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38LEDランプ 定電流回路に

2016年11月27日 | electro_craft
LEDランプのちらつきを軽減するために定電流回路に変更してみました。

Trはたくさん持っているC1815を使用しようかと思ったのですが,より安定させるために,C3328あるいはC2655を使います。回路図上,C3328とありますが,C2655でもかまいません。
問題は,この電球の基板とLEDとの間が,約1cmしかないこと。
小さく作るのはもちろんですが,背も極力低くしないと基板同士が干渉しますし,思わぬ事故を起こしかねません。カプトンテープを巻いておきましょう。


簡単な回路ですので,パーツはすべて寝かせて作りました。TrはC2655を使ってます。


元々の基板の方はR3の550Ωを抜きこの部分をショート。140Vがきてますので,念のために耐熱絶縁テープを貼っておきます。
左のコンデンサを10uFに変更。


配線をして動作確認。明るいです。もちろんちらつきも改善してるはず。


明るさ比べ。右がリプルの多いこれまでの電球。左が定電流化したもの。


定電流化基板を小さく刻んで,


それぞれをつなぎ,


ふたを閉めて。完成。
ただ,2つの電球を電球を揺すってみたりして比べたんですが,目視では改良前の電球もそれほどちらつき(100Hzのはず)は分かりません。コスト的にはこのままでもいいかもしれません。


記録のため,変更の過程を載せておきます。
電流値ですが,I=Vbe/39で16.6mAってとこでしょうか?(Vbe=0.65V)
これくらいの明るさなら文句はありません。かえって20mAを欲張ってLEDの寿命を短くするよりいいんではないでしょうか?

※前回の配線図が間違ってました。訂正しておきます。

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