アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

フォーレシチリアーノ、チェロ版とバイオリン版

2025年01月28日 | ピアノ
今、練習を始めているピアノソロ曲がフォーレのノクターン第一番、伴奏曲がフォーレのシチリアーノなのでどっぷりフォーレな感じです。

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弾き心地がよいというか和音が気持ちよくてめっちゃ気に入ってます。今年はフォーレの年(勝手に)

シチリアーノは、とりあえずバイオリン(中川先生)の伴奏をするということでバイオリン名曲31選の楽譜で練習していますが、なにしろ私は、「バイオリン名曲31選」と「チェロ名曲31選」にある曲であればどれでも「はい伴奏しますよ~」と気軽に引き受けられる人になろうという壮大な野望がありますので

「シチリアーノ」ならバイオリンでもチェロでも入ってるからお得

と思ったとか思わないとかw そういうのもあったのですが…

今日気がついたのですがバイオリン版とチェロ版で伴奏が違いました。調は同じなのでバイオリン/チェロがふつうに旋律を弾いているところならば伴奏も同じなんですけど、
チェロは内声を弾く、とか、いくつか重なる音のどこを弾くかが違うんですね。バイオリンとチェロで。

バイオリン版


チェロ版


なるほどー。単純に「一粒で二度おいしい」というわけではなかった。
けど、両方弾いてみるのもおもしろそうです。

ところで、この曲、私的にはフルートで吹くというイメージが強くて、鍵ハモでも吹いたことがあったのですが(使用楽譜はバイオリン版)、
チェロ名曲31選の解説によれば元はチェロの曲だそうです。

フォーレは初め「シチリアーノ」を1893年に作曲しましたが、それを後にCh. ケックランがオーケストラ曲に編曲し、さらにフォーレ自身によって「ペレアスとメリザンド」中に流用されたことで、この曲の人気は決定的なものとなります。その時に、この甘美なメロディはフルートに置き換えられ、以来フルートの準オリジナル曲のように思われてしまったのです。

そうなんだ…
そう思って改めてチェロ版をYouTubeで聞いてみると確かにとってもいい感じですね。

チェロでフォーレというと「エレジー」が真っ先に思い浮かぶのですが…これも「31選」に載っています…しかしこれは難しそうですね~

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