トーハクこと東京国立博物館では家族で楽しめるように、「親と子のギャラリー」という特集を組んでます。訪問時はツノのある動物がテーマでした。
トップ画像は能面・野干 江戸時代・17世紀の作品。お能ではこの面を「殺生石」で狐の役になります。
お能からもう一つ。能面 一角仙人江戸時代・17世紀の作品。
お能の一角仙人はどんな話かというと、鹿の胎内より生まれ、一本の角を持つ仙人は、一角仙人と呼ばれた。勢力争いの末、龍神を岩屋へ閉じ込める。それにより雨が降らなくなり、困った帝は仙人の神通力を奪おうと、美女を仙人の元へやり、美女はまんまと仙人に酒を飲ませて酔い潰し神通力を奪う。と?封じられた龍神が飛び出した。目を覚ました一角仙人は龍神を制しようとしたが叶わず倒れる。」
お能によくある理不尽なお話だよなあ。
銅臥牛香炉 江戸時代・17世紀の作品。銅製鋳造品。
集古十種 肖像人物服章9 江戸時代・19世紀 描かれた鹿島神宮の神様
山羊頭形リュトン イラン・ギーラーン地方 土製 アケメネス朝時代・前6〜前5世紀
ツノをテーマの展示物は37点ありました。
平成館は観覧料の高い特別展の展示だけでなく、テーマを変えて親と子のギャラリーの他、考古展示室もありました。既に時刻は11時半となり、大概疲れてます。特に情報を詰め込んでる頭が疲れちゃったよ。もう記憶も適当になってしまい、撮影画像は琴線に触れたものしかない。
あの時、私が何に萌えたのか?分かるラインナップです。
古代になるのかな?各地に国分寺が置かれた頃の瓦です。
おそらく数ヶ月前に海老名の国分寺前にあった考古館で、職員さんに詳しく説明してもらったからだろうなあ。確か、国分寺の瓦が、逗子の釜で作られたのが、発掘された軒丸瓦から最近判明したとかなんとか。
同じく、海老名の考古館で説明を受けた板碑。それが頭にあったから〜。
骨壷 香川県観音寺市 琴弾神社境内出土 南北朝時代・応安2年
ゴールデンウィークに行きました!ここ。一応地元なので説明しますと、「琴弾神社」は明治の神仏分離令で神社になる前は、四国八十八ケ所札所の神恵院でした。だから骨壷が境内から出ても不思議じゃないけどさ。なんでこれがトーハクで展示してあるのかはわからんなあ?
重要文化財 突線鈕5式銅鐸
三角縁神獣鏡 古墳時代・3〜4世紀
あれだ。「鹿男あおによし」というテレビドラマがあってね。三角縁神獣鏡が物語のキモで、登場人物達が連呼してたので、脳みそに焼き付いてた模様です。
古墳時代の甲冑ですね。これもなんで撮影したかなんとなく分かる。アニメ「キングダム」は古代中国、前3世紀の秦が舞台です。キャラが甲冑つけてたんだよね。で、似たような甲冑が日本の古墳時代(3世紀中〜7世紀頃)にもあったんだなあ〜。と思っただけ。重そうだよなあ。
何これ?ついになぜに撮影したかわからんものが出はじめたよ〜。
何これ〜〜!?
あ!説明板も撮影してあった!何だこれ?
江田船山古墳ー九州地方豪族の先進性ー
江田船山古墳は有明海に注ぐ熊本県菊池川流域に所在する。5世紀後半から6世紀初頭の前方後円墳(全長約77メートル)です。教科書でも必ず取り上げられている銀象嵌銘のある太刀をはじめ、金・銀・金銅製の装身具、大陸から輸入された舶載鏡を中心とした銅鏡、馬具や武器など多数の出土品は、わが国を代表する古墳出土物として、昭和40年5月に一括して国宝に指定されました。
そうだ!上の画像だけでなく、壁面に展示してある出土品全てが国宝指定されてたのに驚いて撮影したんだった。
あ〜、更に思い出しちゃった!この辺りで私の記憶容量を超えた気がしたので、1個1個じっくり見るのを止めたんだ。確か。ということは、この先は一般的に重要な作品を撮影してないんだろうなあ。画像を再生するのが怖いなあ。ということで明日に続く。
海老名の巨木散歩の最後に国分寺跡まえにある郷土資料館を訪問しました。記事リンク貼り付けておきます。