花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ハードな散歩@ぶどう郷・勝沼

2006-09-05 | 花・風景・旅・他


夏の勝沼は一面ぶどうの葉の緑で覆い尽くされます。
ぶどうの季節になるとぶどうとワインを買いに勝沼を訪れるのがすっかり毎年恒例になりました。さいたま~勝沼ぶどう郷駅までJR片道1,890円(往復3,780)ですが、ホリデーパス指定区間内どこでも上下車自由で2,300円を利用すると、プラス大月~勝沼ぶどう郷間の差額片道400円ですから往復で1人3,100円です。特急なんて贅沢しません、その分でランチにワインを一本つけるんですから!荷物になるぶどうやワインの買いだしなのに電車でいくのもランチのワインと試飲のため。そしてエネルギー消費のためにひたすら歩く!!(町民バス距離問わずで1回100円もあり)



【勝沼には何度も足を運んでいるのに初めて訪れた大善寺(別名ぶどう寺)。
 718年、僧行基が勝沼(柏尾)で修行中、夢に右手に葡萄を持った薬師如来が
 現れた。行基が夢の姿と同じ薬師如来像を彫り安置したのが、今日の柏尾山
大善寺である。その後薬園をつくり葡萄の作り方を村人に教え、栽培される
ようになったのが甲州ぶどうの始まりと伝えられている。重要文化財の薬師
 3像が祀られる薬師堂は国宝。また、武田勝頼が武田家再興を図ろうと大善
 寺で戦勝祈願したが、家臣の半数に逃げられ裏切りにもあい結局織田徳川連
 合軍に行く手を阻まれ自決、このとき寺にいた尼が武田家滅亡の一部始終を
 書いた「理慶尼記」も保管されている。                 】


日差しが強く写真失敗ですみません。


勝沼ぶどう郷駅から葡萄畑を縫うように遊歩道があるはずが途中閉鎖されていて道がわからなくなりしかたなく車が行き交う舗装道路をあるきました。歩くこと30~40分程、大善寺は屋根の曲線と向こうに見える緑が美しい姿のお寺です。 現在の薬師堂は鎌倉時代に建立されたものを昭和29年に解体補修しているそうです。
薬師如来像に勝沼のぶどうとワイン産業の繁栄を祈ってお寺を後に、次はワイナリーをめざします。
到着した朝方は涼しかったものの日が上がるにつれ夏の暑さがぶり返したように暑く汗だくで歩きました。 つづく・・・