あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

エジプト旅行(48) タヌラーラ

2011-02-28 | エジプト紀行

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



       クルージング3日目 夜のイベント

       何をやっているのか?

       カラフルな傘のような スカートを 回転させているのです。

       これは 「タヌラーラ」と 呼ばれるスーフィーダンス。

      本来は イスラム教派の スーフィズムの宗教行事

      回転することにより 神と一体になるといわれるもの。

      別途 宗教としてではなく ショーとしている。

      トルコにも 施回舞踊(セマー)があった。

 

      この後 ベリーダンスショーがあったが

      太目がちのダンサーさんで 少々エロチック なので

      写真は割愛します。

     クルージング最後の夜が過ぎていきます。

       明日の起床は 3時半 早めに床に就きました・・・


エジプト旅行(47) 夫婦愛!

2011-02-27 | エジプト紀行

夫婦愛!

 

      ルクソール神殿にある ツタンカーメン夫婦の像。

      王の戴冠式も ここで行われた。

      この石像の裏側から見ると アンケセナーメン

      王妃の手が 王の右肩に添えられている。

      いろいろと像があるが このように表現された像は

      見たことがなく また 博物館にある黄金の王座の

      夫妻ツタンカーメンの石棺にも 王妃が添えた花束など

      この夫妻間の愛情が伝わってくる。

      我々にも 薄れがちなものを 思い起こさせてくれる。!!


エジプト旅行(46) ルクソール神殿

2011-02-26 | エジプト紀行

 

 

    ライトアップされた ルクソール神殿へ

     ムゥト女神を祭る神殿 ナイルの氾濫期に カルナック神殿に

     いるアメン・ラー神が太陽の船でムゥト女神を訪れる

    「オペト祭」の南の聖地として建設された。

     

  正面第一塔門には オリベスクが2本建っていたが

  右側の1本は現在パリ・コンコルド広場に建っている。

  また ラメセス2世の一対の座像と2対の立像がある。

    第1塔門をくぐると ラメセス2世の中庭 列柱廊 

  アメンホテプ3世の庭へつながる。

  夜のライトアップされた 神殿見学も なかなか趣がある。

  


エジプト旅行(45) スフィンクス参道

2011-02-25 | エジプト紀行

               (正面にルクソール神殿を望む)

 

  カルナック神殿とルクソール神殿とを結ぶ 「スフィンクス参道」

 約3400年前の 古代エジプト時代の参道で 幅76m 全長2.7km

 両側には 1300体余のスフィンクス像 その内 約半分が

 発掘されている。

 その当時は 年に一度 守護神アメンと その妻のムト像を持って

 この道を歩き 結婚の儀式を 再現した由。

 この遺跡地は 以前は住宅地で 強制撤去の上 現在発掘中

 旅行の一ヶ月前には この道に隣接する小道が 見つかり

 微笑みを浮かべるスフィンクスが 発見されたと話題になった。

 

                       

             発掘中の反対側 (カルナック神殿方向)

 

 *エジプト情勢

  FiFi(フィフィ)さんのブログには エジプト人として今回の情勢を分析をしている。

   http://ameblo.jp/fifi2121/entry-10799236364.html


エジプト旅行(44) ヒエログリフ

2011-02-24 | エジプト紀行

 

    カルナック神殿の 「ヒエログリフ」(聖なる文字)

   紀元前3100年から3500年間 エジプト文明において

   使われた文字です。 

   現在 大英博物館にあるロゼッタ・ストーン(紀元前の3種類の

   文字により 同一の意味が刻まれている。)が 1798年に

   発見されてから この文字が 解読できるようになった。

   神殿の壁・柱一面に 表音文字と表意文字とが また幾種の

   レリーフもあって しっかりと残されている。  

   しかし 意味が分かれば もっと興味が涌くのであろ・・・。

 

            貴方の名前を 綴ってみては!

 

  *エジプト情勢

    すっかり リビア動静のニュースばかりで エジプト情勢は分からない。

    ニュースがないのは 平穏になつたことなのか?

 

 


エジプト旅行(43) オリベスク

2011-02-23 | エジプト紀行

          

            カルナック神殿 第4塔門を過ぎると 

             ハトシェプスト女王のオベリスクがある。

         正に 青空を突き刺すように 聳えている。

             逆には 天に杭を打つがごとくに!。

         継ぎ目のない花崗岩で その高さ約30m 重さ約320t 

         エジプト国内では最大のもの もともとは 対であったが

         1本は折れて 現在 聖なる池の脇に 寝かされている。

         古代に よくもこんなに大きく 重いものを運び そして

         建てたものですね!!

 

          *エジプト情勢

            1月25日からの 反体制デモに伴う 死者384人

                      負傷者6467人になると 発表ある。   

  


エジプト旅行(42) 願い事

2011-02-22 | エジプト紀行

 

  この写真は 何をしているところでしょうか? 

 真ん中の石塔を中心に 左回りで廻っているのですが・・・。

 

 石塔は 神の使いといわれる「スカラベ」(ふんころがし)像で

 カルナック神殿奥の 聖なる池の脇にあります。 

 このスカラベ像の周りを 3回廻ると ”願いことが叶う” ということで 

 皆さん回数を 数えながら 廻っているのです。

 更に5回だと 幸せな結婚を 7回は 再びこの神殿に戻ってこれると

 現地ガイドが説明してくれたが しかし どこの国の人も 

 こういう事には やることは同じですね!

 

  *エジプト情勢

   ・内閣改造で 野党から観光相に初入閣

   ・ミバラク一家の5兆円資産を凍結を各国に要請

   


エジプト旅行(41) カルナック神殿・大列柱室

2011-02-21 | エジプト紀行

  

   第二塔門を過ぎると ラムセス2世が完成させた大列柱室がある。

  広さ 102m×63m 約1900坪に

  中央の柱列の12本は高さ21m パピルスの花が咲き

  他122本は高さ15m 花が閉じた様子を表している。 

  太さも十数人が手をつなぐほどで 134本も立ち並ぶ中では

  大勢の観光客の姿も この柱の影に隠れてしまう。

   

        映画では この柱の上から石が落ちてくるシーンだった!!

 

  *エジプト情勢

    未だに 国内各地で 待遇改善等などのストライキやデモが続き

    軍は その阻止に乗り出す可能性があるとも?

    

  


エジプト旅行(40) カルナック神殿

2011-02-20 | エジプト紀行

 

 船での昼食後 午後はナイル川西岸のカルナック神殿へ

 アメン神 ムート神 コンス神を祭る 東西540m 南北600mの壁に

 抱かれ 塔門により仕切られた 世界最大の 神殿建造物で 

 世界遺産(1979年 古代都市テーベとその墓地遺跡として登録)

 となっている。

 映画「ナイル殺人事件」のロケも行われたところ 期待して入場

 しかし 観光客の多いこと 見学にも人を掻き分けるほどだ。

 

 

      入り口前第一塔門にある40頭のスフィンクス 頭は羊 胴体はライオン

 

    *エジプト情勢

   政変後も ストが実施され 経済活動が停滞しているため 

   軍最高評議会はストの禁止を声明した。

 


エジプト旅行(39)メムノンの巨像

2011-02-19 | エジプト紀行

 

 ナイル川西岸 2体のアメンホテプ3世の 高さ18mの座像

 呼び名は ギリシア伝説のメムノン王から由来している。

 地震や気候により 右側の像の胸元に 穴が開き その穴から

 風が吹き抜ける音が 英雄メムノンの声に 似ているとのことらしい。

 (現在は その穴は修復されている。)

 坐像の後方に葬祭殿があったが 後の王たちが 自分の葬祭殿建設の

 石材として破壊してしまったとのこと。

 ここは 入場料を取らないので修復資金がないのか 像の傷みが

 ひどい。

 

 *エジプト情勢

  18日金曜日 ムバラク大統領辞任から1週間を記念して 

  タハリール広場で数十万人が参加しての「革命勝利集会」があった。

 


エジプト旅行(38)エジプトの子供3

2011-02-18 | エジプト紀行

   

   ハトシェプスト女王葬祭殿での子供たち

  小学高学年生かな? カメラを向けても物怖じすることなく

  人懐こく 笑顔でポーズをとる  服装もなかなかの着こなし 

  貧しい国とはいえ 子供たちの”心は錦!”です。 

  写真のお礼に ボールペンを 大喜びだった。

  この国の人口約7800万人 その内20歳未満が50%だそうだ。

  こうした人口構成や社会情勢の歪みから 若者による

  今回の騒動に 繋がっていったようだ。

 

  *エジプト情勢

    考古学博物館から盗まれた18点中4点が見つかった。

    中東のバーレーン、リビアでも 反政府デモが激化している。 


エジプト旅行(37)ハトシェプスト女王葬祭殿

2011-02-17 | エジプト紀行

 

   王家の谷の反対(東側) ハトシェプスト女王葬祭殿へ

  断崖を利用した3階建 一寸見では 古代の建築とは思えない

  現代建築と思わせるほどだ。

  2階には 牛の耳をもつハトホル女神の 礼拝堂 南方ブトン(現

  在のソマリア)との交易図 女王の誕生秘話のレリーフがある。

  古代エジプト唯一女性のファラオで  トトメス3世の摂政として

   君臨したが 死後 トトメス3世の積年の恨みをかい 彼女の像は

   片っ端から破壊されたとも。

   女王がゆえ 男装し口ヒゲを付けていたそうだ。 

    一方 ここは 1997年11月に ルクソール事件の現場で

   外国人観光客61人(内日本人10人)が イスラム原理主義者の

   無差別テロにより 死亡している。

     事件から13年 銃を持った 警察官が厳重とも言えない

  警備をしている。

 

  *エジプト情勢

   今回のデモで 少なくとも365人が死亡し 5500人が負傷したとのこと。


エジプト旅行(36)王家の谷

2011-02-16 | エジプト紀行

 

 ナイル川西岸 王家の谷へ (1979年世界文化遺産登録)

  有名なツタンカーメンのお墓を含め 60以上もある お墓の見学です。

 残念ながら 写真撮影は禁止。

 全部が石灰岩の岩窟墳墓であり 盗掘にあって副葬品はないが

 壁画には古代エジプトの神々やヒエログラフが描かれているのが

 見学できた。

 しかし 木一本ない石灰岩の谷間 照りつける太陽 来る時期が

 違っていたら 正に こちらがミイラに・・・

                                

                         (ガイドブックから)

  ツタンカーメンの墓は 1922年に発掘された副葬品は

  現在エジプトの考古学博物館に移されており 石棺の中に

  納められた第2人型棺だけが王のミイラとともに残されている。

  墓は以外に小さく またミイラも小さかった印象。 

  ここにあった仮面や副葬品は 先に博物館で見学して来ている。

 

    *エジプト情勢

   この騒動で観光客が激減し 1日の損失258億円になる。

   国内が平静を取り戻したところから 観光業者は観光客の呼び戻しに

   懸命となっている。

  

   

  


エジプト旅行(35)ルクソールの朝

2011-02-15 | エジプト紀行

 

            古代エジプトの遺跡を上空から巡る人気ツアーの気球が飛ぶ

  旅行5日目 クルージング3日目の朝が明け 旅も後半に。

 6時半 ルクソールの西岸方面を望む。月と熱気球が揚がっている。

 気球は 王家の谷や遺跡をを上空から見学しようと40分ほどの

 遊覧のようだが これだけ飛んでいると 事故も起きるようだ。

 2008年2月には 気球同士が衝突して墜落 観光客7人

 負傷したこともあった。

      *今のエジプト情勢

         民政移行に向けて本格的に始動した。
         一方 ムバラク前大統領は体調悪化で意識不明に。

     *そしてまた気球事故が!

       2013年2月26日
       日本人4人を含む観光客19人が気球の事故により犠牲となった。
            


エジプト旅行(34)エスナ水門

2011-02-14 | エジプト紀行

 

  ガラベイヤ・パーティーの最中も船は進み 

 ルクソール手前約60kmの地点にある 「エスナ水門」にさしかかる。

 川に堰が設けられているため 上流と下流では6mの高低差が生じ

 船は一端 閘門(全長160m 幅17m)に入り 後門を閉めた後

 水を入れたり 抜いたりして その高低差を解消している。 

 昼は上下に行き来する船が順番待ちで スケジュールが狂うので

 我々の船は夜中に通過とのこと スムーズに15分ほどで

 抜けることができた。

 今日のエジプトの貧富の格差は この川の高低差か? 

   民主化により 解消されるかは まだ分からない・・・

 

 *エジプト情勢

   憲法が停止され議会も解散し 6ヶ月以内に大統領選挙と議会選

   を実施する。 考古学博物館ではツタンカーメン像など18点が

   盗まれていた。またムバラク元大統領一家は国外に資産総額

   5兆円を超える蓄財をしていたようだ。