あかない日記

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スペイン紀行 31 昼食レストラン  

2019-03-31 | スペイン紀行

 

 

  サンティアゴ・デ・コンポスデラの見学を終え
  昼食は オブラドイロ広場から坂道を下ったところにある
  地元のガリシア料理のレストランへ。

 

 

   
 
 スほうれん草のープ「スピナファミリー」

 

            鮭とサラダ

  ガリシア地方の料理はさっぱりしているとかで 
  添乗員さんは日本のドレッシングを持参していて
  
我々にも勧めてくれた。


 

        デザートのアーモンドケーキ


  アーモンドと卵と砂糖だけで作られている

  ガリシアの伝統菓子「タルタ・デ・サンティアゴ」。

 

 


スペイン紀行 30 教会  

2019-03-30 | スペイン紀行

      サン・フィス・ソロビオ教会

  サンティアゴ・デ・コンポステーラには、
  大聖堂をはじめ36の修道院と46の教会があるという。

  こちらは その中で 現存するサンティアゴの教会で1番古いとされる
  サン・フィス・デソロビオ教会。

  教会は10世紀に創建されたが
  イスラム人に破壊され,12世紀に再建されている。

  正面からは微笑む仏像のように見え印象的だ。

 

  小さな教会ではなかなか見られない
  正面入り口(ポルターユ)に飾りがあり

  東方三博士の礼拝が彫られているのが特徴。 

             サン・ビエイト・ド・カンポ教会

 
  大聖堂の東 セルバンテス広場の奥に
  
サン・ビエイト・ド・カンポ教会がある。

  18世紀後半の新古典様式の建築だが
  ひっそりと落ち着いた感じに建っている。

  堂内には,「三王礼拝」と「エリザベト訪問」の
  彩色浮彫があるという。

              セルバンテス広場

 

 


スペイン紀行 29 聖フランシスコ教会  

2019-03-29 | スペイン紀行

 

 

  オブラドイロ広場から
  サン・フランシスコ通りへ 突き当りに

  聖フランシスコ教会
 (別名:サンティアゴ・サン・フランシスコ修道院)
     がある。

 

  13世紀にゴシック様式で創建されたが
  18世紀にバロック様式に建て替えている。

  二つの尖塔とエンタシスの柱が
  古代建築の特徴を漂わせている。

      

 

  教会前のモニュメントは 聖フランシスコ像。

 

  サン・フランシスコ通り 正面は聖フランシスコ教会

 

 


スペイン紀行 28 サン・マルティン・ピナリオ修道院

2019-03-28 | スペイン紀行

 

 

  大聖堂の北側 インマクラーダ広場にある
  サン・マルティン・ピナリオ修道院。

  サンティアゴ・デ・コンポステーラでは
  大聖堂に
次いで2番目に大きな
      宗教施設でバロック様式の建築。

  旧教会は12世紀に建設されたが
  17世紀に造り替えられている。

   敷地面積2万m2内には
  ホテル、私立神学校、教会、博物館がある。


  院内は 比較的簡素な造りだが
  修道院の僧侶たちが彫ったといわれている

  巨大な金箔張りの祭壇が目をひくという。

  また古い印刷機や由緒ある薬局あり 
  貴重な絵画、神聖な品、金細工なども収蔵している。

    

 

   入り口の階段、ファサードや
   両脇 4 本の巨大なドーリア式円柱
   扉の真上の聖ベネディクトゥスの彫刻も目を引く。

    また 外観には聖書の物語を描いた
   像や彫刻で飾られているが

   塔上部の像は、貧しい人に外套を与える
   トゥールの聖マルティヌスの姿を描いているという。 

 

 


スペイン紀行 27 サンパイオ・デ・アンテアルターレス修道院

2019-03-27 | スペイン紀行

 

 

免罪の門の前のキンターナ広場の反対側には
サンパイオ・デ・アンテアルターレス修道院がある。

聖ヤコブの墓が発見されて間もなく
 墓を守る修道士の生活拠点として造られた。

その後世15紀末から修道女の修道院となり、
17世紀に建て替えられた。


外部との接触を断つ修道院のためか
48個の小さな窓には鉄格子がはめ込まれている。

また 壁の中央 白い十字架は
半島戦争(1808-1814・対ナポレオン戦)の

戦死者を祀ったものという。

 

この修道院では 
修道女による手作りクッキーを直売しているそうだ。


 

 

 

 


スペイン紀行 26 キンターナ広場

2019-03-26 | スペイン紀行

 

 

   大聖堂の南側「銀細工の門」の横に 
   階段状の二段構造の広場がある。

  この「キンターナ広場」は
  サンティアゴ デ コンポステーラで

   二番目に大きな広場。

  しかし この広場時に「キンターナ デ ロス ムエルトス」
    (死者の広場) と呼ばれることがある。

  かつての市営墓地の上に建設されたことからという。

   

    

 

  広場には
  聖ヤコブの遺体は女神の掲げる星に導かれて
  この地に辿りついたといわれている
  「星をかかげる女神の像と馬の噴水」がある。

 

 

  夜の広場には、
     大聖堂のバロック様式の時計塔の下に

  巡礼者の像が立っているように見えるそうだ。

  巡礼者に見えるのは大聖堂の影であるが

  地元では この影の巡礼者は
  恋人である近くの修道院の尼僧に
     会うために変装した司祭で

  恋人に会うことができず 
      巡礼者は彼女を見つけるまで
  毎夜戻って来るのだと言われているそうだ。

 

 

 

 


スペイン紀行 25 大聖堂 「聖なる門」

2019-03-25 | スペイン紀行

     「聖なる門」 24聖人が両脇に並ぶ

 

  大聖堂内から外へ 聖堂の角を左に折れると
  鉄格子のはまった大聖堂の
    「聖なる門」(1611年)がある。


  聖年になる年には、ふだんは開かずの扉が開かれる。

  その聖年とは 7月25日の聖ヤコブが
     生まれた日が日曜と重なる年いう。


  この門を通り抜けた者は 
     全ての罪が清められると信じられており
  
  このことから 
    別名「免罪の門」とも呼ばれている。


  前回の聖年は2010年で 次の聖年は2021年になる。

  聖年の年の祭りは例年と違い  
  前年の大晦日に聖なる門が開かれて
   祭りが始まる。


 

         中央・聖ヤコブ像 左右・弟子のテオドロとアタナシウス像

 

       地元の伝承では 
  夜の広場には 大聖堂のバロック様式の時計塔の下に

  巡礼者の像が立っているように見えるそうだ。
  
  巡礼者に見えるのは 大聖堂の影であるが

  地元では この影の巡礼者は
  恋人である近くの修道院の尼僧に会うために
  変装した司祭で 
恋人に会うことができず
  巡礼者は 彼女を見つけるまで
  毎夜戻って来るのだと言われているそうだ。

 

  


スペイン紀行 24 大聖堂 香炉

2019-03-24 | スペイン紀行

     

 

  この大聖堂を有名にしている一つ
  ドーム天井20mの高さから
  吊るされた香炉(ボタフメイロ)がある。


  ボタフメイロは ミサの終わりに行われる。
  
  世界最大といわれる重さ約80kgの香炉を

  ティラボレイロと呼ばれる8人の男性が
  ロープを引っ張って振り

  次第に振り幅が大きくなり
  最後は天井に届きそうなところまで香炉が上がって

  聖堂中がお香の匂いで満ちていく
     荘厳な儀式になっている。

 
  ボタフメイロ(ガリシア語で“煙を吐き出すもの”)
  の始まったのは11世紀。 

  神に捧げるとともに 何日も歩き続けて大聖堂に到着した
  巡礼者たちの不潔臭を消すためであった。

  
  また ペストや伝染病が猛威を振るった時代には
  香は病の予防効果があると信じられていた。

 

  2013年6月 皇太子殿下が大聖堂を訪れた時の香炉
                                                        (Web資料)

 

  香炉は 通常は別の場所にあって、
  重要な宗教儀式が行われる際に大聖堂に運ばれて
  滑車から伸びるロープに繋げられる。

 

   街中の店に飾られていた香炉のレプリカ

 

 


スペイン紀行 23 大聖堂 地下礼拝所

2019-03-23 | スペイン紀行

   

 

  次は主祭壇の真下 

  聖ヤコブの墓所である地下聖堂(クリプト)へ。

  入口の青信号を見て一方通行の階段を下りる。

  こちらは 撮影禁止ではない。

    


  地下礼拝堂の「聖ヤコブ」の棺


  聖ヤコブのものとされる遺骸は、

  1884年 教皇レオ13世 (在位 1878 - 1903) によって


  使徒大ヤコブの真正の遺体とされ、

  銀の聖遺物箱に入れてここに安置されている。

  伝承によれば 

  9世紀初頭、ガリシアの修道士が星に導かれ、

  ヤコブの遺骨を発見したために


  “星の野原”を意味する「コンポステラ」の

  名がついたともいわれ
  
  巡礼証明書 町の名にも「コンポステーラ」が

 

   


スペイン紀行 22 大聖堂 聖ヤコブ像

2019-03-22 | スペイン紀行

 

          

        

  
  主祭壇にはヤコブの像が置かれているが


  その像に近づくことができるという。


  祭壇脇に入口があって

  入口の青信号を確認し、

  撮影禁止と静粛にとの注意書きを見て中へ。

  入口から階段を上ると、聖ヤコブ像の背後に出る。

  前の人たちが順番に像の背中を抱きしめキスしている。


  信者でもない当方も 真似て像を抱きしめた・・・。


  像の隙間から教会内部が見える。

 

 

 


スペイン紀行 21 大聖堂 銀細工の門

2019-03-21 | スペイン紀行

     

  

  いよいよ大聖堂の見学

  大聖堂内は ガイド 添乗員による
  
  案内は禁止されているので 

  
  個人見学なる旨説明があり

  
  銀細工の門(入口)から入場
  
  平面図の順路により見学する。

 

  入口上の浮彫彫刻に特徴ある銀細工の門の由来は

  かつて門前の広場に沢山の銀細工師たちが


  店を開いていたことからという。


  入場は無料だが 

  屋根ツアーや修復後の栄光の門は予約・有料になる。




    

 

 

 

 

 


スペイン紀行 20 大聖堂

2019-03-20 | スペイン紀行

 

 

  


  観光のメイン カテドラルへ。


  9世紀初めに聖ヤコブの墓が発見された場所に

  大聖堂(カテドラル)はある。


  現在の建物は 1075年に建設が開始され 

  ラテン十字の平面に

     三身廊のロマネスク様式の建物がベースで


  その後 17~18世紀の増改築で ロマネスク、ゴシック、

  バロック、プラテレスコ、新古典様式など

  様々な建築様式が取り入られ 

     尖塔は97m 時計塔72mと 


  巡礼者の旅の終着点であり

  有終の美を飾るにふさわしい姿を見せている。


 

 

 


スペイン紀行 19 メルカード・デ・アバストス

2019-03-19 | スペイン紀行

 

 

  大聖堂の東 近くにあるサンティアゴ市民の食品庫
  サンティアゴの市場へ 

  この市場は「Mercado de Abastos」
     と呼ばれている。

     (Mercado:市場 de:~の 
                 Abastos:生活必需品の意味)
  
     メルカードの他に
    「プラサ(広場)」とも呼ばれている。 

  売られている 魚 肉 野菜 果物 
     乳製品等その品数は豊富。

  観光スポットにもなっていて 
      日本の築地市場に似ている。

  かつては旧市街内のあちこちの
     広場で食品が売られていたが

  1941年に「Nave(ナベ)」と呼ばれる
  5つの建物が並んだ現在の市場に統合されている。


  市場の営業日は、月曜~土曜日の
     午前8:00から午後14:00まで。

  魚売り場で買った食材を持って行くと
  1人5€のサービス料で
     調理してくれる店もあるという。

 

 


 

 


スペイン紀行 18 アラメダ公園2

2019-03-18 | スペイン紀行

 

 

  アラメダ公園内の遊歩道脇 
  カテドラルを眺める絶好の場所のベンチに
  丸眼鏡をかけた長いひげの老人像があった。

  ラモン・デル・バリェ=インクラン(1866-1936)は
  スペインの劇作家で 
  サンティアゴ・デ・コンポステラ大学の出身。

 

 

 

  アラメダ公園手前 
  道路脇にある2人の女性の像が置かれている。


  ガイドに説明では 

  彼女らは 1994年に作られた “ふたりのマリア”で
  実在したマルーシャ(1898-1980)と
  コラリア(1914-1983)の姉妹。

  フランコ独裁政権下時代(1939-1975)
  反体制派として激しい弾圧を受けても

  自分達は この派手な姿で出歩き
  その姿勢を替えようとしなかった。


  街の人達は 自由のシンボルとして 
  秘かに応援していたという。

 


スペイン紀行 17 アラメダ公園

2019-03-17 | スペイン紀行

 

 


  カテドラルから南 丘陵地にあるアラメダ公園へ。

  公園の入り口の柱には

  フランシスコ・リナーレス作の
     ライオン像(1885年)がある。



   

  小高い丘にあるので、街並みが一望でき
  
  カテドラルのファサードと尖塔を見るには

  
  絶好のスポットになっている。