうきちょう)にある「植田正治写真美術館」には
作品が12,000点が収蔵され また館内から大山を真正面に望み
「逆さ大山」を写す人工池がある。
世界最大規模のカメラレンズを設置した映像展示室では
壁面に投影された「逆さ大山」も見られるそうで 
機会があれば是非訪れてみたい館だ。

 

 


島根旅行(48) 聖徳太子

2015-02-18 | 国内・島根

 

館内には 勾玉の歴史がわかる 「勾玉ミュージアム」を併設している。 

その一角に 2001年に NHKで放映されたドラマ「聖徳太子」の
出演者の写真が飾られていた。

このドラマ 残念ながら見られなかったが
NHK大阪放送局の新放送会館完成記念として制作された。

聖徳太子(厩戸皇子)の名は知っていても 人間像は謎とされている。

その生涯を蘇我馬子との政治的対立や
新羅からの武人との友情を交え 壮大なスケールで描かれている。

主演の聖徳太子に 本木雅弘
聖徳太子を摂政にした推古天皇に 松坂慶子
蘇我馬子に 緒形拳
太子の妻となる刀自古郎女に 中谷美紀
物部守屋に 宝田明

 
その出演者の写真とともに
ここで作られた装身具が飾られている。

 


島根旅行(47) まが玉

2015-02-17 | 国内・島根

 

現在作られる最高級の勾玉等は

当方には到底手にすることができない。

    
しかし ここには天皇家に献上された 写しだが飾られていた。

「古事記」には スサノオノミコトが 八岐大蛇を退治した後

勾玉をアマテラスオオカミに献上し 

これが 皇位継承の三種の神器の一つ 

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
 に

なったといわれている。



 


島根旅行(46) 伝承館

2015-02-16 | 国内・島根

 
 バスは宍道湖畔 玉造温泉の入り口にある

「いずもまが玉の里 伝承館」へ

この地は 勾玉や玉類の国内有数の生産地。

 今も人々を魅了し 不思議な霊力さえ感じさせる勾玉だが

 ふっくらとして丸みを帯びた「出雲型勾玉」を唯一継承し

勾玉製作の技術を継承する職人の技を間近で見ることができる。

また 
職人に直接指導してもらえる 勾玉づくりなどが体験ができるそうで

「見て」「触れて」「体験する」を売りにしている。


 


島根旅行(45) 宍道湖

2015-02-15 | 国内・島根

 

 

バスはさらに進み 右手の山陰本線と並行しながら 

左手に宍道湖をみて 国道9号を東に走る。

この宍道湖は 松江市と出雲市にまたがる湖で

外海とは隔たりが大きいものの 

主に境水道・中海・大橋川を介して接続し

淡水湖ではなく 汽水湖となっている。

周囲約45km 全国で7番目に大きく 魚種が豊富で

特にシジミは 松江を代表する味覚として有名になっている。

もう一つ 宍道湖の名を高めているのは 湖を赤く染める「夕日」で

「日本の夕日百選」にも登録されて感動をよんでいるそうだが

まだその時間ではなく 雲間からの日差しが湖面に輝いていた。



島根旅行(44) 斐伊川

2015-02-14 | 国内・島根

 

 

 出雲大社の参拝を終え バスは一路松江方面へ向かう。 

途中 斐伊川を渡るが

斐伊川は 島根県内を流れる一級河川で

古事記にも ”肥河” として載っており 

日本における代表的な天井川として知られる。

古くから度々洪水があって 

これが八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説の元になったともいう。

洪水の原因は 上流が風化しやすい花崗岩質の土地であること

 もう一つに ”採鉄” が原因とも。

洪水は たびたび川の流れを変え 

その都度 流域の住民を苦しめていたため

近世には 川の流れを変えて 宍道湖に注ぐようになっている。