あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

刀にまつわる言葉

2020-11-20 | ことば


(NHK・BS「英雄たちの選択」から)

 

今 日本刀が見直されて
“刀剣女子” の言葉も生まれている。

それは 当方のブログ
「刀のできるまで」
(2018/10/28)

アクセス数も高い。

先日は
NHK「英雄たちの選択」でも
刀剣スペシャルで
2時間再放映された。

その中で 刀にまつわる
慣用句が取り上げられて
 

”人間と人間が 競合状態”に

なる言葉が多いという。


さて どんな場面で
使われるのかな?

「あ行」
   相槌を打つ
 雨が降ろうが槍がふろうが
 一本槍
   一刀両断
 おっとり刀
  
折紙つき

「か」
 快刀乱麻
 返す刀
 刀折れ矢尽きる
 刀にかけて
 代わりばんこ
 急場しのぎ
 極め付き
 小手先

「さ」
 鞘当て
 鞘走りより口走り
 地金ができる
 地団駄を踏む
 舌の剣は命を絶つ
 鎬を削る
 自腹を切る
   真剣勝負
 地金が出る
 助太刀
 切羽詰まる
 すっぱ抜く
 
そりが合わない

「た」
 大根を正宗で切る
 大上段に振りかぶる
 太刀打ちできない
 鍛錬
 単刀直入
 付け焼き刃
 鍔際
 鍔競り合い
 剣の刃を渡る
 伝家の宝刀
 道理に向かう刃なし
 土壇場
 
研ぎ澄ます
 とんちんかん

「な」
 なまくらもの
 抜かぬ太刀の高名
 抜き打ち
 抜き差しならぬ
 抜け鞘持たん
 寝刃を合わす

「は」 
 白刃踏むべし
 非細工の小刀減らし
 人の太刀で功名する
 火花を散らす
 懐刀
    弁慶に長刀
 
ペンは剣より強し

「ま」
 丸腰
 身から出た錆
 峰打ち
 昔の長刀、今の菜刀
 目貫き通り
 元の鞘に収まる
 諸刃の剣

「や」
 焼きが回る
 焼きを入れる
 槍玉に挙げる
 横槍を入れる

「ら」
 両刀使い

 

 


ギ術者?

2020-07-07 | ことば

 御前埼灯台 (静岡県御前崎市)

地上高 22m レンガ造り
1874年

    


古い人生訓メモが出てきた。

技術者には “変わり者が多い”
 (失礼!) と言われるが
特に こんな“”術者 はいらない?

 

欺術者

 「やります、できます」
 と口で言うが 
 いつまで経っても目標を
 達成できない詐欺師のような者

偽術者

 「出来ません」と出来ない
 理由を整然と並びたてる、

 そのくせどうすれば出来るかを
 言えないニセ技術者

疑術者

「心を引き締めて頑張ります。」などと
 精神論は立派だが、どうやるかは
 科学的に表現できない者。
 技術者かどうか疑わしい。

擬術者

 専門用語を交えて調子よく話はするが、
 やることが理屈から外れている者
 見かけ倒し。

犠術者

 あちこちに犠牲者を出し、
 その上にアグラをかいている者

妓術者

 会社ではくすんでいるが、
 女の子がいる酒の席にいくと
 生きしている者

議術者

 やたらと会話を聴いたり、
 議論はするが、
 結論・方向性をだせない者

戯術者

 技術と戯れるタイプ。
 戯れるだけ戯れて、
 何のアウトプットもない者

義術者

 正義感ぶり「こうあるべき」と
 建前ばかりに終始する者

蟻術者

 蟻のようにやたらと動き回り、
 動き回ることで「仕事をした」と
 思ってしまう者

 


人生訓4

2020-05-28 | ことば

 犬吠埼灯台 千葉市銚子市 

レンガ造り  地上高 31m
点灯 1874(明治7)年11月 
日本に5つしかない第1等灯台
(経ケ岬、出雲日御碕、角島、室戸岬)

    
    *


コロナ感染対応の

緊急事態宣言が

解除されましたが

自粛生活が長引き

少々イライラすることが

多かったのでは?


そこで こんな

“あいうえお格言”を

 

ア 相手の立場を考えよ

イ 嫌なことを進んでやれ

ウ 上を見たらきりがない

エ 笑顔は自分でつくれ

オ お礼の言葉を忘れるな

 

あ あせるな

い いばるな

う うろたえず

え 笑顔で

お おこるな

 

次いで “かきくけこ”

カ 感謝


キ 気配り・希望


ク 工夫・クヨクヨしない


ケ 健康・謙虚


コ 行動・向上心

 


人生訓 3 健康長寿十則

2020-04-28 | ことば

 

 千葉 勝浦灯台

 高さ21m(海抜70m)
 コンクリート造

 1917(大正6)年初点灯

        

自粛生活は さらに続きます。

皆さんは どんな生活を
日々送られて
おられるのでしょうか。


運動不足になりがち 
特に 健康には
気を使わなければなりません

肉体的にも 精神的にも・・・
そして長寿につながる。


今度は 
日常の生活における戒めですが


この自粛生活においても 

大いに当てはまる事項が多い。

 

1.少肉多才

1.少塩多酢

1.少糖多果

1.少食多齟

1.少怒多笑

1.少煩多眠

1.少言多行

1.少欲多施

1.少衣多浴

1.少車多歩

 

 

 


人生訓 ”つもり”

2020-04-21 | ことば

  

  尻屋埼灯台 青森県東通村

  1876(明治9)年10月 点灯
  レンガ造りでは日本一高い灯台(地上高33m)

 

       

 

先日 人生訓的なことに触れたが

今回は “つもり”で 勘違いしやすい事柄

自己反省する点で参考になります。

 

1.高いつもりで低いのが教養 
 
 1.低いつもりで高いのが気位

1.高いつもりで浅いのが知識 

 
1.浅いつもりで深いのが欲望

1.厚いつもりで薄いのが人情 
 
 1.薄いつもりで厚いのが面の皮

1.強いつもりで弱いのが根性 
 
 1.弱いつもりで強いのが自我

1.多いつもりで少ないのが分別
 
 1.少ないつもりで多いのが無駄

 

 

 


人生とは?

2020-04-16 | ことば

塩屋埼灯台 福島県いわき市
1899(明治32)年 
海抜73mの断崖に建つ

 

資料を整理しているなか 

備忘的に書き留めた

人生にかかるメモが出てきた。

   * * * *

・人生は 60歳からだ

・70歳にてお迎えあるときは
    留守と言え

・80歳にてお迎えあれば
    早すぎると言え

・90歳にてお迎え来たならば
   急がずともよいと言え

・100歳にてお迎えあるときは 
   時期を見てこちらから
     ぼつぼつ行くと言え

 

右各条を日々心すべし

天運を待って 長寿を考えるべき也

  * * * *

・20歳では意思が支配し

・30歳では機知が

・40歳では分別が支配する

  フランクリン(アメリカの政治家)

 * * * *

・人生は旅行であって
死はその終点である
   ドライデン(イギリスの詩人)

 

とあるが 果たして

我が人生においては・・・

 

 

 


ことば(11) 「遮眼子」

2011-08-13 | ことば

  

 

 視力検査を 受ける機会があったが 懐かしいやり方だった。

 近頃は顕微鏡のような機械を 覗き込み検視することが多いが。

  しかし 以外に身近にあって 

     正式の名を 知らないことが 多いですね。

 この ”お玉杓子” を なんと言うか お分かりでしょうか?

 検査の人も 「これを持って!」 と 検査を促すが

 正式な名で 呼んではいないのです。

 名は「遮眼子(しゃがんし)」というそうです。

  漢字を見ればそのとおりですね。


 また 検査表の 「C」は ローマ字の「C」では ないのです。

  これもまた検査員は「これは?」と指差しますが・・・

 何と呼ぶか お分かりでしょうか?。

 

 この記号を考え出した人の名がつけられています。

 「ランドルト環(かん)」と 言うのだそうです。

 大きさの異なる「C」の環の開いている方向を識別して

 その方向が識別できる最小の視角を測定しています。

 とろで 「心の窓」ともいわれる 目を大事にしていますか?

    *ランドルト氏とは 

    フランスの眼科医エドマンド・ランドルト (Edmund Landolt 1846-1926)

      そして この記号は 1909年にイタリア国際眼科学会で国際的な標準視標

    として採用された。

 


ことば(10) 「三業地」

2011-08-12 | ことば

 
  前回「三助」でしたが 三の字で世俗的なことばに

 関連して 死語になった「三業地」がある。

 「三業地」とは「芸妓置屋」「料亭」「待合」の

 三営業が許可された行政地域をいうが 戦後廃止された。

 戦前生まれの人々にとっては 懐かしいことばだろうか。
 

 写真は 新宿・荒木町の金丸稲荷神社だが

 かつては この地は 三業地として有名で

 芸妓はじめ 三業の人々に愛されていた社。

  「三業地」としての名はなくなっても 車力門通りや

 杉大門通りの町並みや路地裏には

 かつての 花街の風情が漂っている。

 また この地区は すり鉢状の地形になっており

 他の三業地とは違った趣がある。階段あり坂ありで

 今風に言えば パリ・モンマルトに似ているとも

    


ことば(9) 「サンスケ」

2011-08-11 | ことば

 

 

 写真は 前回の「三助(サンスケ)」さんが居る

  風呂屋さんです。

  

 この「サンスケ」とは 銭湯で「釜焚き」

 「湯加減の調整」「番台業務」の“三役をけた”

 または兼務し浴場内でのサービスを提供したことから 

  この人を「サンスケ」と呼ぶようになったとのこと。

 もう死語に近いですね。


  円の時代ながら「銭湯」最近は「スーパー銭湯」

「健康ランド」に変化しつつあります。

 当方の子供時代の“風呂やさん”は 下駄箱

 番台 仕切り壁鏡 体重計 脱衣篭 ペンキ絵 

  唐破風 暖簾 煙突 そして 湯上りの牛乳・・・

  いろいろと浮かんできますね。

  そうそう テレビドラマ「時間ですよ!」も

  銭湯が舞台でした。

 
 
「銭」ということばも 時代ともになくなっていく

  のかな。「銭洗い弁天」「銭形平次」「六文銭」等は

 残っていますが。

  皆さんも「盗人に追い銭」「安物買いの銭失い」に

     なりませんように・・・ 

            「銭」ぐらいならいいっか?

 

 


ことば(8) 「ぬ」?

2011-08-10 | ことば

               

 

     前回に続き 第2問 「」です

  もう ノーヒントで お分かりですね!

   前回の「わ」の板を裏返すと この「ぬ」です。

  答え "ぬ" ⇒ 板に書いた「ぬ」

          ⇒ 湯を抜「ぬ」いた「板」 ⇒ 閉店中

    ここの銭湯は 都内で いや日本で 唯一

    背中流しの人(昔はサンスケさん)がおられることで

     有名な銭湯です。 番台で「ながし」の板を買い求めて

    入ると 背中を流してもらえます。

    昨今は 背中流しをしてもらう こともなくなりましたね・・・

   


ことば(7) 「わ」?

2011-08-09 | ことば

               

  

    さてさて この「」とは 何をあらわしているのか

   お分かりでしょうか?

      ヒント1 「板わサ」ではありません

      ヒント2 「お風呂屋さんで使います」

 

 

   答え "わ" ⇒ 板に書いた「わ」

          ⇒ 湯が沸「わ」いた「板」 ⇒ 営業中 

   この「わ板」が掲げてあれば 銭湯が営業している

   ことになリますね。

   これは江戸時代の洒落から始まったようです。

      また商店の看板には

     「春夏冬二升五合」?とかも ありましたね    

     湯につかり 洒落や考え落ちで 

          夏の汗をながすのも一興か?

  



 


ことば(6) 「プチプチの日」

2011-08-08 | ことば

    

  
   今日 8月8日は 「プチプチの日」だそうで

  街角で 写真のような ”ウチワ”が配られていた。

  これは クッション材の気泡シート「プチプチ」 を潰した時

   パチパチ(8・8)と音がするところから この製造会社が

   記念日として制定したとか

  "何とか記念日" というと このところこじ付け的なものが

  多くなって 毎日が記念日になっている!

  今日の8月8日 その外の記念日は 

  8・8の音から 「そろばん」「笑い」「パチンコ」・・・

  数字の形から 「ひょうたん」「白玉」「デブ」「歯並び」「屋根」・・・

   

 


ことば(5) 「目撃者求む!」

2011-08-07 | ことば

      
          (赤線は当方が挿入)

 

      「目撃者求む!!」

  街角で 上のような立て看板を見る。

  少々頭を捻ってしまったが・・・

  ”ぶつかりそうになった” だけで事件になるのだろうか?

  衝突等のアクションがあれば 人は注意し関心を持って

  印象に残るが 果たして このような内容のことで 

  目撃者が現れるだろうか? 

      夏休みに入って 交通事故のニュースが多い

  くれぐれも 「目撃者求む!」ような立て看板を立てられる

  ことのなきよう 交通安全を!

 


ことば(4) 「真っ直ぐな会社」

2011-08-06 | ことば

  

       「真っ直ぐな会社」!

 

   前回に 続き 建設会社の企業・経営理念です。

   何が真っ直ぐなのか 何故曲がってはいけないのか?

   分かりませんが  この会社の社長のあいさつに

   『基本に忠実に あたり前のことをあたり前に行う』と

   ありました こういうことなのかもしれません。

   何でも 真っ直ぐ行く(行う)ことは 難しいことですね!

        そう言えば 我が国の首相 「カン」という人も

                                              ”真っぐな” でした。

  


ことば(3) 「地図に残る仕事」

2011-08-05 | ことば

 

  地図に残る仕事。」?とは

     ”ウエノ”の西郷さんも 

       「おいどんのように後世までその名を残すように」と

  この ことば 建設会社の企業広告のキャッチフレーズ

   現在建設の ”スカイツリー” も手がけており 

      まさに 地図に残る仕事 を展開している。

   仕事は やはり ”やりがい” と ”誇り” がなければ

   ならないだろう。

   当方もそう思える仕事をしたか いささか自信がないが。

    一方 現在我が国の首相も ”歴史に残る仕事”を

              ”カン違い”しながらしている?