あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

フィンランド・ヘルシンキ 25 救急車

2017-11-30 | フィンランド・ヘルシンキ

 


 

パトカーに続き、街を疾走する「救急車を」見る。

一般旅行者の利用も利用が可能で、
(当然パスポート、海外旅行保険証等の提示は必要)

万が一 救急車のお世話になるには、

 一般緊急番号「112番」 (フィンランド国内共通)
無料で、状況に応じ警察、又は救急車の手配をしてくれる。

 料金は、 EU域外に居住する人の場合は有料になり

    走行距離等によるが、100ユーロ~数百ユーロ程度になる由。
 


フィンランド・ヘルシンキ 24 パトカー

2017-11-29 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

街角に停車しているパトロールカーを見る。

フィンランドの公用語は
フィンランド語とスウェーデン語になっているため、

パトカーも、左サイドにフィンランド語で「POLIISI」、
右サイドにスウェーデン語で「POLIS」と表示されている。

  

  (資料から)

 

警察への電話は「10022」

 ヘルシンキは、治安はおおむね良好で
観光客が事件に巻き込まれることは少ないという。


それでも観光客をターゲットにしたスリ、置き引き、
偽警官が職務質問を装って近づき、
財布やパスポートを取り上げそのまま盗むなど
他の都市と変わらない程度の軽犯罪は、
たびたび発生しているという。

 

 


フィンランド・ヘルシンキ 23 トラム

2017-11-28 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

赤いトラムは夏の間だけ走る。


フィンランドの都市では唯一、トラムや地下鉄が
利用出来るのがヘルシンキだ。


ヘルシンキ・トラムは、市交通局によって運営され

2017年6月現在、全13ラインが運行している。

また、都心部において重要な交通手段であり、
街中の路地にも入り込んでいくため利用価値が高く

2004年の利用者数は、地下鉄よりも多い5660万人にもなる。

1900年、世界的にも比較的早い時期に
馬車鉄道から電車へ移行が行われた路面電車である。

運賃は3.00ユーロ均一になっている。

1999年より新型の低床車両を段階的に導入しているが、
技術的な問題により旧型車の置き換えはあまり進んでいない。


2004年には、その移行期間の補助として
ドイツから古い8軸路面電車を購入している。



中央駅ラウタティエアセマ(Rautatieasema)から、
ほとんどのエリアへつながっているトラム。


観光に便利な路線2番、3番(※旧3B・3T)トラムは、
市内を8の字に一周するから安心。

迷っても必ず中央駅に戻ってくる。


フィンランド・ヘルシンキ 22 アテネウム美術館

2017-11-27 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 



中央駅の周辺には いくつかの美術館がある。

 ヘルシンキ現代美術館やシネブリェコフ美術館ともに
「アテネウム美術館」が中央駅の斜め前にある。


フィンランドを代表する美術館の一つで、
建築家テオドル・ホイエルにより設計され
1887年に完成した。
建物は国の文化遺産建築に指定されている。
名前は、ギリシャ神話における
知恵と技芸の女神に由来している。

1750年代から1960年代以降の
フィンランド作家を中心に2万点以上の作品を収蔵している。

著名なものに、
ゴッホの「オーヴェル=シュル=オワーズの通り」や
セザンヌの「エスタックの道路橋」などの
フランス近代美術品も所蔵しているそうだ。

また、2009年からは日本の浮世絵も展示されているとのこと。

 


フィンランド・ヘルシンキ21 郵便事情

2017-11-26 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

中央奥にヘルシンキ中央駅が見える。 
右側の建物はホテル 
その向かい左側の建物に
「Posti」が見える「ヘルシンキ中央郵便局」だ。




ポストは、日本と違い 黄色をイメージカラーにしている。
注)青いポストもあり「ハガキ用」で、オレンジは封書用とのこと。

”Posti”と呼ばれるフィンランドの郵便局は、
国営ではなく、民営化(2007年に民営化)されており、
郵便局と大手スーパーやコンビニの店舗の
サービスカウンターが郵便サービスを担っている。


フィンランドには日本のような宅配業者がないので、
Postiの利用が多い。

しかし、最近の不景気でPostiの従業員を
大幅に解雇したこともあって、

最近の郵便サービスは低下し遅配
 郵便料金の値上げ、郵便局の閉鎖などで

国民から不満がでているとのこと。

郵便料金は重さによるが、
それに加えて 配達日数により
「Priority」と「Economy」クラスの
特別料金のシールを貼らなければならないという。

 


フィンランド・ヘルシンキ 20  国会議事堂

2017-11-25 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

マンネルヘイミン通り沿い 壮大な建物がある。

この建物は、フィンランド共和国の
国会議事堂で 1931年に建てられた。

正面の14本の円柱がパルテノン神殿のようだが
 建物全体には飾りがなくシンプルな造りになっている。。

今年2017年は ロシアから独立して 
フィンランド独立100周年になる。

フィンランドは初めて女性に投票権を
与えた国としても有名であり

2000-2002年 女性の大統領が就任している。

フィンランドは、1院政で200議席
また、2015年の総選挙では 
女性83人が当選し、全体の41.5%になっている。

毎週土曜日の11時と12時半に
無料のガイドツアー
(フィンランド語、スウェーデン語、英語)があるそうだ。

 議事堂前には、初代首相で
後に大統領になった スビンフーブド の銅像がある。

 

 

 


フィンランド・ヘルシンキ 19 スェーデン劇場

2017-11-24 | フィンランド・ヘルシンキ

 

こちらは「スウェーデン劇場」

へルシンキには、「ヘルシンキ国立劇場」や
「ヘルシンキ市劇場」そしてこの「スウェーデン劇場」の
3つの主要な劇場がある。

フィンランドにあって
「スウェーデン」とはと思うが、

もともと支配していたのが スウェーデンで、
その時代の文化を残すために
1860年に設立されたという。

看板にある「Svenska」とは、
スウェーデン語で
「スウェーデン人/スウェーデン語/スウェーデンの」
という意味。


先のヘルシンキ国立劇場は
フィンランド語で演じられるのに

 この劇場では スウェーデン語のみで
演劇やミュージカル、オペラが上演されるという。



フィンランド・ヘルシンキ 18  国立劇場

2017-11-23 | フィンランド・ヘルシンキ

 

中央駅前の広場奥に1872年に創建され、
1902年に 現在の中央駅前広場に移された、

国内最古の劇場が見える。   
  
灰色の御影石と赤レンガで
造られた建物は、一見教会のようだが

アールヌーヴォー様式の国立劇場だ。
 
さまざまなジャンルの演劇を
フィンランド語で上演する劇場だそうだ。 

  
 また、手前に見える像は、
国民的作家「アレクシ・キヴィ」
(1834-1872)の記念碑。


フインランド出身の小説家、
劇作家で38歳で夭折したが、

文学活動は 1860年代から
10年と短い期間であった。


しかし、新ロマン主義、自然主義、写実主義を
フィンランドにおいて先取りした作風で、

“フィンランド国民文学の父”と称された。
主著は「七人兄弟」。

 


フィンランド・ヘルシンキ 17  ヘルシンキ中央駅

2017-11-22 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

ヘルシンキ中央駅は、
ロマン主義の風格にウィーンの
分離主義をも感じられる建物。


この建物は、ナショナル・ロマン主義の
もっとも重要なメンバーであった、

エリエル・サーリネンの設計により
1919年に完成した。

今では毎日20万人の人が利用している。

建築当時は駅舎のみで、ホームは露天だったが、
現在ではガラス張りの屋根がかけられている。

フィンランドの花崗岩をまとう駅舎は、
時計台と、アーチ型の正面入り口には両側で、
夜になると明かりがつく球状のランプを持つ巨人像が、

また高い天井の構内には、半円形の大きな窓、
天井から吊るされた杵のようなデザインの照明で
モダンな駅舎としてよく知られている。

高さ48.5mの時計塔も印象的だ。


フィンランド・ヘルシンキ 16 三人の鍛冶屋

2017-11-21 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

  アレクサンドル通りの西端、
ストックマン百貨店前に
「3人の鍛冶屋」と名がついた銅像がある。

何故3人の鍛冶屋かは、
人々の労働と強調の象徴がモチーフとか。

今は、待ち合わせ場所としても
有名なスポットになっている。


1932年に寄付によって建立された。

土台には、1944年2月にヘルシンキが大空襲に
見舞われた際の弾痕が今でも残っているそうだ。

 

三人にはモデルがそれぞれあり、
マイスターは、レンガ積み職人、
ハンマーを振り上げているのが

彫刻家ニュルンド(1878-1940)自身、
もう一人が ニュルンドの助手だった人という。

 

 


フィンランド・ヘルシンキ 15 マリメッコ

2017-11-20 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 アレクシンクルマ店

 

中央駅に向かう 目抜き通りの途中
ポピーをモチーフにしたウニッコ柄など、
明るく大胆で暖かみのあるパターンと
色使いが人気を集めている
フィンランド屈指のアパレル・ブランド
「マリメッコ」の店があった。

現在 ヘルシンキ市内には 9店舗あり、
婦人服、紳士服、子ども服の他、鞄、
インテリア用品や食器などの
生活雑貨も手がけているそうだ。

 

 

 

 


フィンランド・ヘルシンキ 14 ストックマン

2017-11-19 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

ヘルシンキのデパートと言えば、
ストックマン百貨店。

何でも揃っている北欧最大級のデパート。

ドイツハンザ都市リューベック出身の商人
ゲオルク・フランツ・ストックマンが、1862年に創業した。


建築家フロステルの設計によるこのデパートは、
銅の屋根に垂直線を強調したデザインで、
周りの建物が明るい色の中
落ち着いた色でその存在感を示す

1910年代の典型的な建物となっている。

1902年に会社化され、株主はストックマン自身と、
彼の息子カールとフランツだった。


1930年、現在の場所に、
回転ドア、ソーダ・ファウンテン、エスカレーターを
備えた本店が建設された。


現在、ロシアのほかにバルト三国にも
支店を展開している。


フィンランド・ヘルシンキ 13 ムーミン

2017-11-18 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

アカデミア書店の奥に
ムーミン関係書やグッズのコーナーがあった。

フィンランドと言えば “ムーミン”。

「ムーミン」とは、フィランドの女性作家
トーベ・ヤンソン(1914~2001)のシリーズ作品である。

 

カバに似た妖精のような生き物、
ムーミントロールを主人公とした作品。

ムーミン谷という場所を舞台に、
そこに住む住人達とムーミントロールの周りで
起こる不思議な話を記した物語。

 

街を歩けば 
ムーミンショップやムーミンカフェが幾つかある。

 


フィンランド・ヘルシンキ12 アカデミア書店

2017-11-17 | バルト三国紀行

 

 

エスプラナーディ通りの西端 
ストックマンの並びにあるのが
「アカデミア書店」。


フィンランドのモダンデザインの父と
称えられる建築家アルヴァ・アールトの設計。


店内は 大きな吹き抜けになっており、
トップライトから自然光が店内に入り、
明るい店内になっている。


地階は文房具売り場、
2階にはアアルトの名前を付けた
「カフェ・アールト」があり、

ゆったりとお茶を飲むことができる。

このカフェ、映画「かもめ食堂」で、
主人公のサチエがミドリと最初に会うシーンで
登場する。 ということ有名になった。

 



*アルヴァ・アアルト

フィンランドの建築分野のみならず、
インテリアデザインや都市計画など、幅広い分野で活躍した。
理念は「家で過ごす毎日の生活をより美しく」。
自然を強くイメージさせるデザインと機能性を
兼ね備えた設計は高く評価されている。

 

*映画「かもめ食堂」(2006年公開)

 ヘルシンキに日本人女性サチエが開いた
“かもめ食堂”を舞台に3人の日本人女性と
フィンランドの人々とのゆるやかで温かい流れを描いた作品。
原作:群ようこ 監督:荻上直子。
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。

 

 


フィンランド・ヘルシンキ11 ギフトショップ

2017-11-16 | フィンランド・ヘルシンキ

 

 

北エスプラナディ通りの一角に
ギフトショップ「カンクリン・トゥパ」がある。

店内は広く明るく マリメッコとかの
ブランド品及び食品はないが

フィンランド北部に住んでいたサーメ人に古くから伝わる、
白樺のコブをくり抜いて作られる手作りの
マグカップ「ククサ」などフィンランドの
民芸品・土産物が並べられている。 

また 2階はムーミン関連グッズが
地下にはクリスマス用品を季節に関係なく販売している。


家人は、海外旅行先で買い求めている
「指ぬき」を見つけ購入した。