あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

毛越寺

2012-02-29 | 国内・岩手

     浄土庭園は、平安時代末期の遺稿として
              毛越寺のシンボルとなっている。


 

  中尊寺から間もないところに 毛越寺がある。
   「もうつじ」 とは 寺の名がなかなか読めない。

  近年になって復興された天台宗の寺院で 開山は慈覚大師円仁。
  現在の本尊は薬師如来 脇侍は日光菩薩・月光菩薩

  「平泉 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の 
  一つとして世界文化遺産
に登録された。
  また国の特別史跡 特別名勝
にも指定されている。

    ある大学の先生がテレビで

    『西洋の文化は足し算 日本の文化は引き算です。
      その特徴をよく表しているのが「枯山水」ですよ!・・・』  
  
     と説明していたが ここに来て なるほどと思う!

 


中尊寺2

2012-02-28 | 国内・岩手

  

中尊寺境内で見た 心澄まされる光景 

 

 「静と動」 

 

   竹林 木立の静けさの中に 踊る根

 

    香炉の中 掃きすまされた灰と燃える炭

  ”日本の美”は 見れば見るほど いろいろなところにあると思う。

    


中尊寺1

2012-02-27 | 国内・岩手

               中尊寺といえば 「金色堂」

   世界文化遺産に2011年6月登録された 平泉町・中尊寺へ

  中尊寺は、本寺の「中尊寺」と山内17カ院の支院で構成され
  ている。

   震災から5ヶ月 登録から丁度2ヶ月後の参拝であったが
    中尊寺は 震災による直接的な被害はな
かったようだ。
     
   
金色堂は保護のため御堂全体がガラスケースに覆われており
     また撮影も禁止になつている。

      しかし 先月NHKスペシャルで金色堂に撮影機材を入れ細部に
     わたり記録したものを見ることができた。

    6万枚を超える金箔や夜光貝 象牙 紫檀などに施された
       調金等 先人の高度の技術の凄さに驚く。
    また 藤原清衡(きよひら)の偉業や海外との独自の交易で 
    京都などに匹敵する都市をきづいた歴史なども紹介していた。

     あらためて 世界遺産となったことが理解できた。    

 



  

  


漢字本

2012-02-26 | 出来事・行事

    

    今 この漢字本にはまっている。

    小学校で習ったやさしい漢字1006字を
    ゲーム方式で読み解くのだが
    これが読めないし 解けないのだ!

    最近 食べる「カレー」ではなく 「加齢」という
    ことばが自分のまわり付きまとうようになってきた。

    その対策として 頭の体操を試みるが・・・。

   


確定申告

2012-02-25 | 出来事・行事

 

    2011年分の確定申告を 作成し終え 税務署あて投函した。

   作成といっても インターネット上の申告欄を利用して

   手順にそって 半自動入力だら まあ~ スムーズに済んだといえる。

   しかし 今回は 「医療費控除」「雑損控除」の欄も 記入すること

   になったのが 少々手間取ったところだった。

      これで 少々”還付金”があるようなので

                 査定を楽しみに待ちましょう! 

 


吊るし雛

2012-02-24 | 出来事・行事

      

 

    来月は 桃の節句 雛人形の出番だが

      家人は 吊るし雛つくり に精をだしている。

    以前 静岡・伊豆にに旅行したとき

      ホテルの吹き抜けロビー いっぱいに

         数百本の吊るし雛が飾られ

           その見事さに 感激したことが

             作るきっかけになっている。

    吊るし雛は 江戸時代後期から伝わる伊豆稲取地方の風習で

      長女の初節句に 無病息災 良縁を祈願して飾られている。

 

 
                                    ホテルの吊るし雛


味噌つくり

2012-02-23 | 出来事・行事

 

              丸められた味噌玉 

 

     今年も 一日がかりで 味噌つくり

     おかげさまで ”手前みそ” も好評で

     昨年より多く 今年は30kgになってしまった。

     半年後の味が 楽しみに! 


都会の雀

2012-02-22 | 出来事・行事

 

    東京・上野公園 不忍池のほとりで 

         雀が”人の手”にのり 餌を啄む光景を見る。!

      人を恐れず さらに手のひらにまで乗るなど
                                        見たこともなかったが。

    餌やる人に聞けば 

      『最近やっとのことで 乗るようになったが

        ここまで来るには ”時間と忍耐”が必要だったよ!』と

    さすがに ”都会の雀”だね 

        雀の方にも ”勇気と決断”が 必要であっただろう!

 

 


梅まつり

2012-02-21 | 出来事・行事

 

    東京・湯島天神の「梅まつり」(2/8~3/8)に出かける。

     今年の梅は 寒さが厳しく まだ”つぼみ”状態  

      観梅とまでは いかなかった。

    しかし 受験シーズン ”絵馬”だけは 満開だ!

   その中には ”お礼参り” の絵馬も多く取り付けられている。

     境内の特設舞台では いろいろな催ものが繰り広がれていた。


青森旅行(20) 尻屋崎コンブ

2012-02-20 | 国内・青森

 

 

  尻屋崎から太平洋側沿いの道を進むと 民家には
 軒を並べてコンブが干されている。

 その一軒にお邪魔して コンブのことを尋ねてみた。

 「このコンブは根コンブで硬いが 血圧によく ダシによく
 削ってとろろコンブとしても 高く売れる。
」とのことだった。

 この地区でのコンブ取りは海岸に打ち上げられてものが
 多く 厳冬の海に浸かりながらでも採取するそうだ。

 昆布の名前の由来は、コンブの古語「ヒロメ=広布」

 音読では「コウフ」 これが訛って「コンブ」になったという説や
 
アイヌ語の「クンプ」が「コンブ」に転じた説もある。


            
               端切れコンブは仕分けされる


青森旅行(19) 寒立馬

2012-02-19 | 国内・青森

                    昼寝の馬もいる

  

今まさに 雪の吹きすさぶ中 寒さや風雪に耐えていることだろう
   「寒立馬」(かんだちめ)

  南部馬を祖先にもち 改良を重ねた田名部馬をブルトン種などと
   交配し この尻屋地区独自の農耕馬にしている。粗食や寒さに
   強いのが特徴。

  一時期9頭まで激減したが その後の保護により現在は40頭
   ほどに回復しているそうだ。



  
おとなしい馬だそうだが 寒立馬の出産時期は4~7月で
  訪ねたときは子馬が親馬に寄り添い授乳最中 気が立ってはと思い
  車から降りての撮影は遠慮した。

  この地域は 普段ゲートで仕切られて保護されており
   2002(平成14)年には青森県天然記念物に指定されている。

   「下北かるた」は   

    風雪に 耐える岬の 寒立馬


青森旅行(18) 尻屋崎

2012-02-18 | 国内・青森

 

  昔から難破岬と呼ばれ 本州最北東端に位置し
 岬の北側は津軽海峡 東側は太平洋に面する 

 東通村の「尻屋岬」へ

 1876(明治9)年から130年以上の歴史ある
 
レンガ造りの 尻屋崎灯台
 潮の変わり目の激しいい津軽海峡の道標だ。

 この灯台 レンガ造りでは 日本一の高さ(地上32.8m
 海面高45.7m)を誇るとともに 国内最大級のレンズを
 使用し 英国人が起工した 東北最古の洋式灯台として
 知らている。 
 また 「日本の灯台50選」にも選ばれ
 日本で初めての
 霧信号所となったところから 12月20日が「霧笛記念日」に
 もなっている。

 、

青森旅行(17) 恐山温泉

2012-02-17 | 国内・青森

       うっすら緑がかったお湯の底には 湯花が見える「古滝の湯」

   

  境内を一巡りして 参詣者は無料で利用できる温泉へ
  湯は少々熱く 水道水でうめながら 夏の汗を流す。

  ここ地は 宇曽利カルデラにあるため 各所に噴気活動や

  温泉の湧出して 四つの温泉湯小屋が設けられ
  共同浴場として利用できる。 総じて”恐山温泉”。


  温泉は 白濁した硫化水素含酸性緑ばん泉で 
    冷抜の湯(男湯) 神経痛 リウマチなど
    古滝の湯(女湯) 胃腸病などに
 、  薬師の湯(男女入替制) 眼病など
    花染の湯(混浴) 吹き出物 切り傷など
   
    
 

                        薬師の湯


青森旅行(16) 恐山・宇曽利湖

2012-02-16 | 国内・青森

 

 岩場地帯の賽の河原を抜けると前方に”宇曽利湖”が見えてくる。
 手前の砂浜は”極楽浜”と呼ぶ。
   山影を映す湖面は エメラルドグリーン
       静寂さが神秘的だ ほっと 一息つく。
 
 
 この湖はカルデラ湖で 標高214m 周囲12.5km
 
面積2.5km2、最大水深20mほど。
 水質は強い酸性 ウグイなどがわずかに生息している。 
  
 ここから北東に流れ出ている三途の川には 
 朱塗りの太鼓橋が架かっている。

  
 

青森旅行(15) 恐山・地獄

2012-02-15 | 国内・青森

 、                     ”修羅王地獄”

  人は死ねば お山(恐山)さいく」と
  下
地方では 恐山が”死者の霊が集まる山”と信じられている。

  恐山がもっともにぎわうのは「恐山大祭」(7
月20日~24日)と
  「恐山秋詣り」(10月)
で ”イタコ”の口寄せなき肉親や友の
  ことばを求める人々が多く集まる。

  「イタコ」とは 盲目の女性が修行によって霊媒の能力を備え
  神おろしの儀式後 神の花嫁としてイタコとよばれている。
  しかし 恐山菩提寺とは関係がなく イタコが境内を利用して
  いるだけのことだそうだ。 

  霊を呼ぶ様子は 映画「飢餓海峡」でも 画かれている。
  バックミュージックに御詠歌が流れ 
  白黒反転した画面は その雰囲気が漂ってきたが。

  境内には
   ”重罪””修羅王””金堀””どうや””無限””血の池” と
  地獄の名のつく所がある。 地獄に行くにも迷いが生じます・・・

  また どこの”地獄”もガスが噴出して「危険」の立て札と縄張りが
  文字どおり”危険な場所”でした。 
   

  
       
            巨大な卒塔婆も異様な雰囲気