成田空港の到着通路
来るときはウィーン 帰りはベオグラードと モスクワ経由で成田に帰国する。
今回は 前半は アドリア海 後半は内陸部と大きく分かれるように
この対比での旅であった。
また 「水」と「人」との係わりが 歴史的・現実的に見れた旅行でもあった。
西洋との繋がりが 地理的に遠くになるほど その経済の度合いが
薄まっていくことも感じられる。
巡った国は 旧ユーゴスラビア6カ国の内 マケドニアを除く
スロベニア クロアチア ボスニア・ヘルツゴビナ セルビア モンテネグロと
5つの国と 観光スポットを見て周る 駆け足旅行だったが
旧ユーゴスラビアは 当時
「7つの国境 6つの共和国 5つの民族 4つの言語 3つの宗教
2つの文字 1つの国」 とまで言われて
80年のチトーの死により その まとまりは崩れ またベルリンの壁も崩壊し
90年代の内部紛争を経て そして 現在は EUへの加盟問題
経済格差などの諸問題で 話題に事欠かない。
観光客からは 一見 平和そうに見えるが 自然と民族がもたらす
海と陸 山と河 陽の明るさと暗さ 観光と歴史 等と
長い歴史の中で 培われた風土が 今なお くすぶり続けている。
内側は 目に見えない 境界 壁等が存在していることなど
”目に見えないものを 見てきた”
ことが 今回の旅行の おおきな収穫であったのかな。