あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

北海道旅行(135) 函館夜景

2012-01-31 | 国内・北海道

 

  この函館山(標高333m)から見る 夜景は 
    日本三大(神戸・麻耶山 長崎・稲佐山)
    世界三大(ミラノ 香港) と称せられている。

  125人乗りのジャンボゴンドラで山頂まで3分
  丁度時間帯が悪かった 団体客や外国人観光客とかさなり
  展望台は大混雑 少々土産物など物色して時間をずらす。
  
  市街に広がる光と湾のシルエットが調和してなかなかの景色。

  毎年8月13日は”夜景の日”とし 市内の明かりを消して
  より美しく見せており また12月~2月には市内の坂の
  街路灯がライトアップされ 夏より空気の澄んだ冬の方が
  魅力的になっているとのこと。

  
     * この函館の夜景をもって ”北海道一周旅行” は終了します。
             家人の修学旅行の足跡をめぐりながら
       北海道の自然にふれ その雄大さに感嘆しつつ
       さすがに北海道は広い。 一周といっても行けなかった所が多く
       また機会をみつけ あらためて訪れてみたい。

       感想・コメント等ありましたら よろしくお願いします。

 

  
 


北海道旅行(134) 五島軒

2012-01-30 | 国内・北海道

        

 

     函館で洋食といえば 函館山の麓 ロープウエィ駅近くにある
    「五島軒本店」へ

    1879(明治12年)に
西洋洋食店「レストラン五島軒」創業。
     屋号は、初代料理長・五島英吉に由来する。

    北海道旅行最後のディナーを 北海道産の肉や野菜に盛られた
    料理を食しながら 無事に何事もなく旅行できたことに
    乾杯し いままでの旅路に思いをはせた・・・ 

    

    

             


北海道旅行(133) 五稜郭

2012-01-29 | 国内・北海道

 

 

  函館駅から北東に3.5km 星形の五稜郭へ。
  

 五稜郭は 1857(安政4)年から7年の歳月をかけて 北方警備
 強化のため建てられた要塞で 稜堡(りょうほ)と呼ばれる
 5つの突角を星形五角形に配し 1867(慶応3)年に完成した
 日本初の西洋式の城塞となっている。

  堀の内側は約125,500㎡と  東京ドームの約3倍の面積。
 また水堀は約56,400㎡ さらに堀の外側は 約69,000㎡の
 広さがある。 水堀の幅は 最大約30m  深さは4~5mで 
 この堀の外周りは 約1.8㎞ の長さがある。

 このような型の城砦は長野県佐久市にある龍岡城と二ケ所だけ。

  公園の中心部には箱館奉行所が再現されている。

    箱館戦争など戦場への思いを寄せながら
                    夕暮れのなかを行く

 
 
 
 
 

                  水堀に映る五稜郭タワー

   旧五稜郭タワー(高さ60m)は 五稜郭築城100年を記念して
  1964年(昭和39)年に建造されたが 
  2006(平成18)年 新タワー(高さ107m)に建て替えられている。



北海道旅行(132) トラピスチヌ修道院

2012-01-28 | 国内・北海道

 

 

  函館空港の北1.5kmの高台の上にある 「トラピスチヌ修道院」へ

 こちらは 1898(明治31)年にフランスから派遣された8名の
 修道女が創立した日本最初の女子修道院。

 前庭までは立ち入りが認められており
   聖ミカエル像や聖母マリア像が置かれている。 

 売店と資料室が併設されており 修道女達の生活や修道院の
 歴史を知ることができる。
 
 修道女の生活は聖ベネディクトの戒律のもと 3:30の起床から
 19:45の就寝まで祈り 労働 読書を日課に共同生活を営んでいる。
 また 修道女の作ったマダレナケーキやバター飴などが売店で
 販売されている。

              

               修学旅行時のトラピスチヌ修道院


北海道旅行(131) トラピスト修道院

2012-01-27 | 国内・北海道

 

  JR江差線の渡島当別駅 裏手の山にある「トラピスト修道院」へ

 1896(明治29)年フランスから9人の修道士たちがこの地に訪れ 
 日本最初の男子トラピスト修道院を創設した。

 正式名称は「厳律シトー会灯台の聖母大修道院」という。
 ”トラピス”トという名称は かつてシトー会を改革したフランスの
 トラップ修道院に由来し ”
灯台”とは 近くにある葛登志(かっとし)
 灯台にちなんでいる。


 設立以来 農耕 牧畜 酪農を営み 北海道の酪農振興に
 多大な貢献している。特に1902()年にオランダから輸入した
 ホルスタイン乳牛により 道南の酪農の発祥の地になっている。
 
  赤レンガでゴジック風のシンメントリー状の建物は 最初の
  修道院が焼失したため1908(明治41)年に建てられている。

 今も40人ほどの修道士たちが ここで「祈り」「読書」「労働」という
 厳しい戒律のもとで生活を送っているとのこと。

  ここで造られるトラピストバターやクッキー バター飴 ジャムは
 北海道を代表する観光土産品として知られている。

     

           院内は立ち入り禁止 門扉の間から見た修道院


北海道旅行(130) 日暮山展望台

2012-01-26 | 国内・北海道

 

 

   森町と七飯の間にあるのが大沼国定公園

  小沼と蓴菜沼の間にある標高303m
の日暮山展望台からは
  大沼(奥)と小沼(手前)が一望できる。

 大沼(周囲24km)は 駒ヶ岳と大沼 小沼 蓴菜沼などの
 大小の湖沼群一帯の総称として呼ばれている。

 小沼(周囲16km)は 月見橋で大沼とつながり 
 湖畔周辺は緑豊かな森に包まれ 湖上に浮かぶ
 大小の小島は橋でつながり島巡りが楽しめる。

 大沼越しに駒ヶ岳を見るのが美しいとされるが
 生憎雲が天気で残念!
 

        

           


北海道旅行(129) オニウシ

2012-01-25 | 国内・北海道

  
  室蘭ICから 有料道路を経由して 落部ICまで利用して 
   国道5号線を南下 森町(もりまち)へ

 町は(旧)森町と砂原町とが合併して2005(平成17)年に
 誕生している。

 「オニウシ」とは 一般には”鬼牛”を思うが 
 
アイヌ語の「オニウシ」(樹木の多くある所)の意味で
 もう一ねりして「森町」としている。
 北海道内の町で 唯一「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶ。

 道沿いある道の駅「YOU・遊・もり」があり
 この奥には1974(昭和49)年開園した「オニウシ公園」がある。
 公園内500
本の桜が 春になると公園内に咲く。

 


北海道旅行(128) 室蘭駅・母恋駅

2012-01-24 | 国内・北海道

  
 室蘭駅は 東室蘭から枝分かれして室蘭本線の終点。
 1892(明治25)年開業

 現在の駅舎は 1997(平成9)年に 1km東側に移転開業している。
 吹き抜けのガラス張りで開放的ではあるが 旧駅舎に
 比べれば重厚さがない。

 駅前は 商店街も見られず 少々さびしい状況。

  
     

   旧駅舎は 1912(明治45)年の建物で
   1997(平成9)年まで 現役だったが
    現在 室蘭市の多目的施設として利用されている。

    1999(平成11)年 文化財建造物に指定され その後
  準鉄道記念物にも指定されている。

 

    一方 室蘭駅1.1km一つ先には 有名な「母恋(ぼこい)駅」がある。

  駅名は アイヌ語で「ボクセイ・オ・イ」(ホッキ貝がたくさんある所)
  の意味から。 1935(昭和10)年開業。
  駅名から 母の日のプレゼントに入場券に人気があり
  また 貝殻の中にホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりが
  入った駅弁「母恋めし」も有名。
 

 


都内に雪

2012-01-24 | 出来事・行事

       車がスリップ 凍結した路面に塩カルを撒いて対処するが・・・

     23日夜から降り始めた雪が 都内で4cmの積雪になった。

  24日朝には 降り止み晴天になったが 都内いたる所で
  写真のようなトラブルが生じている。
    
都内はかなり坂道が多く 凍結状態 加えて車も
  ノーマルタイヤでは事故になりやすい。

  既に 都内で300件の交通事故 30人が転倒してケガと
  ニュースされている。
 

    

       学校の前の道路では 先生方が”雪かき”を
       しかし 凍結してて苦戦していた。


北海道旅行(127) 地球岬

2012-01-23 | 国内・北海道

 

   白鳥大橋を渡って 室蘭の南東にある地球岬へ
  
  岬の名前の由来は アイヌ語で「チケブ」(断崖を意味する)からで
  海抜147mの岬から見える水平線が円弧に見えることからでは
  ないそうだ。
 
  海抜100m前後の断崖絶壁が約14km続く太平洋側は
  地球岬に代表される風光明媚な景勝地が連なっており
  特に 西側の海食崖の「馬の背」は156mもある。

  朝日新聞社主催の「北海道の自然100選」(1985・昭和60年)で
  得票第1位に選ばれ 一躍全国区の知名度となった。
  室蘭八景の一つにも選ばれ 初日の出の名所としても知られる。

     「チキウ岬灯台」は 1920(大正9)年に初点灯。
                    灯高131m 光達25海里

 


北海道旅行(126) 白鳥大橋

2012-01-22 | 国内・北海道


  白鳥大橋は 室蘭市陣屋地区と 室蘭湾を渡り 祝津地区に
  架かる 国道37号の自動車専用の橋で
                 長さ1380m
 主塔高140m
 1998(平成10)年に完成 東日本最大の吊橋 夜には風力発電
 によるライトアップされ観光名所になっている。

 橋名の由来は 室蘭湾の別名 ”白鳥湾”から。

 渡るに際し 有料かと思い金を用意していたが どこにも
 料金所らしきものがない。 こんなに立派な橋が無料なのに驚く。

 これには経緯があって 当所計画案では 有料化とし
 相当の交通量を見込んだが 周辺の人口が減少し 
 計画どおりの採算が見込めなく 完成直前まで通行料問題が
 迷走して 道路公団等も受諾に難色 また白鳥新道2期区間が
 未完成であることから ”暫定無料”として 今日まできている。 

  因みに この地区は 宇宙人大臣の選挙区(北海道第9区)
  であった。 
     

 


北海道旅行(125) 昭和新山

2012-01-21 | 国内・北海道

 

   昭和新山は 1943(昭和18)年暮れから1945(昭和20)年9月
  までの 2年間に17回の火山活動により 地割れとともに一帯の
  麦畑や松林が隆起し 突然できた溶岩ドーム。

  当時は太平洋戦争中であったため 噴火の事実は伏せられ
  公的な観測すらできなかった。 しかし地元壮瞥の郵便局長が
  その経過を詳細な観察記録として残していた。
  また それと平行して 家と農場を失った住民の生活支援の
  ため その土地を買い上げた。
  そのため 現在 世界でも珍しい私有地内にある火山となっている。
 
  1957(昭和32)年に国の特別天然記念物に指定された。

     当時標高407mあったが 温度の低下と侵食などで年々縮小
  傾向にあり398mになっている。

 

               

                  修学旅行時の昭和新山


北海道旅行(124) 洞爺湖

2012-01-20 | 国内・北海道

 

   洞爺湖は 支笏洞爺国立公園にあり 洞爺カルデラ内にできた
  湖で 東西11km 南北9km 面積は日本で9番目 
  カルデラ湖としては屈斜路湖 支笏湖についで3番目
  中央に浮かぶ中島は面積約5km2 標高455mでかつては
   定住者がいたそうだ。
   2008(平成20)年に日本百景に登録された。

  ”洞爺”は アイヌ語で「トヤ」(湖に面した丘とういう意味)から。

  この地域は 道内でも気候温暖なことから北海道の湘南地方とも
  いわれており 農業に適した気象条件でもあることから
  ビート アスパラカス メロン トマトなどが作られている。 


             

               修学旅行 洞爺湖畔にて

 

 

 


北海道旅行(123) 洞爺湖サミット

2012-01-19 | 国内・北海道

    車は 国道230号線を南下 洞爺湖町へ

   2006(平成18)年3月 虻田町と洞爺湖村が合併して
     洞爺湖町が誕生している。 

2008(平成20)年7月7日~9日(3日間) 参加国
   
   日本 アメリカ合衆国 イギリス フランス イタリア ドイツ
   カナダ ロシア連邦及びEU委員長の参加により
   北海道洞爺湖サミットが開かれた。
   町内には当時使用された調度品の展示や会議の議題
   となった地球環境への取り組み各首脳の紹介などが
   展示されたサミット記念館もある。
   
   会場となった”ザ・ウィンザーホテル”が山の上に見えたが
   一泊の宿泊料が高いので 我々には手が届きません
   素通りいたしました。
   
     、

                         


北海道旅行(122) ルスツ

2012-01-18 | 国内・北海道

  
  国道230号線を 中山峠を越え 留寿都(ルスツ)村へ

 村名は アイヌ語で「ル・スツ」(道が山のふもとにあるという意味) 
 1925(大正14)年マッカリベツから分村している。

  秀峰・羊蹄山を背景に遊園地 ゴルフ場 スキー場や
 高層ホテルがあって 村とは思えない 一大リゾート地となっている。

 留寿都ブランドとして高く評価されるジャガイモ アスパラガス 
 スイートコーンなどの畑作物を生産している。

 このブログの 「静岡旅行(22) 赤い靴」で掲載した 赤い靴の
 母思像が この赤い靴公園にあるとのことだったが 寄れなかった。

  「指圧の心 母心 押せば命の泉涌く」で有名になった
 この地の出身 波越徳冶郎の像が 道の駅「230ルスツ」にあった。