あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

大地震(58) 地盤沈下

2011-05-31 | 東日本大地震


                 (隅田川岸にある霊岸島水位観測所)

 

大地震に伴う沿岸部の広範囲にわたる地盤沈下により 

宮城県内では海抜 0メートル以下となった面積が地震前の

3.4倍に当たる56平方キロに拡大し 石巻市内では 

78cmも沈下したそうだ。 

被災地では 昨日までの強風や大雨で 道路が冠水した

ところもあったが 今日から大潮になる 沿岸部の浸水

などで 更に震災に 追い討ちを掛けることになることが

心配だ。

 

ところで 海抜とは 海水面の高さを基準とした標高をいい

日本の標高は 東京湾の平均海面を基準としている。 

明治6(1873)年に設置された「霊岸島水位観測所」の

平均海面データを全国の高さの基準として定められた。

(現在はこの場所が観測に適さなくなり 神奈川県・油壺験潮所に

移っている。)

そして、実際の測量の基準点としては 明治24(1891)年に

 国会議事堂前にある公園内(かつて陸軍参謀本部陸地測量部が

あった)にある 「日本水準原点」 が用いられた。 

 この時の原点の標高は24.5000mだったが 大正12(1923)年

 

 の関東大震災の影響により 昭和3(1928)年に 24.4140mに

 

 改定されている。

 

     
                     日本水準原点標庫)

    

 

 


大地震(57) 節電

2011-05-30 | 東日本大地震

         

 

     街中 どこに行っても ”節電””節電”。

   一般家庭でも 節電が 呼び掛けられている。

  冷蔵庫 冷暖房機器 照明 テレビなどが対象に

  ○冷蔵庫: 設定温度を”中”。 物を詰めない。冷ましてから入れる。 

    こまめに庫内掃除 庫放熱スペースの確保。

  ○エアコン: 利用を控える。設定温度を1度c控える。 
    
     フイルターの清掃。衣類等で調整。 風向きの調整。
 
     カーテンの併用。
 
  ○照明 : こまめにスイッオフ。 LED電球へ変更。
 
   ○家電テレビ等: 主電源 待機電力のOFF。 
 
   便座 電気ポット保温止め。
 
  が 節電の効果があるそうだ 実施のほどを・・・


大地震(56) 風力発電

2011-05-29 | 東日本大地震

 
                                   (阿蘇にしはらウインドファーム)

 

   前回のソーラー発電に関連して 今度は 「風力発電」を

  現在 日本では 風車が10年前の10倍の1600基以上が

  稼動しているそうだ。

  一基の高さ65m 羽の長さ40mで 近くで見るとその大きさに

  圧倒される。

  

  新設の「自然エネルギー協議会」は 太陽光利用のみならず

  風力も利用する。

  自然エネルギーの中でも 風力が最も大きな可能性があり

  発電にかかるコストは原子力や火力より高いが 

  他の自然エネルギーよりかなり安いのだそうだ。

  しかし デメリットもある 振動音 風きり音の騒音 

  風任せの不安定な発電 そして故障 等 

  どのように解決していくかが課題に。

  

  一方 福島原発に関わった東芝は 原発関係事業を縮小し 

 今度は 太陽光・風力発電の再生可能エネルギー事業に

 参入すると発表した。

  企業の変わり身は すばやい!

 


大地震(55) 駅弁

2011-05-28 | 東日本大地震

 

  

  今日28・29日 JR東京駅で「東北応援駅弁大会」が開催されている。

 東北の特産物を盛り込んだ駅弁を食べて被災地を応援しようと

 東日本の有名駅弁100種を集めて そのうち約50が東北地方から

 のもので 郡山駅の「福島牛牛めし」 仙台駅の「海の輝き~紅鮭

 はらこめし」 一ノ関駅の「平泉うにごはん」などが有名だ。

 また2日間限定販売の「東北応援弁当」もある。

 震災で鉄道網が寸断され 沿線の駅弁の売り上げは激減している

 ことから 製造業者を支えるために  この駅弁大会は

 4月上旬と大型連休に続き3回目になるそうだ。

 


大地震(54) ソーラー発電

2011-05-27 | 東日本大地震

                                (東京・千代田区内)

   この新築ビルの壁面に ソーラーパネルの発電状況等の

  モニターが映し出されている。

  もう既に稼動しているので 震災前から計画していたのだろう。

  大震災以降 にわかに太陽光利用の動きが大きくなって

  特に ソフトバンクの孫社長が リーダーシップを発揮し

  大規模太陽光発電所「メガソーラー」構想を打ち出し

  各県と連携して「自然エネルギー協議会」を立ち上げて

  建設するとニュースにあった。

  もうこの先 我が国において 原発の存続はないだろう。

  

 


大地震(53) 国際交流

2011-05-26 | 東日本大地震

                           (チュニジニア大使館)

 

 これまでに チュニジアと石巻市とは、姉妹都市提携に向けて

 準備していたが 1月中旬にチュニジアの突然の政変があり

 今度は石巻市が大震災に遭遇と 中断しているなか 

 4月15日 石巻市役所広場で 在日チュニジア人や大使館

 職員一行が チュニジア料理の炊き出しをし また支援金や

 支援物資の援助を行なったそうだ。

 

 そもそも チュニジアと石巻市との関係は 平成4年に

 チュニジアから 東北大学に留学していた学生が 宮城県

 国際交流協会主催の伝統行事ふれあい事業により

 町内にホームステイをした。

 その後も町民と留学生との交流が続き 平成9年に 留学生の

 兄でもある 在日チュニジア大使館の参事官が これまでの

 親切にお礼したいと石巻を訪れた。 その際 整備中の

 町道を「チュニジア通り」と命名するなどし 歓迎した。

 その後も交流は続き 「カルタゴ通り」「ジャスミン通り」

 も誕生したそうだ。

 そんないきさつをネット上で知り 大使館を覗くと 

 炊き出しの様子の写真が ウインドウに飾られていた。

    国際交流の意義 ここにありですね!

 

 

 


大地震(52) 人身事故2 青色照明

2011-05-25 | 東日本大地震

 

  この写真で 何かが 分かれば凄いですよ!

 

 これは駅ホームの端に設置されている ”青色照明”です。

 何故こな物があるかというと 青い色は 飛び込み自殺を

 抑制する効果があると。 青色は「気持ちの沈静化」で

 「落ち着き」「寂しさ」「沈静」という心理的影響をもたらすことから。

 また犯罪抑制からも 外灯 地下道 踏み切り等にも

 取り付けられているそうだ。

 

 昨日の本ブログの人身事故で この青色照明を掲載したが

 果たして 自殺抑制効果は どのようにしてみるのだろうか?

 

 


大地震(51) 人身事故 ホームドア

2011-05-24 | 東日本大地震

 

                           (山手線 恵比寿駅のホームドア)

 

    昨日 東京・JR山手線内で 人身事故に 遭遇してしまった。

  駅員が 目撃者を探して 飛び込んだときの様子を聞いていたが

  内容では 50歳ぐらいの男性とか?

  駅ホームドアの取り付けを早め このような人身事故を

  防げるようにしてもらいたいですね。

 

  この自殺の原因が震災の影響かは分からないが

  東日本大震災により 100社以上が 倒産して 阪神淡路大震災

  のときよりも 2倍の速さで進んでいると また間接的被害型の

  倒産が 直接的よりも多いとニュースにもあった。

  震災は 深く広く いろいろな人々に影響を与えている。

      


大地震(50) 点灯虫!

2011-05-23 | 東日本大地震

        

 

      街角の外灯がしゃれている。

    光感知センサーが 「点灯」の役目から 

       ”テントウムシ(天道虫)”の形をしている。

     ダジャレ的でユニーク 中々考えましたね!

 

    しかし 街の外灯は 節電の影響で 少々その役目を

    果たしていないところもあるようだ。その影響か

    都内でひったくり等の犯罪が多くなった由。

    節電しなければならない時間は 使用量のピーク時だが

    夜はその時間ではないので 柔軟な節電が必要だ。

 

    ここはしっかりと 役目を果たしている。その写真は

    本ブログの「大地震(5)地震雲」 をご覧いただきたい!。

    

 


大地震(49) 東電のお詫び

2011-05-22 | 東日本大地震

         

 

  東京電力の検針表・領収書とともに「お詫びとお知らせ」 が

 ポストにあった。

  内容は上のとおり とおりいっぺんの口上で 

    最後は節電の お願いだった。

  裏面には「被災された方への電気料金の支払い延期」と

 「停電に伴う電気料金の割引」があったが

   使用料金は割引はあっても 減免はない。

 これから先 やはり使用料金の値上げになっていくのだろう?

  また政府の資金援助 金融機関の債権放棄などと

   先が見えない 補償財源の現状に 

 今も避難されている方々には どのように 思われているか。

   東電社長が交代するという 

      責任のたらい回し 責任逃れのないことを・・・

 

 

 

 


大地震(48) 尾瀬

2011-05-21 | 東日本大地震

 

               (尾瀬ヶ原と燧ケ岳方面に木道を行くハイカー)

 

    何年か前に 訪れた 尾瀬国立公園

   ここ尾瀬(37200ヘクタール)の43%を 東京電力が所有しており

   このたびの 福島原発事故の賠償財源捻出で 売却案が

   浮上している。 東京電力は 数千億円の資産売却を目指して

   いるが 国が購入すれば 東京電力への直接支援として

   批判される恐れもあるといわれている。

 

   尾瀬は 大正時代に 水力発電の水源地として電力会社による

   取得が進み 東京電力が設立時の昭和26(1951)年に

   一部を取得したが 公園全体の4割 特別保護地区の7割を

   保有し 湿原保護 木道 公衆トイレ整備等で 年約2億円を

   拠出している。

 

      


大地震(47) 『三陸海岸大津波』

2011-05-20 | 東日本大地震

        
      

  

  この機に 『三陸海岸大津波』(吉村昭著)を読む。

  著者自ら現地を歩いて調査し

  明治29(1896)年 昭和8(1933)年 昭和35(1960)年

  のチリ地震津波を中心に 津波のすさまじさと 津波と闘い

  つづけた人々を記録している。

  この他に貞観11(869)年を始め明治27(1894)年までに

  15回も津波が発生しており 本の腰巻にもあるように

  ”繰り返し”の文字が重く感じらる。

  著者は 街の家並みと不釣り合いな防潮堤を見て

  「その対比に違和感をすら抱いたが 同時にそれほどの

   防潮堤を必要としなければならない海の恐ろしさ

  背筋の凍りつくのを感じた。」と述べている。 

   今回の震災の経験が 後世へどのように受け継がれて

  活かされていくか 決して”繰り返し”のないことを祈る。 

 

 


大地震(46) 書店

2011-05-19 | 東日本大地震

    

     このところの新聞や出版物等では  

          放射線に関するニュースや 情報が飛び交っている。

      

      都内 有名書店の特設コーナにも

   放射線や原子力にかかる本が うず高く平積されている。

   しかし 本の目次・内容などをみると ことが事であるので

   専門的用語が羅列していて 買って読むとまではいかなかった。

   またその知識を得ても 身をまもる対応ができない・・・

       線量計も 一人一台が必要になってきたようだ!

 

   

 

  


大地震(45) 解体現場

2011-05-18 | 東日本大地震

 

 

   大地震の現場? 福島原発の現場?

      いや 都内の ”ビル解体現場” の写真です。

  それにしても 放射性セシウムの濃度で土壌汚染が

  ひどくなってきた。

  都内の土壌が福島原発に近い茨城県よりも 4倍も高い

  地点があり 原発からの距離に関係なく ばらつきがあると

  ニュースにあり また 東京電力は ついに1~3号機の

  メルトダウン(炉心溶融)が  震災直後からあったと認めた。

   隠そう隠そうとする 責任逃れの態度は 当初から変わらない。

       ますます 不安材料が多くなってきている。

   もはや東電や保安院の発表は ”増幅” して聞くしかない。

 

 


大地震(44) 火山噴火

2011-05-17 | 東日本大地震

 

  5月16日 九州熊本・阿蘇中岳が噴火し

  警戒レベルを 平常の1から火口周辺規制の2に引き上げたと

  ニュースが流れた。

  写真は 平成4(1992)年に大噴火があり 噴煙が2500mに

  達したとき遭遇したのものだが。

  近頃 九州地区では 火山活動が活発化している。

  今年1月の 宮崎の新燃岳の大噴火噴火 また鹿児島・桜島は

  未だに年間数百回の噴火を長期的に繰り返している。

  これらが属する ”霧島火山帯” の活動が不気味だ!。

    地球マグマが 煮えたぎって 

           地殻変動が起こっているのでは?