アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

働き方の改革とか

2018年06月13日 | 生活
今、またろうが就職活動中なので、会社と自分のハッピーな関係の作り方といったことに思いをいたすことが多いのですが、その中で
こんな記事
高橋まつりさんの死は人ごとか 東大OGの過労死を巡って
をたまたま見まして

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ほんとに悲しい…親としては一番やりきれない結末

この記事の中で
「過労死をした彼女は根性がない、なんて誰にも言うことはできないと思う」
というフレーズがあって、ちょっと引っかかりました。

過労死するなんて根性がない、っていう発想ってそもそもあるんですか??

方向違いも甚だしいですよね。根性なければさっさと逃げるよね

自分が会社に提供できるものはココまで。
という線をさっさと引いちゃって、そこは越えない範囲で働くし、それで通用しなければ
(パワハラしてくるとか、首切られるとか)
…撤退する。

私は根性なしを貫いて早や四半世紀

常にホワイトな働き方をしておりますが、
それは、自分がさっさと仕事を片付けたら
それ以上の仕事が降ってこないように逃げる。いや降ってきても断る。

給料分の仕事はするけどそれ以上はしない。
給料が増えすぎないようにがんばる(笑)

会社と自分の両方にとって不満のない線を探る。


まつりさんは、責任感の強い人で、指示されたことはしっかり最後までやり抜くタイプだったそうで、
それはとても立派だけれど、何が間違っているかといえば、

お母さんのコメント「過去に電通で過労死事件が起きていることをまつりは知っていました。けれど、その上で『激務でも、自分なら大丈夫』と自信を持っていたのだと思います」

の、「自分なら大丈夫」のところ。

なんでそう思った?? 能力が高いから? 頑張れるから??

能力も高くて、頑張れる、最後までやり抜くタイプだったら激務の職場にいて一番危ないに決まっているじゃないですか。

働き方改革の議論で、政治家たちは、仕事効率を上げてさっと帰ったっていいんだぜ的なことを言ったようですが、
そりゃー「ただし根性なしな人に限る」ってなもんです。

さっと仕事上げて、どっと仕事降ってきて、
結局帰れません。

「研修期間が終わった高橋まつりさんの仕事量には際限がなくなり、残業で早朝の4~6時に退勤することが日常茶飯事となっていた。」

会社の立場から考えると、「能力も高くて、頑張れる、最後までやり抜くタイプ」の人がせっかく入社してくれたら、使いつぶしたりしないでうまく長く活用したらよさそうなもんですが、

…馬鹿なんですかね??…

会社が馬鹿で無茶ぶりしてくる場合は、根性ある人は自分の身を守れません。でもそれでつぶれるままに任せていたら日本の大損失でしょ??
それを健全に働き続けられるように、法律でできることをする(企業が馬鹿なことをできないように罰則つきで)。

というのが筋だと思うんですが、なんか逆へ向かっていくような…

あ、もしかして国が馬(以下大自粛)


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コメント (2)
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