教会内に入って 目が薄く暗さから慣れてくると
先ず 圧倒される広さと天井の高さに アーチ型天井を飾る
網状のハリがその美しさを表現している。
また 20世紀初頭に造られた 左右にある六つの礼拝堂の
上にあるステンドグラスが印象的。
「聖キリストと聖メトディウス』は
チェコを代表するアール・ヌーボー画家の
アルフォンス・ミュシャが 4万枚のガラス片を使って
1934年に完成していることで有名だ。
最も有名な、ミュシャ作「聖キリルと聖メトディウス」
パリのノートルダム寺院を真似たという
バラ窓のステンド・グラスは
天地創造の日々を表しているそうだ。
西側正面の出入口の上部にある「バラ窓」は
ゴシック・リヴァイヴァル様式で造られ
聖書の創世記の場面が描かれている。
内部は 高さ33mのゴシック様式の天井で、
美しく交差したハリは見ごたえがある。
また祭壇の上に作られた「聖ジキスムントの昇天」の像や
正面のステンドグラスも素晴らしい。