あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

北海道旅行(48) カムイワッカの滝

2011-10-31 | 国内・北海道

                                                                   カムイワッカの滝

  知床半島は絶壁の海岸線が続く。 そのため滝が多く見られる。
  その一つ有名な「カムイワッカの滝
  アイヌ語で「神の水」 滝の流は硫黄山(標高1562m)を源泉
  とする温泉で 露天風呂として有名である。
  強い酸性の硫黄泉で 海に流れ込み周囲の海水は変色している。
  
   映画「男はつらいよ」シリーズ第38作「知床慕情」(1987年)でも
  寅さんと娘が船から知床半島を巡るが この景色を見て
  「ほら あれがカムイワッカの滝 私も初めて見た!」
  寅さんは「カムチャッカ?」と笑いのシーンがあった。
  

 

            「フレベの滝」(乙女の涙)」

   このほかに「男の涙」(湯の華の滝)なども見られる。

 

 


信州旅行(3) 諏訪湖

2011-10-30 | 国内・長野

 「諏訪湖」は 長野県中部 標高760mの諏訪盆地にあり 
 面積は 県内最大13.3km2 周囲15.9km 平均水深4.7m

 

 毎年8月には 1949(昭和24)年に第1回が開催されてから
 今日まで続いている 「諏訪湖祭湖上花火大会」が 
 4万発もの花火を打ち上げ 9月は「全国新作花火競技会」も
 開催されることから 全国的にも有名。

 花火 ナイヤガラが上空だけではなく 湖面にも映り
 また 盆地であるため 花火の音が響き
 他には見れない 自然の演出になっているそうだ。
   いつか機会があれば 是非見たいものだ。

 湖畔は 公園としても整備され 各種のモニメントが置かれ
 湖上には いろいろな形をした遊覧船も発着している。
 

 冬には 全面凍結して氷がせりあがる ”御神渡り” 現象が
 見れるのだが 最近はなかなかその現象は現れないとか。

 


北海道旅行(47) 知床クルージング

2011-10-29 | 国内・北海道

 

 海から眺める知床の自然と風景を満喫し
 クマの目撃率が 27%ということで 今回乗船した知床遊覧船
 カムイワッカコース 8:45出航 所要時間約1時間半 
 

    他に知床岬までの 約4時間コースもある。

 

           ウトロ港をあとに 
                  ほぼ満員の乗船
 
   船員に聞けば「世界遺産登録時は 連日押すな押すなの
   状態だったが 最近は 落ち着いて当時の半分程度の観光客
   です。」とこことだった。 

           

       案操縦室を覗くと 船長が操縦だけではなく
     マイク片手に案内役も兼ねていた。


信州旅行(2) イルミネーション

2011-10-28 | 国内・長野

 

  長野県上伊那郡南箕輪村の
 「信州大芝高原2011イルミネーションフェスティバル」へ 
  (10月1日~10月22日まで開催 午後6時に点灯)

 今年で6回目を数えるが 大震災のため中止も考えられた
 ようだが このイベントは、観光収入を目的とした商業イベント
 ではなく あくまで家族が集える機会を提供することが目的であり
 また 出展される作品はすべてLEDによる電飾にて製作され
 ているので電力使用量も僅かで
 期間中全体でも3万円程度
 である等のことから実施となった由。

 さらに展示作品は、周辺企業等が自ら製作し費用も
 全額負担して出展しており 入場料
も無料であった。

 このような催し物があることは 現地に行って初めて知ったが
  4万m2の草原に繰り広げられる
   夜のイルミネーションの大パノラマに感動!

 

 


北海道旅行(46) オロンコ岩

2011-10-27 | 国内・北海道

    頂上から見る展望は素晴らしい

 「オロンコ岩」は ウトロ港近くに高さが60mもある巨大な岩山。

 「そこに座っている岩」 を意味するアイヌ語に由来し 
 昔この岩で先住民族が戦ったという逸話が残っている。
 知床八景の一つでもある。

 170段もある階段は かなり急で段差の大きいコンクリート製
 登ってみると 平坦な地形が広がりオホーツク海やウトロの
 町並み そして知床連山を見渡す360度の展望が広がる。


 

            クジラのように見える オロンコ岩

 

   


信州旅行(1) 千畳敷カール

2011-10-26 | 国内・長野

  
  一度は行ってみたかった長野県駒ヶ根市
   中央アルプス 「千畳敷カール」へ10月上旬訪れる。

   「菅の台バスターミナル」から専用バスで山麓「しらび平駅」へ
  61人乗りのロープウエィに乗り換える。
  しかし 平日ながら当日は1時間半待ちの状態
  やっとのことで 約9分で高低差950m 標高2612mの
  山頂駅「千畳敷」に

 同じように帰りも時間待ちということで 宝剣岳の直下に広がる
 2万年前の氷河期の氷で削り取られたスリバチ形の地形カール
 内を散策することにする。
 少々肌寒いが 眼の前の千畳敷ホテルから右回りで
 本格的登山姿の中高年の女性グループに聞けば
 「関西から来て 今日は宝剣岳の山小屋に宿泊し
 空木岳方面へ・・・」と 話を聞きながら途中まで行く。
 当方にはもう ”登山” という行為は ないだろうな・・・?
 




  一方東方面には南アルプスの連山越しに薄らでは
 あったが富士山も望めた。
 

 今回 予定では午前中に登山することにしていたが
 午後になり 風景は逆光 少々霧もあって
 写真は良くは撮れなかった。ここでの撮影は午前中のようだ。  
 また 情報によれば 3日未明には初雪が 気温もマイナス度
 まで下がって カール内の紅葉は 全体的に”鮮やかさは弱い”
 とのことであった。


  


北海道旅行(45) ゴジラ岩

2011-10-25 | 国内・北海道

       

  ウトロの「ゴジラ岩
 高さ50mだそうで 本家映画「ゴジラ」の高さの想定と
 同じほどだから ”実物” を見ている感じになる。

 秋田・男鹿半島でも「ゴジラ岩」を見たことがあるが 
 大きさが違う こちらの岩には圧倒される。
 
 正式名称はアイヌ語で 「ウトルチクシ」 で意味は
 ”その間を我々が通る所” 
「ウトロ」発祥の場所とされ
 ウトロの地名は この岩からとられたともいう。

 

 「ゴジラ岩」前 クルーザーの店には 招き猫ならぬ
  ”まゆ毛犬”が店の番をしていた。

 携帯電話会社の ”お父さん犬” に似てはいるが
   食事の後か 食器が転がっている。
     満腹満足顔! でも 少々頼りない。

 


北海道旅行(44) 知床慕情(ウトロ)

2011-10-24 | 国内・北海道

 
           ウトロ市内を望む(オロンコ岩から)

  「ウトロ」は 国道334号 斜里町から約50km先にある。
 1971(昭和46)年 ボーリングにより源泉開発された温泉街でもある。
 
 映画「男はつらいよ」シリーズ第38作「知床慕情」(1987年)の
 舞台になった街 情景は世界遺産になる約20年前だが
 知床の自然が広がり 知床旅情の歌がバックにマッチする。

 街の「スナック・はまなす」のママと獣医 そしてその娘に恋する
 寅さんの筋書きだったが。
 
 寅さんシリーズ48作中 この映画を含め 8回北海道が
 舞台になっている。

 


  
      ウトロ港・三角岩 遠くにブュニ岬が見える(オロンコ岩から)

 

 

 


北海道旅行(43) オシンコシンの滝

2011-10-23 | 国内・北海道

 

 国道334号 斜里町からウトロへ
 オシンコシントンネルの手前右手に「オシンコシンの滝」がある。

 高さ約80mもある知床最大の滝 名前の由来はアイヌ語で
 オシュンク・ウシ(そこにエゾマツが群生する所)と言われ
 源流は遠音別岳の中腹にある。
 また 
途中から流れが2つに分かれていることから
 「双美の滝」とも言われ 「知床八景」
「日本の滝100選」にも
 選ばれている。

 知床半島の景勝地「知床八景」は 
 ①オシンコシンの滝
 ②オロンコ岩
 ③夕日台
 ④ブユニ岬
 ⑤フレベの滝
 ⑥知床峠
 ⑦知床五湖
 ⑧カムイワッカの滝

これから 順次見て回ることに。
 

 

 


北海道旅行(42) 原生花園

2011-10-22 | 国内・北海道

  釧網本線の夏場の5月~10月間のみ営業される駅

 この期間 切符の発売はないが記念グッズを売る人がおり
 記念撮影用の駅帽も貸してくれた。

 1964(昭和39)年 「原生花園仮乗降場」として開業し

 一旦
1978(昭和53)年に廃止されたが
 1987(昭和62)年に原生花園の周辺整備とともに復活した。

 ここでも 映画「幸福の黄色いハンカチ」のロケが行なわれ
 鉄也と朱美の二人が立ち寄っている。
 
 
 

  原生花園駅周辺は 「小清水原生花園」 

 オホーツク海と涛沸湖に挟まれ国道244号沿いに約8kmに
 わたって細長い砂丘が広がる。 6月~8月にかけて 
 エゾスカシユリやエゾキスゲ ハマナスなどが約40種もの
 野生の花が咲き 天然の花畑になっている。

  ここ小清水町は 北が全面オホーツク海に面し 南に阿寒国立
 公園の藻琴山が控えて 北内陸部は ビート 小麦 ジャガイモ
 を中心とする畑作が行なわれ酪農の町になっている。
 また 全国でも有数の「熱気球のまち」とも知れている。

 


北海道旅行(41) 藻琴駅

2011-10-21 | 国内・北海道

 

 

 国道102号の先 旅路も太平洋側から いよいよオホーツク海側へ
 左に網走 右に知床方面 突き当たりに釧網本線 「藻琴駅」
 網走駅から3つ目の駅になる。

 この駅は1924(大正13)年に開業し 今でも昔ながらの
 木造駅舎であるので よく映画・ドラマのロケ地として
 登場している。また無人駅でもあるが 昔の駅長室は
 今は軽食店になっている。
 

 「藻琴」(もこと)の名は アイヌ語で「ポ・コッ・ト」(子を持つ湖)から
 出ていて 周辺の山・川・湖・峠・地名等に多く付けられている。 

    
 


北海道旅行(40) 一本道

2011-10-20 | 国内・北海道

 

  女満別空港から網走方面へ向かう
  カーナビに任せ 行く途中に
 地平線に消えるかと
  思うほどの 一本道にさしかかる。

  ここの地は 2006年女満別町と東藻琴村が合併して
  「大空町」となっている。 まさに町名のとおりの風景だ。
 
 
  ”大空”といえば松山千春の「大空と大地の中で
   その歌詞が浮かんでくる。

 
  「果てしない大空と広い大地のその中で
   いつの日か 幸せを
 自分の腕でつかむよう
   
   歩き出そう 明日の日に ふり返るには まだ若い
   ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう
            ・・・・・
   生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に

   野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
                         ・・・・・   」

     
 


北海道旅行(39) 女満別空港

2011-10-19 | 国内・北海道

  網走方面に向かう途中 2005年世界遺産に登録された
 知床への空の玄関口 女満別空港へ

 女満別に飛行場が設置されたのは 冷害克服のため
 オホーツク海の流氷や 気象観測を飛行機を利用しようと
 1935(昭和10)年に初の流氷観測の飛行機が飛び立っている。

 次回に訪れ時は この空港を利用して流氷見学になるかな?

 現在 航空会社4社が乗り入れ 年間約100万人を超える
 旅客が利用している。

 ここは かつては 女満別町であったが 2006(平成18)年
 オリジナルチーズで知られる 東藻琴村と合併し「大空町」となった。


 


北海道旅行(38) 美幌峠

2011-10-18 | 国内・北海道

 

  釧路~北見を結ぶ国道243号に「美幌峠」がある。
  日本三大絶景峠にも挙げられて 標高525mからは
 世界第2位のカルデラ湖の屈斜路湖と中島
 また硫黄山が大パノラマを展開している。
 天気が良ければ遠く知床連峰もみえる。

 北海道には この美幌峠はじめ 中山峠 知床峠 毛無峠 
 狩勝峠 塩狩峠など有名な峠が交通の要所に多くある。
 これから冬に向かって 北海道の人々にとっては
 峠の情報が気にかかるところ。
 積雪・凍結などで チエーン規制 交通止めがある
 ためだが 北海道に見られる特有な情報として
 気象や道路からと いろいろなメディアから流れている。



 

 山頂には道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」がある。
 また展望台には美空ひばりの「美幌峠」の歌碑があり
 名作映画・ドラマ「君の名は」や「幸福の黄色いハンカチ」の
 ロケなども行なわれている。
  また2階にはロケで使われた幌馬車やスチール写真など
 が展示されている。
 

 

 


北海道旅行(37) 屈斜路湖

2011-10-17 | 国内・北海道

 

     

 

   修学旅行も ここ屈斜路湖を訪れている。

 湖畔の砂浜を どこを掘っても簡単に温泉が出てくる砂湯
 30cm程も掘れば源泉温度58度のお湯が出てくるので
 火傷に注意が必要だが 訪れた当時は この場所も
 あまり整備されていなかったのか 同級生が湯溜まりに
 はまり火傷したことを思い起こしたと・・・

 売店の中では 湧き出る温泉水を無料で飲むことができる
 これが美味かった。

 屈斜路湖は 周囲57km 面積70km2 最大水深120mの
 カルデラ湖

  
 

 1973年8月 中学生40人が藻琴山への登山中に目撃した
 ことが知られ 全国的に”クッシー”の存在が有名になった。
 その後も何件か目撃情報があったが 現在は目撃されては
 いない。
 売店では”クッシーまんじゅう”なるものも売っている。