あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

静岡旅行(17) お山開き

2011-06-30 | 国内・静岡

  

  

  静岡といえば 「富士山」! 残念ながら 今回の行程にはない。

 しかし今日 6月30日 台東区下谷の小野照崎神社では

 富士塚の「お山開き」が行なわれる。

 普段は入れないが 6月30日と7月1日だけは 

 境内の富士浅間神社「富士塚」に ぐるぐる廻りながら

 高さ約5mの頂上まで 1合目から8合目まで細い道を

 登っていくことができる。

 
 江戸時代に富士山を信仰の対象とし「富士講」があったが 

 遠い富士山までは出かけられない人のために 富士山の

 岩で富士山をかたどった「富士塚」を社寺の境内につくり

 信仰した。

 江戸時代には 50余もあった「富士塚」は 現在完全な形で

 残っているものは この小野照崎神社と豊島区の高松富士

 練馬区の江古田富士の3基のみで いずれも国の重要無形

 民俗文化財に指定されている。

     明日は 本山 富士山も山開き!

 

              

 

 

 

 


静岡旅行(16) 桜ケ池

2011-06-29 | 国内・静岡

 

   御前崎の近くに 静岡県指定の名勝地 「桜ケ池」があり

  また そのほとりには池宮神社がまつられて 周囲は

  県立自然公園になっている。

  この池の由来記には 比叡山の名僧が 衆生救済のため

  自ら龍蛇になり池の主となったとある。

  現代においては 今回の大地震・原発事故から救済して

  くれるであろう ”カン僧侶”の顔が浮カンだ。

  しかし 身を挺して国難に立ち向かうどころか 自らの延命

  だけに一カンしている ”お遍路さん”が現状だった。

  今の日本の政治は 

   ”世界の七不思議”か または

      ”ムケイ世界遺産”に値するかもしれない・・・

   

 


静岡旅行(15) 御前崎

2011-06-28 | 国内・静岡

     

     

   東に駿河湾 南に遠州灘を望む「御前崎岬」

   静岡県の最南端に位置すると標識にある。

   御前崎というと 昔 ラジオの気象通報で天気図を

   書いたことを思い出した。 台風というと よくこの地名が

   出ていたが 最近は気象の変化か あまり聞かない

   ような気がする。

   御前崎灯台は 海面から54m その美しさを誇っている

   ように見える。

 

 

 


静岡旅行(14) 御前崎灯台2

2011-06-27 | 国内・静岡

   

 

   御前崎灯台といえば 昭和32(1957)年に製作された

  木下恵介監督の 映画『喜びも悲しみも幾歳月』を思い出す。

  また 同名の主題歌も大ヒットした。

  海の安全を守るため 日本各地に点在する灯台を転々としながら

  燈台守夫婦の戦前から戦後にいたる四半世紀を描いている。

  その舞台となった 敷地内に記念碑が設けられており

  また 当時のロケの様子の写真が展示され さらには

  その映画も映されていた。

  しかし 現在の日本においては 灯台そのものが自動化されて

  平成19(2007)年以降は 無人灯台となり 灯台守は

  いなくなっているとのこと。

 

 

 

 


静岡旅行(13) 御前崎灯台

2011-06-26 | 国内・静岡

      

 

    山側から180度転回して 海側 御前崎へ

   5月の連休中 鯉のぼりが 泳ぐなか灯台を訪れる。

   初点灯は 明治7(1874) 地上高22.47m 

   「日本灯台50選」にも 選ばれている。

     やはり 灯台は絵になる 最近は女性写真家が

   多くなり 今日もグループで 高価なカメラを三脚に

  備え 撮りまくっていた。

  入り口では 地元「灯台を守る会」が トン汁を振舞って

  いたので 御馳走になり 一息ついてから 灯台に

  上がってみる。

 

    案内には ”地球が丸く見える!” とあったが

    見れば そのようにも見える。!

 

 

 

   

  


静岡旅行(12) 寸又峡

2011-06-25 | 国内・静岡

 

   奥泉から別れ その奥の寸又峡へ

  赤石山脈の隆起と寸又川の浸食で複雑に入り組んだ峡谷

  全長16km 標高差100mもある 途中の道は狭く

  そして曲がりくねっており また大型バスも行き来しているので

  対向車とすれ違うには大分難儀しながらの到着

  しかし 観光客で大混雑 駐車の場所も得られず

  夢の吊橋なども見たかったが そのまま引き返すことに。

  しかし 当方には 昭和43(1968)年の起こった”寸又峡事件”が

  思い起こされ どんな所なのかと関心があったが そんな事件

  など 今になっては遠く忘れされており何の形跡もない。

  

   *「寸又峡事件」  

    在日韓国人二世が 13人を人質に88時間にわたり旅館にたてこもり 

    在日韓国人に対する警察官の蔑視への謝罪要求と引き換えに人質解放を

    条件とした事件で 「差別問題」としてテレビなどで実況された。

    いわゆる”劇場型犯罪”の最初のケースになった。

 

 

 

 

 

 


静岡旅行(11) 川根温泉

2011-06-24 | 国内・静岡

 

 

   川島田市川根町 県道63号線にある「川根温泉ふれあいの泉」

  に立ち寄る。

  露天風呂に入りながら 汽笛を響かせて鉄橋を渡るSLを

  見ることができると人気があり また泉質もよく 静岡県では

  ナンバーワンのかけ流し日帰り温泉として 道の駅に併設されて

  いる。

  1998年に開業し 500万人を達成したことの感謝があり

  人気の温泉であることが分かる。

 

 


静岡旅行(10) ゆるキャラ

2011-06-23 | 国内・静岡

 

   スタート地点の「千頭駅」の戻ると マスコットの

  「アルル」(男の子)と「プルル」(女の子)が迎えていた。

  大井川鉄道の南アルプスあぷとラインのマスコットキャラクター

  昨年の井川線開業50周年記念として誕生している。

  昨今は 「ゆるキャラ」なる「ゆるいマスコットキャクター」が

  全国各地に誕生しているが やはり 子供たちには

  喜ばれていますね。 

  


静岡旅行(9) トロッコ列車7

2011-06-22 | 国内・静岡

  

  鉄道橋で日本一高いと橋梁として 人気のスポット「関の沢鉄橋」

 長さ114m 谷底からの高さ100mもある。

 客へのサービとして この橋の上で列車を1分間停車してくれた。

 川底から吹き上がるマイナスイオンの冷気と

 ぞくぞくする冷汗とで 真下を覗くには少々勇気が 必要でした。

 

 列車は 終点「井川」の一つ手前の 「閑蔵駅」に到着

 ここも無人駅 うっそうとした林に囲まれ 静かな趣の

 あるところです。

 終点井川まで行ってみたかったが 周遊コースなので

 当方は ここで下車 復路はバスにてスタートの千頭駅へ 

 


静岡旅行(8) トロッコ列車6

2011-06-21 | 国内・静岡

  車窓からの 接岨湖に架かる 「南アルプス接姐大吊橋」

  (長さ240m 高さ30m)

 

 

  鉄道マニアには秘境の駅として人気のある 

  無人駅 「尾盛駅」 

 接姐峡温泉駅と閑蔵駅の間 海抜526mに位置する。

 駅周辺には民家も道路もない。かつて発電所建設の資材を

 置く駅であったが 現在はその役目を終えて 乗降客は

 ほとんどなく マニアが乗降するだけの無人駅になっている。

  何故か 狸2体が迎えていたが 近年は熊が出現するとかで

 ホームにある待合室?は 避難小屋にもなっているとか。

 

 

 


静岡旅行(7) トロツコ列車5

2011-06-20 | 国内・静岡

  アプト式機関車が切り離され 列車は更に進む

   湖の上に浮かぶ駅 「奥大井湖上駅」へ 

      大分部の人が ここで下車した。

 この駅で アプト式鉄道開業20周年記念事業として 

 昨年10月2日 19組の申し込みがあった中 一組の結婚式が

 行なわれている。

 若いカップルには 憧れの駅で ホームには 幸せを

 呼ぶ鐘 「Happy Happy Bell」 や 愛を誓う として

 「愛の鍵箱」があったりして 鉄道会社が 思いで 作りを

 演出している。 

 

   

       帰りのバスから 「奥大井湖上駅」を望む。

 


静岡旅行(6) トロッコ列車4

2011-06-19 | 国内・静岡

  アプト式機関車(ED90型)に後押しされ 満員の客車5両が

 時速18kmで進む。

 

  アプト式機関車が切り離される 長島ダム駅 

 その前の長島ダムは 大井川の豊富な水量と

 地形を利用し多目的ダムとして 平成14年に完成した。

 (高さ109m 長さ308m 貯水容量7,800万m3。

 堰きとめられた人造湖は「接岨湖」になった。

 自然豊かな山間に 散策コースが設けられおり

 ここで降りる客も多かった。

 原発のリスクに比べ 水力ダムは 発電以外の

 付加価値も多く 見直しされている。

  


静岡旅行(5) トロッコ列車3

2011-06-18 | 国内・静岡

      (アプト式機関車が連結されるところを見ようと集まっている。)

 井川線途中に 鉄道日本一の急勾配区間(90/1000)がある。

 ここ「アプトいちしろ駅」から一つ先の「長島ダム駅」まで

 アプト式機関車を連結し 列車全体を制御している。

 その間1.5kmだけ電化されており10分ほど乗車になる。

 アプト式機関車には「ラックヒールピニオン」という坂道

 専用の歯車があり 線路の真ん中の敷設された

 「ラックレール」という歯型レールとかみ合わせて勾配を

 上下している。

         (ラックレール)

 このアプト式は平成2年に開業し 去年20周年記念行事

 があったが その時の幕がまだ張られている。

   

  

 

                          


静岡旅行(4) トロッコ列車2

2011-06-17 | 国内・静岡

    

   窓一杯に開け 五月の爽やかな風を受け 木立の中を走る。

  車輪の軋みと適度な揺れ ゆっくり走る車窓 そして

   トンネルあり 鉄橋ありで  トロッコ列車のいいところ!。

 

  平成11年に 井川線開業40周年記念事業として 

  愛称を全国に募集し 「南アルプスあぶとライン」になった。

  

 

 


静岡旅行(3) トロッコ列車1

2011-06-16 | 国内・静岡



                   (車窓からみる泉大橋)

 

 SLには乗ることができなかったが 「千頭」の先につながる

 「井川」まで(25.5km)にトロッコ列車が走っているので

 「トロッコ列車とバスで行く奥大井秘境の旅周遊券」を求め

 当日は「奥泉」から「閑蔵」まで 黒部峡谷や南阿蘇以来の

 トロッコ列車の乗車となった。

  (当時 千頭~奥泉間は 川根両国駅付近の土砂崩れのため
     
バスによる代替運行になっていた。)

 この鉄道は 水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして

 敷設されたものを転用している。

 途中はカーブ・トンネル・鉄橋が多く トンネルにあわせて

 列車も小型で 途中には きつい勾配もあることから

 アブト式機関車も導入している。

 

                 (「奥泉」駅に入線するトロッコ列車)