パトカーに続き、街を疾走する「救急車を」見る。
一般旅行者の利用も利用が可能で、
(当然パスポート、海外旅行保険証等の提示は必要)
万が一 救急車のお世話になるには、
一般緊急番号「112番」 (フィンランド国内共通)
無料で、状況に応じ警察、又は救急車の手配をしてくれる。
料金は、 EU域外に居住する人の場合は有料になり
走行距離等によるが、100ユーロ~数百ユーロ程度になる由。
パトカーに続き、街を疾走する「救急車を」見る。
一般旅行者の利用も利用が可能で、
(当然パスポート、海外旅行保険証等の提示は必要)
万が一 救急車のお世話になるには、
一般緊急番号「112番」 (フィンランド国内共通)
無料で、状況に応じ警察、又は救急車の手配をしてくれる。
料金は、 EU域外に居住する人の場合は有料になり
走行距離等によるが、100ユーロ~数百ユーロ程度になる由。
街角に停車しているパトロールカーを見る。
フィンランドの公用語は
フィンランド語とスウェーデン語になっているため、
パトカーも、左サイドにフィンランド語で「POLIISI」、
右サイドにスウェーデン語で「POLIS」と表示されている。
(資料から)
警察への電話は「10022」
ヘルシンキは、治安はおおむね良好で
観光客が事件に巻き込まれることは少ないという。
それでも観光客をターゲットにしたスリ、置き引き、
偽警官が職務質問を装って近づき、
財布やパスポートを取り上げそのまま盗むなど
他の都市と変わらない程度の軽犯罪は、
たびたび発生しているという。
赤いトラムは夏の間だけ走る。
フィンランドの都市では唯一、トラムや地下鉄が
利用出来るのがヘルシンキだ。
ヘルシンキ・トラムは、市交通局によって運営され
2017年6月現在、全13ラインが運行している。
また、都心部において重要な交通手段であり、
街中の路地にも入り込んでいくため利用価値が高く
2004年の利用者数は、地下鉄よりも多い5660万人にもなる。
1900年、世界的にも比較的早い時期に
馬車鉄道から電車へ移行が行われた路面電車である。
運賃は3.00ユーロ均一になっている。
1999年より新型の低床車両を段階的に導入しているが、
技術的な問題により旧型車の置き換えはあまり進んでいない。
2004年には、その移行期間の補助として
ドイツから古い8軸路面電車を購入している。
中央駅ラウタティエアセマ(Rautatieasema)から、
ほとんどのエリアへつながっているトラム。
観光に便利な路線2番、3番(※旧3B・3T)トラムは、
市内を8の字に一周するから安心。
迷っても必ず中央駅に戻ってくる。
中央駅の周辺には いくつかの美術館がある。
ヘルシンキ現代美術館やシネブリェコフ美術館ともに
「アテネウム美術館」が中央駅の斜め前にある。
フィンランドを代表する美術館の一つで、
建築家テオドル・ホイエルにより設計され
1887年に完成した。
建物は国の文化遺産建築に指定されている。
名前は、ギリシャ神話における
知恵と技芸の女神に由来している。
1750年代から1960年代以降の
フィンランド作家を中心に2万点以上の作品を収蔵している。
著名なものに、
ゴッホの「オーヴェル=シュル=オワーズの通り」や
セザンヌの「エスタックの道路橋」などの
フランス近代美術品も所蔵しているそうだ。
また、2009年からは日本の浮世絵も展示されているとのこと。
中央奥にヘルシンキ中央駅が見える。
右側の建物はホテル その向かい左側の建物に
「Posti」が見える「ヘルシンキ中央郵便局」だ。
ポストは、日本と違い 黄色をイメージカラーにしている。
注)青いポストもあり「ハガキ用」で、オレンジは封書用とのこと。
”Posti”と呼ばれるフィンランドの郵便局は、
国営ではなく、民営化(2007年に民営化)されており、
郵便局と大手スーパーやコンビニの店舗の
サービスカウンターが郵便サービスを担っている。
フィンランドには日本のような宅配業者がないので、
Postiの利用が多い。
しかし、最近の不景気でPostiの従業員を
大幅に解雇したこともあって、
最近の郵便サービスは低下し遅配
郵便料金の値上げ、郵便局の閉鎖などで
国民から不満がでているとのこと。
郵便料金は重さによるが、
それに加えて 配達日数により
「Priority」と「Economy」クラスの
特別料金のシールを貼らなければならないという。
マンネルヘイミン通り沿い 壮大な建物がある。
この建物は、フィンランド共和国の
国会議事堂で 1931年に建てられた。
正面の14本の円柱がパルテノン神殿のようだが
建物全体には飾りがなくシンプルな造りになっている。。
今年2017年は ロシアから独立して
フィンランド独立100周年になる。
フィンランドは初めて女性に投票権を
与えた国としても有名であり
2000-2002年 女性の大統領が就任している。
フィンランドは、1院政で200議席
また、2015年の総選挙では
女性83人が当選し、全体の41.5%になっている。
毎週土曜日の11時と12時半に
無料のガイドツアー
(フィンランド語、スウェーデン語、英語)があるそうだ。
議事堂前には、初代首相で
後に大統領になった スビンフーブド の銅像がある。
こちらは「スウェーデン劇場」
へルシンキには、「ヘルシンキ国立劇場」や
「ヘルシンキ市劇場」そしてこの「スウェーデン劇場」の
3つの主要な劇場がある。
フィンランドにあって
「スウェーデン」とはと思うが、
もともと支配していたのが スウェーデンで、
その時代の文化を残すために
1860年に設立されたという。
看板にある「Svenska」とは、
スウェーデン語で
「スウェーデン人/スウェーデン語/スウェーデンの」
という意味。
先のヘルシンキ国立劇場は
フィンランド語で演じられるのに
この劇場では スウェーデン語のみで
演劇やミュージカル、オペラが上演されるという。
中央駅前の広場奥に1872年に創建され、
1902年に 現在の中央駅前広場に移された、
国内最古の劇場が見える。
灰色の御影石と赤レンガで
造られた建物は、一見教会のようだが
アールヌーヴォー様式の国立劇場だ。
さまざまなジャンルの演劇を
フィンランド語で上演する劇場だそうだ。
また、手前に見える像は、
国民的作家「アレクシ・キヴィ」
(1834-1872)の記念碑。
フインランド出身の小説家、
劇作家で38歳で夭折したが、
文学活動は 1860年代から
10年と短い期間であった。
しかし、新ロマン主義、自然主義、写実主義を
フィンランドにおいて先取りした作風で、
“フィンランド国民文学の父”と称された。
主著は「七人兄弟」。
ヘルシンキ中央駅は、
ロマン主義の風格にウィーンの
分離主義をも感じられる建物。
この建物は、ナショナル・ロマン主義の
もっとも重要なメンバーであった、
エリエル・サーリネンの設計により
1919年に完成した。
今では毎日20万人の人が利用している。
建築当時は駅舎のみで、ホームは露天だったが、
現在ではガラス張りの屋根がかけられている。
フィンランドの花崗岩をまとう駅舎は、
時計台と、アーチ型の正面入り口には両側で、
夜になると明かりがつく球状のランプを持つ巨人像が、
また高い天井の構内には、半円形の大きな窓、
天井から吊るされた杵のようなデザインの照明で
モダンな駅舎としてよく知られている。
高さ48.5mの時計塔も印象的だ。
アレクサンドル通りの西端、
ストックマン百貨店前に
「3人の鍛冶屋」と名がついた銅像がある。
何故3人の鍛冶屋かは、
人々の労働と強調の象徴がモチーフとか。
今は、待ち合わせ場所としても
有名なスポットになっている。
1932年に寄付によって建立された。
土台には、1944年2月にヘルシンキが大空襲に
見舞われた際の弾痕が今でも残っているそうだ。
三人にはモデルがそれぞれあり、
マイスターは、レンガ積み職人、
ハンマーを振り上げているのが
彫刻家ニュルンド(1878-1940)自身、
もう一人が ニュルンドの助手だった人という。
アレクシンクルマ店
中央駅に向かう 目抜き通りの途中
ポピーをモチーフにしたウニッコ柄など、
明るく大胆で暖かみのあるパターンと
色使いが人気を集めている
フィンランド屈指のアパレル・ブランド
「マリメッコ」の店があった。
現在 ヘルシンキ市内には 9店舗あり、
婦人服、紳士服、子ども服の他、鞄、
インテリア用品や食器などの
生活雑貨も手がけているそうだ。
ヘルシンキのデパートと言えば、
ストックマン百貨店。
何でも揃っている北欧最大級のデパート。
ドイツハンザ都市リューベック出身の商人
ゲオルク・フランツ・ストックマンが、1862年に創業した。
建築家フロステルの設計によるこのデパートは、
銅の屋根に垂直線を強調したデザインで、
周りの建物が明るい色の中
落ち着いた色でその存在感を示す
1910年代の典型的な建物となっている。
1902年に会社化され、株主はストックマン自身と、
彼の息子カールとフランツだった。
1930年、現在の場所に、
回転ドア、ソーダ・ファウンテン、エスカレーターを
備えた本店が建設された。
現在、ロシアのほかにバルト三国にも
支店を展開している。
アカデミア書店の奥に
ムーミン関係書やグッズのコーナーがあった。
フィンランドと言えば “ムーミン”。
「ムーミン」とは、フィランドの女性作家
トーベ・ヤンソン(1914~2001)のシリーズ作品である。
カバに似た妖精のような生き物、
ムーミントロールを主人公とした作品。
ムーミン谷という場所を舞台に、
そこに住む住人達とムーミントロールの周りで
起こる不思議な話を記した物語。
街を歩けば
ムーミンショップやムーミンカフェが幾つかある。
エスプラナーディ通りの西端
ストックマンの並びにあるのが
「アカデミア書店」。
フィンランドのモダンデザインの父と
称えられる建築家アルヴァ・アールトの設計。
店内は 大きな吹き抜けになっており、
トップライトから自然光が店内に入り、
明るい店内になっている。
地階は文房具売り場、
2階にはアアルトの名前を付けた
「カフェ・アールト」があり、
ゆったりとお茶を飲むことができる。
このカフェ、映画「かもめ食堂」で、
主人公のサチエがミドリと最初に会うシーンで
登場する。 ということ有名になった。
*アルヴァ・アアルト
フィンランドの建築分野のみならず、
インテリアデザインや都市計画など、幅広い分野で活躍した。
理念は「家で過ごす毎日の生活をより美しく」。
自然を強くイメージさせるデザインと機能性を
兼ね備えた設計は高く評価されている。
*映画「かもめ食堂」(2006年公開)
ヘルシンキに日本人女性サチエが開いた
“かもめ食堂”を舞台に3人の日本人女性と
フィンランドの人々とのゆるやかで温かい流れを描いた作品。
原作:群ようこ 監督:荻上直子。
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。
北エスプラナディ通りの一角に
ギフトショップ「カンクリン・トゥパ」がある。
店内は広く明るく マリメッコとかの
ブランド品及び食品はないが
フィンランド北部に住んでいたサーメ人に古くから伝わる、
白樺のコブをくり抜いて作られる手作りの
マグカップ「ククサ」などフィンランドの
民芸品・土産物が並べられている。
また 2階はムーミン関連グッズが
地下にはクリスマス用品を季節に関係なく販売している。
家人は、海外旅行先で買い求めている
「指ぬき」を見つけ購入した。