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古マンガン電池をバラしてみる

2024年10月18日 | その他の工作

使えなくなったニッケル水素電池を捨てようと排気用のビニル袋を開けてみたら,単2なんですが,マンガン電池が入ってた。たぶん電波時計か何位かに入れて使えなくなって廃棄したのだと思います。古い電池ですので,マイナス極の亜鉛はたぶん使えない。2酸化マンガンも使用後ですので,化学反応を起こしていて,二酸化マンガンではなくなってるし,電解液も染みこんでますのでまあ使えないとして,唯一炭素棒は純度が高いのでストックしておけば何かに使えそう。ッテことで,机のまわりが汚れるのも顧みず,取り組みました。

バラしたのはこれ。ダイソーのやつみたいです。

ニッパーで+側のケースを食いちぎ利,おしりを押すとスーと抜けます。

案の定、亜鉛がもうぼろぼろになりかけてます。

いちばん外側のケースは、磁石にひっつきますので,鉄のようです。

亜鉛はセパレーターで覆われてました。それにしても,亜鉛ケースを押せば容易に穴が開きそう。亜鉛板を取り出すのはあきらめです。

剥がしていくとガスケット部分と炭素棒(黒鉛)が出てくる。

中に二酸化マンガンの粉が固まってる。ドラーバーなどで突っついて中身を出そうとしましたが,

そのうち亜鉛ケースが割れました。こうなればあとはぼろぼろ粉を落としていくのに。黒鉛棒が取り出せました。

それにしても亜鉛部分はぼろぼろです。

もう一本も!

やはり亜鉛はぼろぼろです。

ということで,黒鉛棒二本を回収してお仕舞い。

バラす前によく見なかったので,電解液がどっちなんだか分かりませんでした。

・塩化亜鉛水溶液 (塩化亜鉛型電池)


・塩化アンモニウム水溶液 (塩化アンモニウム型電池)

こちらから引用

 

ということで,亜鉛板と二酸化マンガンは劣化のため回収は断念。唯一黒鉛棒は使えそうです。

新品のマンガン電池からは亜鉛板も二酸化マンガンも容易に取り出せることは分かりました。

 

 

水の電気分解とか大電流を流して溶接でもできないかなと妄想!

バーを見るとうっすらとコーティングしてあるみたいです。あまり手が汚れなかった。これを剥がして使います。

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