あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

ベトナム紀行(176) 文廟

2014-11-30 | ベトナム紀行

  

 

ハノイ市に入って 一番目の見学は ハノイ駅の西側

クオックトウザム通りにある「文廟」

 文廟とは 「孔子廟」の違う呼び方で 

1000年前に 都を現在のハノイに置いた 

リー・ターイ・トー によって 1070年に建立されている。


その後 1076年には 国内初の大学・国子監が敷地内におかれ

王族・貴族の子弟や 官僚が学んでいたが 

これにより 学問に ご利益のある場所として 

観光客だけでなく 多くのベトナム人が訪れている。


また 建立当時から 増改築が繰り返されたため

敷地内には 様々な時代の建物が混在している。

因みに 石造りの門柱には

 「東西南北全ての道はこの道に通ずる。」

「教義はこの道にあり。」等とある。

 


ベトナム紀行(175) 統一鉄道

2014-11-29 | ベトナム紀行

 

  

「文廟」へ向かう途中 ハノイ駅から伸びる踏切に差し掛かる。

 奥に操車場が見える。 

ハノイ駅は 南北統一鉄道の列車が発着する駅と

ラオカイやその他2路線ある北方路線の

列車専用の「ハノイB駅」とに別れている。

列車が この門から出てくるなんって! 

ハノイは 鉄路との道路の交差は立体的ではないので

一端列車が通過するときは
遮断機ならぬ

バリケードが道路に引き出されて

バイクの洪水が一時遮断され 道路は氾濫寸前用になるそうだ。

統一鉄道の列車こそ乗車しなかったが 

ホーチミンからハノイまで1700kmの所々を

垣間見ることができた。

 


ベトナム紀行(174) TTXVN

2014-11-28 | ベトナム紀行

 

  

国道18号線 バクニン市の手前から 高速道路に入り

 ホン河を渡って 3時前ハノイ市内に入る。

途中 ビルの看板に日本語を見る。

「ベトナム─日本:新しい地平線に向かって共に歩もう」

とあり「TTXVN」の表記もある。

そこで調べてみた。 

国営ベトナム通信(VNA)は ニュースサイト「ベトナムプラス」を

5カ国語(ベトナム、英、仏、スペイン、中国)で展開しているほか、

テレビの24時間ニュース番組「TTXVN」を運営しており

また フジテレビとVNAが 日本企業を英語とベトナム語で紹介する

ウェブサイト「キャッチアジア!ルックジャパン」を共同で立ち上げ

各企業の最先端事業などを紹介し

ベトナムでのビジネスを側面支援している  ことが分かった。

それで 看板の標語があったのだ。

 


ベトンム紀行(173) 工業団地

2014-11-27 | ベトナム紀行

 

国道18号線を 行く途中 ハノイの手前30km余

「天馬」「CANON」などの 日本企業の看板を見る。

ここは 「クエボ工業団地」で 

ハノイ市 ハイフォン市 クアンニン省の3つ大経済中心地や


ノイバイ国際空港 各国際海港などと繋がるため 

製品の生産・搬送及び国内輸入出に理想的な場所として

 ベトナム政府が進める 工業団地で バクニン省で最も大きく

重要な地域として外国企業の誘致をおこなってきている。

因みに 「天馬」は1949(昭24)年に創業し 

プラスチックの成形・加工事業とし 家庭用品(ハウスウエア)と

工業部品と生産し 特に「Fits」ブランドの収納ケースは多く販売されている。


1988(昭63)年からは 中国 インドシナ タイにも

生産拠点を持ち ベトナムへは2007 (平19)年に進出している。

また「CANON」は レーザープリンタ工場(20ha)で

世界最大規模として稼働しているとのこと。

 

 

 


ベトナム紀行(172) 火力発電所

2014-11-26 | ベトナム紀行

 

バスは先ほどの遅れを取り戻そうと 国道18号線をハノイに向け下走る。

 途中 大規模な「ファーライ火力発電所」を見る。


北部産出の無煙炭を有効活用している 

大手電力会社で 発電量では全国3番目だが

ベトナムの急速な経済発展にともない

電力需要も急増しているので その位置は重要であり


日本のODA も社会経済インフラの一つとして支援しているようだ。

先に ベトナムの電力について話題にしたが


 ベトナムの電力源は、

天然ガス44% 石炭27% 水力27% 石油火力2%


であるが 急激な電力需要に対し 

発電所建設の進捗率は 70%程度と計画通りに行かず


供給が追いつかない状況にあるようだ。


また 電力不足を原子力発電にと 2基ニン・トゥアンに

計画(ロシアと日本を提携先)しているが 建設にいたっていない。


 


ベトナム紀行(171) 土産物店

2014-11-25 | ベトナム紀行

 

港から約2時間ほど走って トイレ休憩を兼ねて

「ABC  STOP OVER」という 
土産物店に立ち寄る。

ここには 韓国館 中国館 その他の観光客向けの棟が

それぞれ 建てられているのには驚く。


我々が入った店内では 枯れ葉剤で

身体障害になった人達に 刺繍の技術を身につけさせ

 
その作品を販売して 生活ができるようにしている と説明があった。


しかし ベトナム戦争が終わって40年にもなる。 

ここで 働く女性は若いようだが 世代を超えて 

未だに その負の影響は 大きく残されていることが分かる。

他にも 土産品になる大理石加工品 木工品 陶器 宝石なども売っていたが
 
当方はスルーして外へ 

そこには うな垂れるバスの運転手の姿があった・・・

 

こちらは韓国館 


ベトンム紀行(170) 交通違反?

2014-11-24 | ベトナム紀行

 

ハロン湾の見学を終え バスは11時に港を出発し 180km先 ハノイへと向かう。

2時間も走ったころ 突然バスが停まる。

事故でもあったのかと思ったが

 そうではなかった 警察官に止められたのだ! 

どうやら ”交通違反”が あったようで

運転手が下ろされ 書類に何やら書かされていた。

 我々も乗車していたが 何の違反なのか分からない。

こんな街中でスピード違反か 信号もない町で信号無視も考えられない。

 いずれにしても 詳細は我々にはわからなかった。

 しかし 観光バスまで止めてしまうのには驚きだが

 どのくらいの罰金を支払うのか

バス会社が面倒を見てくれるのだろうか? 

この運転手さんにとっては大変な出費なるだろに

 ベトナムでは警察は絶対で 共産体制が今でもはびこり

賄賂もOKで 帳消しもあるようだ

  「法王の定めも 村の垣根の外まで」 

などと揶揄されているが。

こんなことで 20分ほど時間が過ぎてしまった。

 


ベトナム紀行(169) 船上の食事

2014-11-23 | ベトナム紀行

 

 

 朝食から4時間は経ってはいるが 今日の日程から

 このクルーズ船上で 10時に早めの昼食となる。

 ハロン湾は 漁場としても有名で 海老やカニなど獲れたての

シーフードを たっぷり味うことになる。

先ほど 水上生活でも触れたが 

この湾内で獲れた魚類を想い出して 

少々思ったが 打ち消しつつビールで誤魔化した。

 
今回の旅行でも生水を避けて 下痢を防いでいる方が多かったので

一寸 船内の厨房を覗いてみた まあ~ 清潔感はあったが・・・。

 

 食事が終わると 船内では女性客をターゲットに 真珠の販売が始まった。

 

 


ベトナム紀行(168) 闘鶏岩

2014-11-22 | ベトナム紀行

 

いよいよ 岩の真打ち登場!

ハロン湾の奇岩群の中で 最も有名な「闘鶏岩」だ。

日本では 差し詰め「夫婦岩」として夫婦の鶏とも言うのではないかな。

2羽の鶏が向かい合い 闘鶏をしている様子に

見えることから この名前がついたとか。


しかし 一方では 雄鶏と雌鳥がキスをして

 間に見える岩が タマゴとも言われている。 


 乗船券にも デザインされて 有名スポットであるため 

周囲は何隻かの観光船が 周りを取り巻き

 写真を撮るのも一苦労でした。 

 

 

 


ベトナム紀行(167) 20万ドン

2014-11-21 | ベトナム紀行

 

 香炉島と紙幣

 

洞窟を40分ほどの見学し 再びクルーズ船に乗船する。

この岩は ハロン湾でかなり有名な「香炉島」

海に浮かぶ香炉のように見えることから 名つけられている。

また ベトナム紙幣 20万ドン札のデザイン

「ディンフオン島」(2006年発行)としても使われている。

 この香炉島の真ん中 海面近くに 空いた穴も見えるが 

ここを、手漕ぎボートで潜ると 幸福が訪れるとのことでも 人気もあるそうだ。

 因に、手こぎボートの料金はひとり 5ドルとのこと。         

ハロン湾から中国の桂林に至る一帯は

石灰岩地帯になっていることから カルスト地形が発達して

湾内にはこの他にも ゴリラ岩やニワトリ岩などの

名を付けた奇岩が あちこちに見える。

まあ~ このように ただの岩というより 特徴的な名を付すことで

より印象なって 観光の付加価値を 生んでいるのかもしれない。

 

 




ベトナム紀行(166) 水上生活

2014-11-20 | ベトナム紀行

 

 

 湾内には タン民族が船を浮かべ 筏を組みして生活を営んでいる。

その一角に クルーズ船が横付けされ 

下船し 水上生活の様子を垣間見る。


生け簀があって養殖もしているようだが この湾内で獲れた

 ワタリガニ カブトガニ アオリイカ シャコ 車エビ ハタ タイ 

なども観光客用にも並べ その収入源にもなっているようだ。


これらは購入して船内で調理してもらうことが可能だという

しかし 湾内の海水は緑色に濁っており その透明度は低く

 余り環境が良いと言えない中の魚類だが。

 

 

 


ベトナム紀行(165) おっぱい岩

2014-11-19 | ベトナム紀行

                          
                                右側の岩が ”おっぱい” のように見える。

                   

洞内の鍾乳石は いろいろな形に見えることから

 それぞれ名がつけられている。 

 おもしろいのは 鍾乳石がいろいろな形に似ている事なのだが

例えば
天国や地獄 カーテン ドラゴン 獅子 象 鷲などと

名づけられた鍾乳石があるが

面白いのは “オッパイ岩” だ 

ガイドの説明に ざわめき とフラッシュが・・・!

 

 


ベトナム紀行(164) ティエンクン洞

2014-11-18 | ベトナム紀行

 

 

 クルーズする途中 鍾乳洞「ティエンクン洞」があるタウゴー島に立ち寄る。

ティエンクン洞は1993年代に発見され 1998年から公開されている。

桟橋から観光用の取り付け道を渡り 階段を上り中腹にある入口へ

洞内は天井が高く広々とした空間が広がり 歩道が整備されている。


鍾乳石は 赤 青 緑 黄色などの照明にライトアップされ異様に見える。


もう少し自然色にしたら良いのではと思うほどだ。

しかし「ティエンクン洞」とは「天宮洞」ということから

 ベトナム的にはこのように派手派手になるのだろう。

 

因みに 洞内外の光が差し込む所があり 

それが 天国に繋がると信じられ

ティエンクン(天宮)と呼ばれる由縁になっている。

 

 


ベトナム紀行(163) ハロン湾(2)

2014-11-17 | ベトナム紀行

 

 クルーズ船の舳先には「龍」が

 

 ハロン湾のハは「降りる」 ロンは「龍」を意味し

龍が舞い降りた場所という。

 
諸説様々な理由付けされているが

一般的には”侵略者撃退説”のようだ。

 

1200年代 3度にわたるモンゴル軍襲来の時のことが

龍の伝説となっている。

 
浅瀬に多数の杭を打って 敵の軍艦の動きを封じて勝利し

 
龍の親子が守ってくれたのだと ベトナム人は信じているそうだ。

  もう一節は
 
ソンコイ(ホン)川のデルタ地帯に住む村人は

侵略者にたびたび攻撃されていたが

 
見かねた山の主の龍が怒り 親子で尾っぽを振り下ろして

侵略者に襲いかかると その勢いで山が砕け

龍の足跡は 深い谷となった。


そこに海水が入り込んで 谷は沈み

山頂部分が残って 島々になった。 ともいう。



ベトナム紀行(162) ハロン湾

2014-11-16 | ベトナム紀行

 

                                                                                 墨絵のようなハロン湾



「ハロン湾(下龍湾)」は ベトナム北部

中国との国境近く トンキン湾北西部にあり

ベトナムきっての景勝地の一つになっている。

湾内には、南国の強い雨に削られ奇抜な姿になった

大小の島々が1600もあるそうで


さまざまな奇岩が海に突き出した風景は

中国・桂林に似ており 「海の桂林」とも呼ばれている。


ハロン湾一帯は 1994年世界遺産の自然遺産に登録されて以降

国内外から年間200万人が訪れている。