アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

音価は長い短いだけじゃない

2018年01月20日 | ピアノ
今日はおゆき先生レッスンでした。それで、今週に入ってから…まぁ、「今週末はレッスンだ~」とかいって慌てて練習してるというのはよくある話なんですが、今回の場合、2曲でかなり感触が違っていました。

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・バッハ フランス組曲第五番アルマンド
・ショパン エチュードop25-2

ショパンのほうは、譜読みを始めて日が浅いですが、立ち上がり順調で、やるとだんだんよくなっていく感触があって、ぶっちゃけ現状練習足りてないのはアレですけど、練習すると自力でも徐々によくなっていってる気はしたの。

ところが、バッハのほうは、もちろん練習だって足りてないにしても、練習して良くなってく感じがあんまりなく、

????

素敵な曲のはずがちっとも素敵じゃないんだがこれはもう~

自分で練習しても迷子!?

ということで昨晩、とりいそぎMixiで
「フランス組曲の改善のしかたがわかんないから明日はこのまんまもってくね先生」
とだけつぶやいておいて最後のあがきはやめた。



フランス組曲って(というか、バッハはたいていそうなのかもだけど)
どの音をどこまで伸ばすというのがすんごい複雑で、
「赤あげて、白さげないで赤さげる」
みたいな感じ(笑)

全部の音を、楽譜どおり伸ばすということだけでもけっこう複雑なのですが、
これって私はそんなに苦手じゃない…と思っていたというか
artomr先生にレッスンしてもらったののたぶん最初のほうだったと思うが、どこまで伸ばすというのがかなりややこしいやつでそれがみんなきっちりできててすごいと言われた気がする。

確かに、ただ算数であればできるので(?)
どれをどこまで伸ばす、って楽譜ガン見すれば(練習すれば)できないことはないんだけど、
これがわざとらしいというか意味わかってないというか、
ぜんぜんしっくり来てなくって、
これじゃいちいち数えて(そこに神経を使って)いないとできない。あんまり曲を弾いてる感じにならない。

で、その状態をまずレッスンで聞いてもらうと、先生としてはとにかく一番気になるのが手の上下動というか、ががががと押し込んで弾いてる感じだという。

あぁそういえば…「算数」してるからとりわけそうなるんだね(^^;;

自分で自覚なかったわ。

それと、音価って音の長さだけじゃないんだよ、って話。

16分音符はあくまで軽く、トトトト…留まらない感じ。
長く伸ばす音というのはそれだけの重みがある。

上の譜面で17番の小説、左手の2拍目は16分音符が3つつながってるけど、最初のはただの16分音符じゃなくて、下の旋律と重なってて「16分音符3つ分」なんだよね。ミィィーと伸ばして次のドにつながる(歌えばそういうふうに弾ける)。

この話は、別に生まれて初めて聞いたわけじゃなくて、頭では知ってたと思うんだけど、この曲を弾くのと結びついてなかった。それで、改めてそうかそうかという感じ…

そう思って弾くと、そんな無理しないでも「正しく(音価を保って)」弾けて、別に「がががが」と数えるみたいに弾かなくてもわけわかんなくならない。

家に帰って弾いてみたら、なんか昨日の状態が嘘みたいに弾きやすくなってて、
なんだったのさアレは…!?
ってな感じでした。まぁやっぱりレッスン行ってから練習するほうがお得だね(?)



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