12月11日。快晴の朝。
朝食中、ダンナに「散歩行く?」と聞いたら「どっちでもいい」と投げやりな返事が帰ってきた。
そんな迷いがちな答えなんか~~っ!!
でもなあ…。先週と違って日曜日でもまだ7時台なんだよねえ~。遠くへお出かけでも問題ないねえ~。
…あのコースがいいかも?
ハイ。紅葉散歩の予定は何本か用意してあるのね。んで、実際に行くのは予定したコースのどれかになる。だから、不意のお出かけでも問題ないのだ!ならばっ!!
「8時出発で!」宣言して用意開始!
小田急で新宿へ。JR総武線に乗り換えて飯田橋駅で下車。目指したのは小石川後楽園です。
小石川後楽園を選択したのは、小石川後楽園のモミジの本数の多さと「見頃」マークが立っているから!!
なにしろ「公園に行こう!」によりますと、小石川後楽園のモミジは500本もあるのです。
選択は大正解でした。まさに見頃でした。
私は見頃情報は現場にいる人に聞くのが一番と思ってるので、今回も後楽園の園内マップを見せて尋ねてみた。
「おススメのポイントを教えて下さい」
すると「小石川後楽園は回遊式庭園でして、見所は園内全部です」とお返事が!!
マジか。にっこり笑顔の豪語付き!!
期待に胸を膨らませて入ってみると…。
まさに絵の中に入った心地です
この辺りは京都の景勝地を再現した箇所で、紅葉を上から見下ろしたり下から見上げたり自在に撮影出来る夢のようなポイントです。かつては清水観音堂が立っていたそうですが、観音堂は関東大震災で焼失したそうです。
散策コースに沿って小廬山を降りる。
と。丸屋が見えてきた。ついでに美しいモミジも姿を現した!!
うお~~~~ッ!!!テンションあがって来た~~~っ!!!
ん?工事中………。
円月橋は修繕中でした。
小石川後楽園は、水戸徳川家の中屋敷でして、水戸黄門で有名は2代藩主、水戸光圀が完成した庭園です。この橋の見事さに、8代将軍徳川吉宗が江戸城に同じ橋を作ろうとして果たせなかったとか。
円月橋は黄門様が招いた明の儒学者、朱舜水による設計で、小石川後楽園が作られた当初の姿を留める建造物です。………。とはいえ、せっかくこんなに庭園が美しい季節に工事しなくともよいのに…。
でも大丈夫です!
この辺りは色んな種類のモミジがあって、いろんな色が溢れてました。夢のように綺麗です。
みんなね、笑顔で見上げてるんですよ…残念ながら撮影に失敗しちゃったんですが…。
わずかにこの1枚だけは見られるかな~?本当に携帯電話での撮影は、日光が敵!ですね。
円月橋には上がれませんでしたが、八卦堂跡&小町塚へ上がると、稲田を見下ろせるポイントに出た。ここの設定は京都の愛宕山なんです。ええ。能楽の『善界』に登場した愛宕山の天狗の住処です。と、ダンナがぽつり「京都にも愛宕山ってあるんだ。NHKのある東京の愛宕山しか知らなかったよ~」
そうね。私も『善界』を見た時に愛宕山は東京だと思いました。中国からやって来た大天狗の善界坊が、手始めに愛宕山、高雄山の天狗を尋ねるだよね。あの時、高雄が高尾じゃないって気づくべきだろっ!自分っ!!
でもここから見下ろす園内も素敵。唯一の瑕瑾は、10時頃になると、ここからだと逆光になっちゃうのだ~。
稲田は、黄門様が「百姓の仕事の大変さを忘れないように」と作ったそうで。それが綿々と稲を作ってるのかと思うと感動しますよね。
「小石川後楽園ってさ~、お殿様の夢のテーマパークなんだよね」
「どゆこと??」
「だって、江戸も時代が進むと大名の締め付け進むじゃない。となると、勝手にあちこち漫遊出来ないんじゃないの~?」
「そんなことないよっ!」
「そ~お~?だって、時代が下ると、幕府って魚の目鷹の目で瑕瑾を探して、領地を没収して僻地へ改易ってやってるじゃん」
「~~~~。でも、テーマパーク言うなあぁぁ~~」うっかり私、夫の夢をぶっ潰しちゃったようです。
「でも小石川後楽園って日本全国名所巡りを再現してるんだよ?木曽の寝覚めの床あるし~。あの島なんか蓬莱島だよ~」
「蓬莱島…。そういや蓬莱島探して旅立った人いたよな…」ダンナの興味を逸らす事に無事成功したようです。
ってな所で、明日も小石川後楽園の紅葉の記事を続けます
左の画像は、一個上の画像のモミジを愛宕山を下に降りて見た所です。
朝食中、ダンナに「散歩行く?」と聞いたら「どっちでもいい」と投げやりな返事が帰ってきた。
そんな迷いがちな答えなんか~~っ!!
でもなあ…。先週と違って日曜日でもまだ7時台なんだよねえ~。遠くへお出かけでも問題ないねえ~。
…あのコースがいいかも?
ハイ。紅葉散歩の予定は何本か用意してあるのね。んで、実際に行くのは予定したコースのどれかになる。だから、不意のお出かけでも問題ないのだ!ならばっ!!
「8時出発で!」宣言して用意開始!
小田急で新宿へ。JR総武線に乗り換えて飯田橋駅で下車。目指したのは小石川後楽園です。
小石川後楽園を選択したのは、小石川後楽園のモミジの本数の多さと「見頃」マークが立っているから!!
なにしろ「公園に行こう!」によりますと、小石川後楽園のモミジは500本もあるのです。
選択は大正解でした。まさに見頃でした。
私は見頃情報は現場にいる人に聞くのが一番と思ってるので、今回も後楽園の園内マップを見せて尋ねてみた。
「おススメのポイントを教えて下さい」
すると「小石川後楽園は回遊式庭園でして、見所は園内全部です」とお返事が!!
マジか。にっこり笑顔の豪語付き!!
期待に胸を膨らませて入ってみると…。
まさに絵の中に入った心地です
この辺りは京都の景勝地を再現した箇所で、紅葉を上から見下ろしたり下から見上げたり自在に撮影出来る夢のようなポイントです。かつては清水観音堂が立っていたそうですが、観音堂は関東大震災で焼失したそうです。
散策コースに沿って小廬山を降りる。
と。丸屋が見えてきた。ついでに美しいモミジも姿を現した!!
うお~~~~ッ!!!テンションあがって来た~~~っ!!!
ん?工事中………。
円月橋は修繕中でした。
小石川後楽園は、水戸徳川家の中屋敷でして、水戸黄門で有名は2代藩主、水戸光圀が完成した庭園です。この橋の見事さに、8代将軍徳川吉宗が江戸城に同じ橋を作ろうとして果たせなかったとか。
円月橋は黄門様が招いた明の儒学者、朱舜水による設計で、小石川後楽園が作られた当初の姿を留める建造物です。………。とはいえ、せっかくこんなに庭園が美しい季節に工事しなくともよいのに…。
でも大丈夫です!
この辺りは色んな種類のモミジがあって、いろんな色が溢れてました。夢のように綺麗です。
みんなね、笑顔で見上げてるんですよ…残念ながら撮影に失敗しちゃったんですが…。
わずかにこの1枚だけは見られるかな~?本当に携帯電話での撮影は、日光が敵!ですね。
円月橋には上がれませんでしたが、八卦堂跡&小町塚へ上がると、稲田を見下ろせるポイントに出た。ここの設定は京都の愛宕山なんです。ええ。能楽の『善界』に登場した愛宕山の天狗の住処です。と、ダンナがぽつり「京都にも愛宕山ってあるんだ。NHKのある東京の愛宕山しか知らなかったよ~」
そうね。私も『善界』を見た時に愛宕山は東京だと思いました。中国からやって来た大天狗の善界坊が、手始めに愛宕山、高雄山の天狗を尋ねるだよね。あの時、高雄が高尾じゃないって気づくべきだろっ!自分っ!!
でもここから見下ろす園内も素敵。唯一の瑕瑾は、10時頃になると、ここからだと逆光になっちゃうのだ~。
稲田は、黄門様が「百姓の仕事の大変さを忘れないように」と作ったそうで。それが綿々と稲を作ってるのかと思うと感動しますよね。
「小石川後楽園ってさ~、お殿様の夢のテーマパークなんだよね」
「どゆこと??」
「だって、江戸も時代が進むと大名の締め付け進むじゃない。となると、勝手にあちこち漫遊出来ないんじゃないの~?」
「そんなことないよっ!」
「そ~お~?だって、時代が下ると、幕府って魚の目鷹の目で瑕瑾を探して、領地を没収して僻地へ改易ってやってるじゃん」
「~~~~。でも、テーマパーク言うなあぁぁ~~」うっかり私、夫の夢をぶっ潰しちゃったようです。
「でも小石川後楽園って日本全国名所巡りを再現してるんだよ?木曽の寝覚めの床あるし~。あの島なんか蓬莱島だよ~」
「蓬莱島…。そういや蓬莱島探して旅立った人いたよな…」ダンナの興味を逸らす事に無事成功したようです。
ってな所で、明日も小石川後楽園の紅葉の記事を続けます
左の画像は、一個上の画像のモミジを愛宕山を下に降りて見た所です。