2021.5.3に自転車で走ってて見つけた道端の草花を紹介。
まずはトップ画像はドクダミです。5月3日が今年の一番最初に見たドクダミ。あれから1ヶ月。あちこちに群落を形成してますね。
ドクダミ:ドクダミ科ドクダミ属の多年草。別名として、ドクダメや、薬草としての効能が多いことに由来するジュウヤク(十薬)。湿った陰地などに群生し、草全体に独特の香りを持つ。古くから民間薬として知られる。
和名のドクダミの名称は、民間薬として毒下しの薬効が顕著であるので、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から訛って呼ばれるようになった説あり。
原産地:東南アジア。花期:5−8月。
ベトナムを旅した時、普通にサラダや付け合わせに出てきたなあ。香りはベトナムのやつは薄めだったけども。あれはハーブ的な扱いだったのでしょうか?そういえばベトナム料理では生野菜とハーブが頻繁に出てきたよ。
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おそらくノビル(野蒜)ではなかろうか?花がピンボケになったので、特定しづらいけども。
ノビル(野蒜):ヒガンバナ科ネギ亜科ねぎ属の多年草。日当たりの良い土手や道端に生える野草。全体の姿や臭いはニラに似てる。
和名の語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(蒜)という意味で、蒜はネギやニンニク。ニラなどネギ属の野菜の呼称、蒜という呼び名は、食べるときに辛くて舌がヒリヒリすることに因むと言われている。
花期:5−6月ごろ。春の代表的な山菜の一つ。古来から訳そうとして用いられている。
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*訂正:上の画像はハタケニラでした。
ノビルはこんな奴。
2021/5/26撮影
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ハタケニラ(畑韮):ネギ亜科ステゴビル属の常緑多年草。名前に「ニラ」とある通りニラに似るが別種。
北アメリカ原産。明治時代中期に園芸用として盛り込まれたものが野生化した。
花期:5−6月ごろ。種と地下茎で増える。農地に入ると除去が難しく、農家からは嫌われている。
相模原市では、道端でしばしば見かけました。最初はそれこそノビルたと思ってたんだよね。
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何じゃろか?ノビルの白い花を撮影してる時に、奥にピンク色が見えて確認したらこれでした!まだ蕾?と思ったけども。どうやらこれで咲いてるようです。
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ナワシロイチゴ(苗代苺):バラ科キイチゴ属。別名アシクダシ。サツキイチゴ。
花期:5−6月。日当たりの良いところに生える。果実は砂糖を加えてジャムにすると美味しい。
5月3日が初見でしたが。6月に入っても結構あちこちで咲いてます。流石に初見から一月ともなると、花の終わった個体が多いけども。どんな実がつくのかな?と思い積極的に観察してますが、まだ実は見ない。茶色に枯れた花の残骸ばかり見てます。実が熟すまで時間がかかるのかなあ?
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コバンソウ(小判草)。検索したら花期は7−9月と書いてありますが、4月下旬にはあちこちで見かけました。5月下旬には黄色くなって、見た目が小判に更に似てます。
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ニワゼキショウ(庭石菖)道路のそばで結構見かける。日向が好きな感じです。
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角度を変えて撮影。咲いてるのが道路の側だとわかる感じで写してみました。
白色の花が咲くタイプもある。
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ニワゼキショウ(庭石菖):あやめ科ニワゼキショウ属の一年草。
花期:5−6月。芝生や草地などに群生する。
北アメリカ原産。明治時代に観賞用として輸入されたものが野生化したのではなく、本来は雑草的な種類。
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なんか、アザミかな?と思ったけど、花が全開にならないようだ。む〜ん?初見は相模原市のこもれびの森でした。
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と思ったら、学校近くの日向の道端にも咲いていた。
キツネアザミ(狐薊):キク科キツネアザミ属の2年草。道端や空き地などに生える雑草。
和名は花がアザミに似ているが、アザミではないことから。
花期:4−6月ごろ。枝の先端に多数の頭花をつける。花の径は2、5センチほど。上向きに咲く。
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ヘビイチゴ(蛇苺)の実:桜の季節にあちこちで黄色い花を見つけたけども。もう実が色づいてます。
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オオバコ(大葉子):地面から放射状に葉を出して、真ん中から花穂をつけた茎が数本立つ。
葉は薬草として利用され、漢方薬でも使われている。中国では車前草(シャゼンソウ)ともいう。
弱ったカエルをこの葉陰におくと元気になるという俗説からカエルバとも言われる。
花期:4−9月。
5月3日が初見でした。
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駐車場にお花畑ができていたけども。よくよく見れば、ヘラオオバコ・アカハナユウゲショウ・シロツメクサのほぼ外来種で構成されていて、これが今の日本の状態か〜。とだいぶん驚いた。在来種にはもっと頑張ってほしい。