あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

スライドショー作成

2020-10-26 | 出来事・行事

 

 

断捨離でアルバムを全部廃棄し 
デジタル化したことは前に触れたが
そのデジタルの写真は 
スライドで見ていても
味気がない。


そこで このコロナ禍の閑を利用して
海外旅行を始めた2000年から
ほぼ毎年訪れたツアー別に

旅行写真を動画アプリに入力し 
あらためて資料を調べ
コメントやBGMを入れ

一本30分以内に編集し
大分時間がかかったが
まとめた。

結果 静止画であるが
動画のような感覚で観られる。

トランジッション 各種な文字
イラストも入れることができるし

加えて TVにも映せるので
家族にも喜ばれ楽しんだ。

今後も 国内旅行や家族の写真なども
入力してみましょうか

巻き戻しのできない人生!
こうして振り返り
”生きがい” や ”やりがい” を
感じ取れたらと・・・

 

 

 


精神科医 神谷美恵子

2020-10-22 | 人物忌


 NHKTV「100分de名著」(2018/05放映)から

 

10月22日は 
精神科医師 神谷美恵子が
亡くなった日。

 

神谷美恵子は

1914(大正3)年1月12日
岡山県に、前田多門・房子の
長女として生まれる。
 ジュネーブの
 ジャンジャック・ルソー
   教育研究所付属小学校、

 ジュネーブ国際学校 、自由学園、
   成城高等女学校に学ぶ。

1935(昭和10)年
 津田英学塾卒業
   学生時代に
   多摩全生園聖書研究会に
   オルガン奏者として関わり

   ハンセン病患者のために
 働くことを志す。

  その後  コロンビア大学の
   医学進学課程に進む。

1944(昭和19)年
   東京女子医学専門学校卒業

   インターン時代に長島愛生園で実習を経験
   東京帝国大学医学部精神科医局で研究
1952(昭和27)年 
 大阪大学医学部精神科入局

1960(昭和35)年
 「らいに関する精神医学的研究」により医学博士

1957(昭和32)年
 長島愛生園精神科医師(非常勤)

1960(昭和35)年
 神戸女学院大学教授

1963(昭和38)年
 津田塾大学教授

1972(昭和47)年
 長島愛生園精神科医師を辞める。

1976(昭和51)年
 津田塾大学退職

1979(昭和54)年
 10月22日死去 享年65


上皇后美智子様が
皇太子妃のころにも
相談役なっている。


NHKTV「100分de名著」

 

当方もそれなりの歳を重ねて
「生きがい」について
 あらためて思いめぐらすが

チコちゃんに叱れるの
“ボーっと生きてんじゃねーよ!”
の口ですね
でも “日々是好日”でいければと・・・

 

 


小説家 原田康子

2020-10-20 | 人物忌


 (朝日新聞1995/11/23)

 

10月20日は 
小説家 原田康子が亡くなった日。

前回触れた 小説家 三浦綾子に続き
原田康子は 三浦の死後 
10年目の命日が同じ月である。

そして 共通する点が多い。
女性小説家であり北海道と同郷
両者とも無名からのデビューであり
作品が女性を主人公に
人間・家庭問題として
ベストセラー 
大旋風となり映画化された。


原田康子は

1928(昭和3)年
 東京生まれ
 生後1年で
 父親の赴任地である釧路に移住

 釧路市立高等女学校を卒業
1945(昭和20)年 
 東北海道新聞の記者となる

1951(昭和26)年
 同僚と結婚

1955(昭和30)年 
 文学同人誌「北海文学」で連載していた

 長編「挽歌」が
「群像」編集長の目にとまる

1956(昭和31)年 出版されて
 72万部のベストセラーとなり
 女流文学賞も受賞

1957(昭和32)年
  同名で映画化され
 大きな反響を呼ぶ

1999(平成11)年
 「蝋涙」で再び女流文学賞

2003(平成15)年
 「海霧」で第37回吉川英治文学賞を
 それぞれ受賞

 北海道文化賞を受章

また競馬 将棋を趣味とし
エッセイ集「はなれ駒あそび駒」や

1998(平成10)年の将棋王座戦の
観戦記を執筆し 
翌年 将棋ペンクラブ大賞
(観戦記部門賞)を受賞している。

2009(平成21)年 
 肺炎のため札幌市内病院で逝去



挽歌の舞台となった幣舞橋

 

 

 

 


小説家 三浦綾子 2

2020-10-15 | 人物忌


( 朝日新聞 1964/7/10 )

 

前回 小説家 三浦綾子 に続いて

小説家へのデビュー作
「氷点」について触れる。

1963年に朝日新聞による
大阪本社創刊85年
・東京本社75周年記念事業の

1000万円懸賞小説公募に
小説「氷点」を投稿し当選する。

作品「氷点」は 
1964年12月から翌年11月にかけて
朝日新聞朝刊に
連載された。

内容は 継母による継子いじめ
義理の兄妹間の恋愛感情など人間関係

加えて  キリスト教の概念 “原罪” が
重要なテーマとして背景となっている。

つまり ”氷点” は 
人間には 心が凍り付く瞬間がある
ことを表している。

1965年に朝日新聞社より出版され
71万部を売り上げている。

なお当時の1000万円は
現在の物価指数に換算すれば

4000万円に相当する。
 


  (Web資料から)


“氷点”は 大ベストセラー
となり映画化されている。

映画「氷点」(1965年・大映)
監督:山本薩夫 脚本:水木洋子
配役:若尾文子(夏枝)大楠道代(陽子)

また ラジオ テレビでも放送されている。

なお テレビ番組 “笑点”
(1966年放送開始)の題名は

この氷点から付けたとも言われる。

 

 


小説家 三浦綾子

2020-10-12 | 人物忌

(日本経済新聞 2003/10/25 )

10月12日は 
小説家  三浦綾子が亡くなった日

三浦綾子は

1922(大正11)年4月
    北海道旭川市で生まれる。
1939(昭和14)年
 旭川市立高等女学校卒業後

   7年間小学校の教師を務め
1946(昭和21)年 退職
  この年肺結核となり
  のち脊椎カリエスを併発して
  13年間闘病生活を送る。

  この間  病床でキリスト教の
   洗礼を受ける。

1964(昭和39)年
 「氷点」が 朝日新聞1000万円
   懸賞小説に当選し

 12月から翌年11月にかけて
 「朝日新聞」紙上に連載される。



1994・平成6年
   
北海道新聞文化賞
      (社会文化賞 第48回)

1996・平成8年
   井原西鶴賞(第1回)「銃口」
   北海道文化賞
1997・平成9年
   アジア・キリスト教文学賞(第1回)
   北海道開発功労賞

1999・平成11年
  キリスト教功労者賞

1999(平成11)年10月12日 死去


北海道上川郡和寒町塩狩


「長野政雄氏殉職の地」

 

碑の声明文には

「明治42年2月28日夜、
   塩狩峠に於て、最後尾の客車
  突如連結が分離、逆降暴走す。
 
乗客全員、転覆と恐れ色を失い
  騒然となる。時に乗客の一人、
  鉄道旭川運輸事務所庶務主任、
  長野政雄氏
乗客を救わんとして、
  車輪の下に犠牲の死を遂げ、
  全員の命を救う。

  その懐中より、クリスチャンたる
  氏の常持せし遺書発見せらる。

「苦楽生死均しく感謝、
  余は感謝してすべてを神に捧ぐ」
 
右はその一節なり 三十才なり 」


塩狩峠記念館

 

三浦綾子旧宅を復元
「氷点」執筆の部屋や
小説・映画「塩狩峠」に
関する資料を展示されている。

 

 

 


早船ちよ

2020-10-08 | 人物忌


     (日本経済新聞 2003/10/4)


 (Web資料から)

 

10月8日は 小説家 児童文学作家
早船ちよ が亡くなった日。


早船ちよ  は

1914(大正3)年 
 岐阜県古川町に生まれ  高山市で育つ。

 小学校を卒業して東洋レーヨン
 
片倉製糸などに働き
 その間に 文学に関心を抱く。
1934(昭和9)年  作家 井野川潔 と結婚する。
1962(昭和37)年  埼玉県浦和市に
 夫とともに児童文化の会を設立

 進歩的な児童文化運動を推進する。

作品に 鋳物の街 埼玉県川口を
舞台にした青春小説
「キューポラのある街」で
日本児童文学者協会賞

自伝的な「峠」「湖」「街」
「冷たい夏」「炎群の秋」
「熱い冬」の六部作(1979)など
また

「七ヒキノコガニ」(1941)
「ポンのヒッチハイク」(1962)
「春のシュトルム」(1974)
などの 児童文学作品がある。

その後 75歳まで小説  随筆
童話と幅広い執筆を続けた。

2005(平成17)年  死去  91歳

社会批判の眼と人間信頼の心に
裏打ちされた作品が多いといわれる。


特に「キューポラのある街」は
1962(昭和37)年に映画化された。

監督・脚本:  浦山桐郎
脚本: 今村昌平
出演 : 吉永小百合  東野英治郎   浜田光夫

この映画を観て
今井昌平監督の
映画「にあんちゃん」(1959)と被る。

今井監督は キュポラでは脚本を担当し 
昭和30年代の世相を背景に
在日朝鮮人にも関わるからか? 

 


秋の花

2020-10-05 | 出来事・行事

 ヒガンバナ (ヒガンバナ科)


10月に入って 
我が家の庭がにわかに華やかになった。

 タマスダレ (ヒガンバナ科)

 サフランモドキ ( ヒガンバ ナ亜科)

 イモカタバミ (カタバミ科)

 マツバボタン (スベリヒユ科)

 ゼラニウム  (フウロソウ科)

 ムラサキシキブ (シソ科)

 金木犀 (モクセイ科)

金木犀の薫りは
いろいろなことを思い起こす・・・