あかない日記

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ベトナム紀行(207) 帰国

2014-12-31 | ベトナム紀行

 

 

無事に成田空港に帰国ができた。


今回のツアーは8日間で ベトナム とカンボジアの 2カ国を回ってきたが

トラブルもなく  心配していた天候にも恵まれた。

また クルーズ船では トンレサップ湖 ハロン湾で

世界遺産では ベトナムの6件中 フォンニャケバン国立公園を除く5件の

①ハロン湾   ②タンロン遺跡  ④フエの建造物群   ⑤ミーソン遺跡  ⑥ホイアン旧市内 

また カンボジアでは アンコール遺跡群の代表 4件を

1 アンコールワット  2 バンデアイ・スレイ  3 アンコールトム  4 タ・ブローム寺院

を実際に目にすることができた。

また機会があれば訪れてみたいところである。

これで終わるが  カンボジア93回 ベトナム207回を数え 丁度 300回

それだけ 今回は話題が多いツアーであり 良き思い出となった。

 

今年も最後となりましたが 当方にとっては 人生の区切りとなった年であり

元気に何事もなく 加えて 家族皆も同じく 平穏に過ごすことができた。

 感謝! 感謝!

皆様方にも 良き年を迎えられますよう ご祈念申し上げます。

 

 

 


ベトナム紀行(206) ノイバイ国際空港

2014-12-30 | ベトナム紀行

 

夕食を終え 市の中心から北へ45㎞のノイバイ国際空港へ

22時前にハノイ空港に到着し

出国の諸手続きを終え 添乗員から最終説明がある。


我々の搭乗便は 真夜中の 0:20発 VN310便で 直行で成田に向かうのだが
 
搭乗まで時間があるので 残りのドルを清算しようと土産物店を見て回る。

 


ここノイバイ空港は 今 国際も国内も同じ1つのターミナルを使用している。


しかし 経済発展に伴って 海外からの旅客者数が増大している為

現在 第2ターミナルを建設しており

 周りは 暗い中ではあるが 大きなクレーンが立ち並んでいるのが見えた。

因みに この工事には日本の建設会社が請け負っているそうだ。


ベトナム紀行(205) 夕食

2014-12-29 | ベトナム紀行

 

水上人形劇を鑑賞したあとの夕食は 

ホアンキエム湖の南 ホム市場の東にある 

ベトナム風フランス料理店「オーデリスへ 19:30に到着

ベトナムでフランス料理?

フランス領であったことから 在住フランス人が

今でも 2000人以上もいるというハノイだから

この店 1989年オープンのフランス料理レストランだ。

 


ベトナム紀行(204) 水上人形劇(2)

2014-12-28 | ベトナム紀行

 

この人形をどのように動かしているのか?

 最後までわからなかったが

上演が終了し 人形を操っている人が 

背景の御簾から全員登場してきた。

この人々が 腰まで水につかりながら 

棒や紐を使い人形を絶妙に操って熱演していたのだ。


その後 帰りの飛行機のなかで 

ベトナム航空のピーアル誌に水上人形劇が特集されて


裏方の様子の写真が掲載されていた。

 ここで完全に理解できた。

 

                                         (ベトナム航空誌から)

 

 


ベトナム紀行(203) 水上人形劇

2014-12-27 | ベトナム紀行

 

世界的に珍しく 水上人形劇は ベトナムしかないとういうので 興味深々!

我々ツアー組は 階段状の最上段の客席に腰をおろす。

舞台はプールになっており 左の袖では伝統的な民族楽器の演奏が行われ

 それに合わせて 人形が水上でコミカルな踊りを見せている。


今回の上演種目は

①人形上奏 ②祭り太鼓 ➂竜の踊り ④牧童の笛 ⑤農村の生活風景

 ⑥蛙釣り ⑦家鴨を侵した狐を追放劇 ⑧魚釣り ⑨フォーク演奏 

⑩鳳凰の踊り ⑪レロイ王の還剣の伝説 ⑫キリンの踊り 

⑬仙女の踊り ⑭四霊獣の踊り 


伝統的な人形芝居400ある中から選出された14種目が上演された。

言葉は分からないため 内容は主に民話や歴史

伝説についての話であり  笑いも取るところがあるようだが

 人形の様子から推測するしかなかった。


また この人形は水に浮かびやすいように

 スン(イチジクの一種)の木から作られており


高さ50cm以内で 木の塊から掘り出し 細かく細工がほどかされて

 どの人形も表情はユーモラスで様々な人間像を象徴している。

劇場のロビーにはその人形達が展示されていた。


ベトナム紀行(202) 水上人形劇場

2014-12-26 | ベトナム紀行

 

旧市内の見学を終え 再びホアンキエム湖北岸に戻り

 旧市内の入口ある「タンロン水上人形劇場」へ。 

この劇場 何とベトナム戦争中の1969年に設立されている。

外国人観光客のために毎夜公演を行っている。

因みに この劇場の他に

現在ベトナムには プロの6劇団と 

10以上のアマチュア劇団があるそうだ。

  ベトナムの人形劇 そのものは李朝成立期の11世紀前後に始まっている。

農村の収穫祭の折りに 水田で演じられたのが始まりで


それがまもなく 宮廷でも演じられるようになったとか。


現在は ハノイ観光の一大名物となっている。

 

 


ベトナム紀行(201) チュオンヴァン劇場

2014-12-25 | ベトナム紀行

 

ハンバック通りとタ・ヒエン通りの角に 

フランス様式の建物に目が行く。

この建物 「チュオンヴァン(金色のベル)劇場」で

1920年頃にフランスによって建てられ

現在も 劇場として映画や演劇が上演されている。


因みに ハンバック通りは「銀」を意味し 

金属加工の同業者コミュニティーを形成している。

タ・ヒエン通りは フランス植民地化で対仏蜂起に

尽力した政治的リーダー「謝現」の名を付けている。

 建物の角には 抗仏戦争の記念碑があるが

看板に隠れていた。

 

 


ベトナム紀行(200) 路上料理

2014-12-24 | ベトナム紀行

 

旧市街を歩いていると 「ウナギの寝床」といわれ

間口が狭く 奥行きが長い建物を多く見られる。


日本の京都の町も そのようにいわれるが 

間口によって税金を取り立てた事からのようだ。

今でも 洋装 漢方 楽器 玩具 提灯 仏具などを

商う100種以上の店が並んで活況を見せている。

 

しかし 道路まで店舗になり また 道端で料理され

 そして食べてオープン状態だ。

 

これで 衛生上問題ないのか?

 

こんな状態で食べる気はしないが・・・

 

 



 

 


ベトナム紀行(199) 36通り

2014-12-23 | ベトナム紀行

 

ホアンキエム湖の北端にたどり着き その北側に広がるハノイ旧市街へ

旧市内は その昔王族へ献上する品を作る職人たちの街で

同業者ごとに固まって ひとつの通りに 居住したため

通りには 生産される商品の名前がつけられ


その通りが36あったため 旧市街は古くから

「ハノイ36通り」と呼ばれている。

通りには 砂糖 仏壇 ブリキ屋 漢方医や彫金師 仕立て

判子職人など 職業ごとの名が つけられている。

また 通りの名前に ”Hang” とつく通りが多い。

この ”Hang” はベトナム語で「商品、品物」という意味があり

そのあとにつく単語がそこで売られている品物の名前となっている。


13世紀から存在する旧市街は 歴史の中で その姿を変えながら

、今もなお 多くの人が訪れるハノイ随一の繁華街となっている。

因みに この標識の ハンザウ(Hàng Du)通りは

 かつて 食用や街燈用の油(Dầu)類が販売されていたが

 現在は 靴やサンダルを扱う店が軒を連ねている。

また Lò Sũ は 「棺桶屋街」で 棺桶や白装束を扱っていた。

 


ベトナム紀行(198) サロンパス

2014-12-22 | ベトナム紀行

 

この「サロンパス」の看板 空港や街中でも見ていたが

 「ホアンキエム湖」の湖畔にもあった。

ベトナムでは 結構 湿布薬が人気で 

特に「サロンパス」が愛用されている。

 
バイクはホンダと言うように 湿布薬といえば

サロンパスと代名詞になっている。

ベトナムは国民の多くは農民であり 

また 農業耕作機の普及は不十分であるため

 多く肉体労働を強いられている。 

田植えや稲刈りなど腰に負担がかかる作業が多く

その結果 腰に纏わる病気も多いそうだ。

因みに ベトナム人の日本のお土産は「サロンパス」だそうだ。

 また 久光製薬のベトナム工場は 1995(H7)年に稼働している。

 

 

 


ベトナム紀行(197) ハノイ建都1000年

2014-12-21 | ベトナム紀行

 

ホアンキエム湖畔を旧市内に向かい行く途中に

「Thang long Ha Nai 1000」 と書かれた

書籍の形をしたモニュメントが建っていた。


2010年 ハノイ建都1000年を記念して建てられている。

 

タンロンは旧ハノイのことで漢字では「昇竜」と表記され

(Ha Nai)は河の内側という意味で 

漢字では 「河内」 “カナイ”?
と書かれる!

 

 

 この向かいには 

フランスと戦ったインドシナ戦争(1946~1954)

における戦没者を記念する碑が建つ。


ベトナム紀行(196) 玉山祠

2014-12-20 | ベトナム紀行

 

 

歩を進めていくと ライトアップされた大きな文字を掲げた門柱を見る。

玉山祠への入口門で 字は 著名な儒学者 グエン・ヴァン・ズーの筆により

 「禄」は豊かさを 「福」は幸福を意味する。


この入口から ホアンキエム湖の小さな島

 ゴックソン島に架かる真紅の棲旭橋(朝日の指す橋の意味)を渡っていくと

 正殿の得月楼がある。

創建は13世紀の陳朝 現在の建物は

1865年に建てられ 後に再建されている。


内部には13世紀に3度にわたる元朝の進撃を

撃退した英雄 チャン・フン・ダオと 文・武・医の三聖人が祭られており

 古くは寺 武廟として その後19世紀には文学の神が祀られ

教育および文学作品出版の拠点となっている。
 

その隣室に1968年にこの湖で捕獲された

体長2mの大亀の剥製が飾られているが


還剣伝説の亀ではないかと話題になったとも。

 


ベトナム紀行(195) ホアンキエム湖

2014-12-19 | ベトナム紀行

 

                                                        写真 左側に「亀の塔」が見える。

 

ハノイの旧市内の見学は ここ「ホアンキエム湖」から

「ホアンキエム」とは 「剣を還す」という意味で 「還剣湖」と呼ばれる。

その云われは 「 1428年 黎朝の始祖 レ・タイ・トーは


湖に棲む亀から授かった宝剣で明軍を駆逐し

 ベトナムを中国支配から解放した。


平和が訪れた頃 再び亀が姿を現し 

剣を還すように啓示され 湖の中の小島で剣を返した。

現在、湖の南に小さな亀の塔が建っている場所こそ

 レ・ロイが剣を亀に奉還したと言い伝えられているところである。」とのこと。

湖畔は 市民の憩いの場所でもあるようで

 日が暮れても人出の多いのにびっくり。

 


ベトナム紀行(194) 八角堂

2014-12-18 | ベトナム紀行

 

 

 リータイトー公園内に 「八角堂」がある。

この八角堂 インドシナ様式でフランス占領時代に建てられ

八角の二重の屋根造りで 壁がないが 中の天井やひさしなど

手の込んだ作りになっている

今は 音楽コンサート等につかわれている。

先の国家銀行でも同じように ここでも”八”の字が用いられている。

中国の八卦から 陰と陽で世界は成り立ち

 そして三組の陰と陽の組み合わせ


”八卦”でこの世の全ては 表せると考えた理論が尊ばれて

 建物にも多く用いられているようだ

そういえば 法隆寺の夢殿も八角堂でしたね。

 

 


ベトナム紀行(193) リータイトー公園

2014-12-17 | ベトナム紀行

 

「リータイトー公園」の前で下車し 徒歩で公園へ

園内には 高さ9mの リータイトー像が建ち 憩う市民でいっぱいだった。


このリータイトー像は 2004年にフランスからの

解放50周年(インドシナ戦争におけるディエンビエンフーでの勝利)と

 2010年のハノイ建都1000年祭に向けて建設されている。


 リータイトー公園は フランス植民地時代には「ポール・ベール公園」

その後 インドとの友好を記念して「インディラ・ガンジー公園」と改名されてきている。 

因みに リータイトーは 939年のベトナムによる中国からの独立後

 最初に王となった人物で 現在のハノイに都を移した人物。

ポール・ベールは 1886年に ハノイが軍政から文民統治に

切り替えられたときの初代長官で 行政機関の整備に尽力した人物。