あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

インド紀行 27 急行列車

2015-11-30 | インド紀行

 

 

そうこうしていると 
今回乗車する列車が
一番ホームに入線してきた。

このシャターブディー急行12002号は
ニューデリー 6:00出発し
マトゥラー アーグラ 
9:30グワリオール ジャンシーを

経由して 終点 ボパールへは :05着である。

シャターブディー急行は
インドの急行旅客列車で
近隣大都市間を高速で結び

1988年から運行されて 
始発駅を朝早く出発して
終着駅に昼頃に到着。


約1時間程度停車した後
再び 朝の始発駅に向かって出発し

その日の晩頃に 引き返す システムになっている。

因みに「シャターブディー」とは
 ヒンディー語で「一世紀祭」の意味で

これは シャターブディー急行の運行が
インド初代首相の ジャワハルラール・ネルーの
生誕100年を記念して 開始されたことによるそうだ。

 


インド紀行 26 野良犬

2015-11-29 | インド紀行

 

プラットホームを 我が物顔に
野良犬が闊歩している。

首輪なるものも付けてはいなく
 当然 狂犬病の処置もないことだろうから。

噛まれないように こちらから避けた。


これから先 何度か街中で野良犬を見るが
 場所はいつもゴミ捨て場で

何か食べるものをあさっており 

インドでは ペット的な飼い犬は少なく
 野良犬のほうが多く 大した餌もないので
 その寿命は 短いようだ。


しかし 牛同様に 虐待を受けることないので
 今 増えすぎた野良犬が
社会問題になっているとか。

犬といえば 猫だが 
今回のインド旅行で一度も
猫を見かけることはなかった。


猫の性格上 喧噪の中での生活は難しく
 人目のつかない所にいるからかな?

それは「岩合光昭の世界ネコ歩き」を
見ても思うが。

また こんな話もある。
「ヒンズー教では “ねずみは 神の使い“と
されているので 
そのねずみを採る ネコは けしからん。」
というわけで 猫は飼わないとか。

 


インド紀行 25 インド鉄道

2015-11-28 | インド紀行

 

 

イギリス帝国の支配の中
1853年アジア最初の鉄道建設が始まり

最初の路線は
ボンベイ(現 ムンバイ)~ ターネー間 約40kmで 
日本の1872年よりも早い。


インドの鉄道総延長キロ数は
62000kmを超えて
アメリカ・ロシア・カナダ・中国に次ぐ
世界第5位になる。

しかし 鉄路の軌道は 
植民地時代の名残で 
広軌(1.676m) 
標準軌(1m) 
狭軌(0.762または1.610m)と 


こんなに軌道が まちまちな鉄道網をもつ国は
他にないのではないかと いわれている。
 

ここニューデリー駅は 
1926年開業し 
現在16面18のプラットホームがあり

毎日300を超える列車が発着しているそうだが

松本清張「点と線」の東京駅の場面を思い起こす。

 

 


インド紀行 24 ニューデリー駅

2015-11-27 | インド紀行

 

ニューデリー駅のエントランスに入ると
 
列車が到着するまでの時間を待つのか

 
所かまわず 床に寝ている人が多くいる。

奥の壁には 列車の発着を表示する
 
電光掲示板があり ヒンディー語と

思ったら 英語にも切り替わった。


改札口脇で 空港と同じく 

セキュリティチェックがあり
 
手荷物検査とボディーチェックを受ける。

我々も ホームに入って 

まだ発車まで 時間があるので

待合室(ウエイティングルーム)に

行くが 満席!

 
ガイドが 女性専用ルームを

使うようにと いうことで
 
当方も入室するが 違和感があり

隅で小さくなっていた。

 


インド紀行 23 第2日出発

2015-11-26 | インド紀行

 

 

3:40 モーニングコールで起床し 

荷物整理 支度をして 4:40ロビーに集合

ホテルの用意した 朝食弁当を受け取り

 まだ 夜が明けない中 


ホテルから 北約1km先の 

ニューデリー駅に向かう。


駅前は 早くも交通渋滞で

 クラクションが 鳴り響き


信号機があっても 用を足さない。

構内まで入れず ゲート前で下車し 

荷物を引いて 改札口に向かう。

 

 


インド紀行 22 ドラえもん

2015-11-25 | インド紀行

 

 

部屋のテレビをONしたら 
いきなり「ドラえもん」が映る。

音声はヒンドゥー語であるので
分からないが 映像は正にドラえもん。


当方のベトナム紀行でも
ドラえもんを話題にした

近年 インドでも ドラえもん 
ハローキティ 忍者ハットリくん等の

アニメ番組が 子どもたちの間で 人気なっている。

日本の代表ブランドである
ソニー パナソニック トヨタ ホンダよりも

知名度が上がっていると言われている。

因みに ドラえもんは「ヒンドラ」
ドラえもんが好きなドラ焼きは
「ドラケークス」というそうだ。

 


インド紀行 21 第一夜ホテル

2015-11-24 | インド紀行

 

 

インド 第一夜の宿泊は 
ニューデリーの市内中心部にある
「メトロポリタン ホテル」へ

この ホテル 2000年に
ザ・メトロポリタン/ホテル・ニッコー・ニューデリー
として開業し 20
07年まで
JALホテルズが運営していたが
現在は サンエアー・ホテル社により運営されている。

5つ星の客室は178室 ホテル内には
日本食レストラン「SAKURA」があるが
我々は宿泊のみ。

客室は ナチュラルカラーを基調とし
斬新なデザインの照明や
インドのモチーフが飾られ
こざっぱりした部屋になっている。

なお ルームナンバーが 
家人の誕生日と同じで
ちょっとしたプレゼントになった。

コロニアル風の白い建物であるが
夜に着き 朝早くチェックアウトしたので

その姿は 確認できなかった。

 


インド紀行 20 インド門

2015-11-23 | インド紀行

 

大統領官邸を見て後
最終日の見学に入っている「インド門」へ 


訪れた10月2日は 国父と言われる
マハトマ・ガンジーが生まれた記念日で

門周辺には多くの人々でごった返していた。

 なお インド国家が定める祝日は
1月26日共和国記念日
8月15日独立記念日と
この日のガンジー誕生日の3日しかなく
これ以外の祝祭日は 州や宗教によって異なっている。


インド門 は 大統領官邸とラージバド通りの対極
真東にある「慰霊碑」で

1931年 パリの凱旋門を基に
イギリス人によって設計された門型の
モニュメントで 高さ42mある。


第一次世界大戦で イギリスに協力して
参戦し戦死した インド兵士を追悼するために造られた。
壁面には 戦没者13,500人の名前が刻まれている。

また インド最大の都市ムンバイにも
「インド門」があるが 慰霊碑ではないそうだ。



インド紀行 19 ラージパト通り

2015-11-22 | インド紀行

 

空港から ニューデリー市街の
宿泊ホテルへ ツアーバスで向かうが

現地ガイドの機転で 
このラージパト通りの一帯の見学は
 最終日に組み込まれているが

「当日の交通事情から見学が難しくなるので
 これから案内します。」

ということで

広く整備されたラージパト通りの一角に立ち
突き当たりに有る 大統領官邸を望む。

この大統領府から始まるラージパト通りの両脇には、
政治 司法 行政を司る全ての建物があって
インド政府の要所になっている。

官庁街であるので普段は閑散としているが
1月26日共和国記念日にはパレードが繰り広げられ
この日だけは人であふれかえるそうだ。 


時は夕暮れで 時間とともに
ますます暗くなっていく中で

大統領官邸(ラシュトラパティ バワン)が
シュルエットとして見えてくる。

国家元首の公邸としては 世界最大規模を誇り
4 階建 床面積 19  km2 
部屋の総数は 340 室という
この建物は
街の中心部に 130 ha もの広さを占め

ムガール様式と西洋の伝統的な建築様式が
入り混じった建築となっている。 

 


インド紀行 18 軍事力

2015-11-21 | インド紀行

 

 

空港から 東北約16kmの
市街地に向かう途中 
いくつかの軍施設等を目にした。

特に インドは近年 国民総所得が上がり
その経済発展を超える速度で
軍事力の拡大を続けて
「軍事大国化」をはかっているようだ。

予算は 約363億ドル(2013年度)
兵役は 志願制で その兵力は 
陸軍113万人 海軍5.8万人 空軍13万人
            (Military Balance 2014)

今までは 中国やパキスタンとの間で
領土紛争があって「侵入を防ぐ」ことで

陸軍が主役であったが 

近年のインド洋を取り巻く環境の変化により
空母 原子力潜水艦を配備するなど
インドの国防費は日本円でおよそ3兆円。
10年前の 3.5倍にふくれあがり
特に 海軍の予算の拡大が続いている。

また 武器の輸入額では世界一だそうだ。

 

 


インド紀行 17 インド国

2015-11-20 | インド紀行

 

 

ここで インド国の概要を

 ○1947年 英国領より独立して インド共和国  

○国旗は サフラン 白 緑の 3色の横じま
サフラン色は 勇気と犠牲 
白色は 真理と平和 
緑色は 大地と誠実を表す
中央の法輪は 古代文明を象徴している。

○面積 約329万km2
(世界第7位) 日本の9倍弱

○人口 約12億8274万人
(2015年推計)世界中国に次ぐ

○政治は 連邦共和制で
議会は二院制
(上院245議席 下院545議席)

元首は大統領で 首相は大統領が任命する形だが
実際の力は首相のほうが上とのこと。

在留邦人は 8,313人(2014年10月)

日本との時差は3時間30分 
国土は広いが 国内時間は共通。

 


インド紀行 16 インド入国

2015-11-19 | インド紀行

 


成田を飛び立ち 9時間半のフライトを経て 

現地時間17時を過ぎ 首都ニューデリー
元女性首相の名前を冠した
「インディラー・ガンディー国際空港」に到着し 
入国審査・荷物を受け取り 
18時 現地ガイドが迎えるゲートにたどり着く。


この時点で 今回のツアー参加者全員 8名が揃う。
その構成は 夫妻と友人同志 各二組であるが
今までの海外旅行で 最小人数であった。 


インド観光省は 今年4月の外国人観光客数は54万人
2014年4月の53万人 2013年4月45万人と
年々上昇傾向にあると発表している。

その中で 最も来印の多かった国は
バングラデシュで
全体の15.6%を占める。
続いて アメリカ合衆国 イギリス
スリランカが上位にランクインし

日本は全体の2.9%を占め
9位にランクインしているそうだ。

 


インド紀行 15 ガンジス川

2015-11-18 | インド紀行

 

 

いよいよインド上空に入る。
眼下に帯状の川が見えるが
「ガンジス川」と思われる。
ヒマラヤ山脈から北部を流れベンガル湾へ注ぐ
 全長約2525kmの大河である。

今回の旅行では「バラナシのガンジス川や
朝日を浴びて祈る沐浴風景を見る」の
コースは含まれていないので
 空から眺めにとどめる。

もし訪れるとなれば 
その中心都市バラナシは

ヒンドゥー教 仏教の一大聖地で
首都デリーから 南東に約820km
カルカッタから北西に 約700kmの場所に位置し
両巨大都市を結ぶ幹線鉄道と 国道2号線の
ほぼ中間地点に位置している。

聖なるガンジス川を中心に
広がるバラナシの市には

年間100万人を超える参拝客が訪れ
ガンジス川の西岸に伸びる
階段状のガートで身を清め

市内の寺院に参拝している様を
見ることができるそうだが

またの機会にしよう。

 


インド紀行 14 機内食

2015-11-17 | インド紀行

 

 

日本を離れ 上海上空から さらに進み
約2時間が過ぎて昼食の機内食が
配膳される。

当方は 特別食の指定もないから
あてがいの ”ハンバーグ食” をいただく。 


食後 眼下に 豊かな水を蓄えた湖が
はっきりと見えてくるが
「太湖」だとわかる。

無錫の上空 左には 蘇州の町が見え。

湖のはるか彼方には 杭州がある。

6年前 上海旅行で 眼下の町にも
訪れているが また上空から訪れることができた。

あらためて かつての旅行の思い出が 蘇ってくる。


インド紀行 13 機内特別食

2015-11-16 | インド紀行

 

 

シートベルト解除のサインが出ると
アテンダントが 盛んに通路を 行き来している。

すると「AVML」と書かれた紙を 
前の席の肩に張り付けていった。

はじめは 何の張り紙かと思ったが

「AVML」とは
“アジアン ベジタリアン ミール”で 
つまり この席の人の食事のメニューを
提供するサインであった。

インド行の国際線である 
宗教・主義信条・健康上などの理由により、

特別食を希望する人が 搭乗していることから
間違って提供しないための ものであった。

機内特別食は 航空券を購入するときに
事前に 指定することができることになっている。

アジアン ベジタリアン ミールは
宗教上 ビーフ ヴィール(仔⽜) ポーク
及び それらを利⽤した⾷品は 機内⾷として提供せず
鶏肉 羊肉 山羊肉 魚介類などが
メインディッシュのミートとなっている。

           因みに 特別食には
           ○宗教上は

            ヒンズー教徒 ユダヤ教徒 イスラム教徒
            ジェイナ教徒向けが

           ○主義信条は
            ベジタリアン 生野菜 オリエンタル食

           ○健康上では 
            アルギー 糖尿病 低グルテン 低脂肪
            低塩分
低カロリー シーフード フルーツなど

                      ○加えて お子様向けには 
                         離乳食 幼児食 チャイルドミール
           もあるそうだ。

 

こちらは 機内食のギャレー