たかあきさん、『自室』を舞台に、『辞書』と『握手』と『司書』の内二つをテーマにして話を書いてみませんか。
私を助けてくれたとき、先生は明らかにあの男を殺そうとしていた。もしも私の声に気付かなかったら本当にそうしていただろう。それは私の知る呑気で鷹揚な先生の姿とは別人で、でも紛れもなく先生だった。私は一体今まで先生の何を見てきたのだろうと考えながら昔のアルバムをめくるが、何故か所々に思い出せない部分がある。
私を助けてくれたとき、先生は明らかにあの男を殺そうとしていた。もしも私の声に気付かなかったら本当にそうしていただろう。それは私の知る呑気で鷹揚な先生の姿とは別人で、でも紛れもなく先生だった。私は一体今まで先生の何を見てきたのだろうと考えながら昔のアルバムをめくるが、何故か所々に思い出せない部分がある。