(「日本映画ベスト150」から)
映画「二十四の瞳」に続き
主演をした 高峰秀子(1924-2010)は
歌手 エッセイストでもある。
本名: 松山秀子 旧姓:平山
愛称は「デコちゃん」
1929(昭和4)年に
5歳で子役デビューし
天才子役スターから
大人の女優へ成長。
戦前・戦後を通じて
半世紀にわたり
日本映画界で活躍した。
特に木下恵介
成瀬己喜男作品に
常連出演し
小津安二郎
豊田四郎 稲垣浩
五所平之助などの
日本映画界を彩る
巨匠監督の名作に
数多く出演している。
1979(昭和54)年に
女優を引退し その後は
エッセイストとして活動した。
夫 映画監督・脚本家
松山善三(1925-2016)と
1955(昭和30)年結婚している。
主な出演作品
「カルメン故郷に帰る」(1951・木下)
「二十四の瞳」(1954・木下) 7位
「浮雲」(1955・成瀬) 5位
「喜びも悲しみも幾歳月」(1957・木下)
「張込み」(1957・野村芳太郎)
(「日本映画ベスト150」から)
「浮雲」は 先に触れた
森 雅之 との共演であった。
因みに 原作者 林 芙美子
(1903-1951)は
今日 6月28日が 命日。
高峰秀子は
「日本映画ベスト150」では
女優ベストテンの
第3位に選ばれており
彼女30歳前後の作品は
充実しており上位に
ランクされている。
当方は 彼女の大人の声に
魅力を感じていたが・・・。