花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

勝沼・ぶどう&ワイン買いだし

2006-09-07 | 花・風景・旅・他
第3話、これで完結です。 
長いですが日帰りです。


丸藤葡萄酒工業は創業1891年4代続くワイナリーです。
以前訪れた折りには、昔はコンクリートタンクであったという瓶貯蔵庫をみせていただき、壁一面に輝く酒石に見とれました。 

ここのおっちゃん・・・と言っては失礼ですが、(たぶんぶどう作りをしてるお兄さんが社長さんでワイン醸造がいつもワイナリーにいらっしゃる専務さん、下の弟さんは神楽坂でレストラン経営だったかと)大村春夫さんはお髭のお顔がしぶーい方です。
とっつきはちょっと怖そうですが話しているととっても楽しいおじさまになります。
今年もいつもと同じ甲州シュール・リー、そして今まで購入したことのない赤も買いました。

日本の赤ワインはあまり好みなものがないし、借りにおいしいと思う物があっても値段が高かったりと敬遠していたんですが、今年久々に赤を試飲して即購入決定です。 メルローを使ったルージュ樽貯蔵2002です。
値段といい、これなら断然買いです。 他の年のはなぜかこれより値段が高いのですが比べるとこちらの方がおいしいという不思議。 値段つけ間違えたなんておっしゃってましたけどね。
そのあたりの値つけの事情はわかりませんが良くできたから高くつけるというわけにはいかなそうです。

それぞれポケットマネーで、ダーリンがシュール・リー(白)とルージュ樽貯蔵2002(赤)を各1本、私が同白3本と赤1本買って配送をお願いしました。 
「そんなに買うの?」というダーリン。
「○○さんに1本あげて、居酒屋さんに持っていって・・・」と言っていると今度は
「え?全部出ていっちゃうの?うちには残らないの?」となんとも悲しそうな情けない声
「わかった、わかった、あげるのは2本にしてあとはウチ用にするから」
これには他にいたお客さんも笑い顔。
すっかり「おもろい夫婦」になってしまいました、私たち。 

もっとお話していたかったものの、お昼はとっくに過ぎてお腹も空いたのでおいとまします。 中央葡萄酒にも行きたかったんですが、さすがに疲れてギブアップです。


勝沼は大好きなんですが、難点は歩道とレストランが少ないこと。 
さらに歩いて歩いて汗だくになってようやく遅いランチとワインにありつきました。

さて、ぶどうをまだ買ってなかったんですが、結局疲れてしまってワインを買うにとどまり帰路につきました。
で・・・帰ってからスーパーで山梨産のぶどうと桃を購入。 あれぇ?今回のメインはぶどう酒よりもぶどうじゃありませんでしたっけ?

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勝沼に到着してから駅に戻るまでの歩きは約19,300歩。(しっかり万歩計なんてつけてたりして) 
普段の週末ウォーキングの2倍まで行かない歩数なんですけど炎天下、往来する車を気にしながら歩いたせいかえらく疲れました。 翌日は下半身筋肉痛であひるのような歩き方という情けない姿に。 掃除と洗濯とご飯つくる以外はほとんどお昼寝状態でした。 

ピンポ~ン

あ・・・ワインが届いた~♪




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去年の甲州シュールリー(収穫2004年)はとってもおいしかったのですが、今年は(収穫2005年)そこまではいかなかったらしいです。 それでも私は十分いつもと変わらずおいしく感じたんですけど。 今年収穫のぶどうはいいそうですから、来年できるワインはきっとおいしいですよ♪

シュールリーというのは製法のことで、短く説明すると発酵後、澱引きしないで熟成させる方法だったかと。

今年は行くのを断念した中央葡萄酒のシュールリーは丸藤より少しすっきりドライめだったと思います。 他の白ワインも収穫畑別に名前あったりするので、比較するのも楽しいです。 お値段もそれぞれ違うのでちょっと贅沢品もあります。