カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

「水」「砂時計」「人工の大学」ジャンル「大衆小説」より・かみさまを捜して(嘘予告編)

2014-11-27 21:13:23 | 三題噺
 遙か未来。
 人類がとうに滅び、地上の覇権は人類が作り上げた機械生命体に取って代わられた時代。

 機械の体を持つ少年は、かつては人間達の教育施設だったらしい遺跡で一人の少女に出会う。
 だが、少女は血の通った柔らかい肉体の持ち主だった。


「わたしの名前はニアよ、貴方はなんて言うの?」


 神のいるという地を目指すニアと共に都市部を離れ、危険な『外界(アウター)』を旅することになった少年は、やがてその旅がニアという少女のみならず、世界の秘密を探る旅であることに気付く。


「ニア、この干涸らびた死体は君に似ていないかい?」


 そして辿り着いた『神の地』で二人が見つけたのは、残酷すぎる現実と逃れようのない運命だった。


「教えてやろう、その娘の正体を」




 かみさまを捜して、近日公開(嘘です)。

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