お盆休みということで,娘殿が帰省してきたのですが,なにやら押し入れから宝石箱(といったって貧乏な我が家ではたいした物は全くないのですが・・・・)を探し出して開けています。冠婚葬祭用の真珠のネックレスとか指輪とか取り出して物欲しそう。奥様ももうあまり使うことがないようなので,みんな持って言って良いよと大盤振る舞い。ホントにたいした物はないのです。孫娘までわいわい言って七宝の小さなネックレスを取り出してもらってました。
ひとしきりして,「これ直るかねぇ~」と言って持ってきたのが,小さな腕時計。腕時計なんて普段からまったくしたことのない奥様ですので,「直しても使わねぇだろ」というと,「子どもにあげるかも」と・・・それがこれ
時計の直径は16~7mm,ベルトは8mmくらいの小さなモノ。私の目では文字盤の文字はまったく見えません。
ほったらかしたモノなので,たぶん電池切れだろうと中を開けてさっそく電池の型番確認。直径5mmくらいの米粒。ルーペでやっと確認できた。どうもSR152SWというモノらしい。さっそく注文。
あとは入れ替えるだけなんですが,何という時計かなとルーペで調べてみると,やっと分かりました。
SEIKOのCREDORというモノらしい。でも買ってやった記憶は全くない。自分で買ったのかな??たぶん50年以上前のモノでしょう・・・
ベルトの付け根にダイアモンドがちりばめられています。いえ,嘘です。たぶんガラス玉か,ジルコニウム(笑い)。
裏蓋に傷が付いてます。カッターナイフの刃を差し込んでこじり開けました。傷はたぶん私がつけたモノじゃないよ!
で,やっと電池が届いて,入れ替え。オーバーホールはなし。ブロアでほこりを払う程度。
何とか動いているようです。420円の出費。
それを見ていた孫娘が,「あの~・・・これも直る?」もってきたのが,
これ!made in ChineのCITIZEN。1000円くらいかな?
小学生の低学年のころ,せがまれて勝手やったモノ。これも電池切れ。電池を注文するときいっしょに言ってくれたら良いのに,,,仕方なしにまた注文。
こんどのは,SR626SWというらしい。
ケースは結構大きいのに電池はまたもや5~6mmの米粒。まあ電離交換で何とか動くでしょう。
と,熱中症の警報が出ている中,温室(作業室)でちょこっと工作でした。
星夜撮影架台はモータが出てきたので,取り付けを考察中。
そんな時に我が家で愛用しているのは「KURE シリコン ルブ スプレー」です。
プシュ―ッ!と適当にスプレーして乾くまで待ってから蓋を閉めます。
分子量が小さめのシリコン成分以外に余分なものが入っていないから悪さをすることが少ないと感じています。
妻の35年位前の腕時計がスプレーするだけで数年前に蘇りました。電池交換で今も正確に時を刻んでいます。
他にも置時計3台ほど蘇りました。
元々は玄関ドアヒンジのキシミ音対策で購入しました。10年経過しましたが快調です。
動きが渋くなったプラスチック製品にも大活躍です。
摺動する箇所は何でも使えます。
油分ゼロだから埃がつかなくてとても良いです。
注意すべきなのは床には吹き付けない事です。滑って滑って危険です。