2019.8.3参拝。箱根神社の巨木は2本。かながわの名木100選の矢立スギと安産スギ。巨木サイトで見つけました。けども、旧東海道の杉並木や箱根神社の境内にも巨木はあります。
矢立スギそばの石段を上がる。途中に兄弟スギの残骸を見つけました。
場所は赤い社のそば。説明板発見:兄弟スギ
大きい方を十郎杉、小さい方を五郎杉という。筥王(五郎時致)は、17歳まで当所箱根権現の稚児として奉仕中、亡父の仇討ちを果たしたい一心で境内の杉木立を師匠として修練。剣の道を自得したという神木の一つ。かつては武運めでたい「剣難避けの杉守り」として信仰されていたが減失し、今は根株に名残を留めている。仇敵駆動左衛門尉祐経が参拝の折、五郎に与えた赤木柄の短刀は、国指定重要文化財として当社に現存する。右の社は、曽我神社である。」
ということで、石段を挟み武道場があるのも、曽我兄弟の仇討ち成功にちなんでるのかも?私が訪問した2019年8月3日は、武道場で弓道大会が開催されてました。
ところで、曽我兄弟の仇討ちはご存知ですか?日本三大仇討ちの一つ(赤穂浪士の仇討ち・伊賀越の仇討ち・曽我兄弟の仇討ち)です。軽く説明しますと、時代は鎌倉。出店は「吾妻鏡」。曽我兄弟の仇討ちは、歌舞伎や能、人形浄瑠璃として上演されてきた。
物語は、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曽我十郎と曽我五郎兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件。
https://blog.goo.ne.jp/arare_002/e/4612fc97c75ea913a4f46ce5e6e6a62a こちらは2017.2.15の曽我の里史跡めぐりの記事です。曽我兄弟のお墓は小田原の曽我梅林の近くの城前寺さんにあります。
さて、石段を上がると本殿(トップ画像)があるのでまずは参拝。
狛犬も苔が背中についてますね。
ついでにいつもの絵馬チェック
龍です。んん?
龍といえば龍神水がありました。なんか、ごくごく飲んでるおじさんがいる?あれ??手水舍は石段のしたにあったし何やろか?進んでみれば、九頭龍神社新宮があった。ついでにこちらも参拝。なんかね。恋人達のパワースポットなんだって!へえへえへえ〜???
あ。見つけた!安産スギ。
全景を写せる場所は?
難しい〜〜!!巨木なのに、周囲に空間がない〜。
こんなんやで?
あ。説明板発見:安産杉の由来
この大杉は、古代山岳信仰の名残をとどめる幸運の栄木です。遠い神代の昔、高天原から降臨された皇孫瓊瓊杵尊が、この地上で初めて出会った容色婉美な木花咲耶姫命(富士山の神様)と結婚して、日継の皇子、彦火火出見尊が誕生させたという神話に由来します。
箱根神社はこの皇祖三神をおまつりしていますが、この木は古代祭祀の象徴さる神籬(ひもろぎ)栄木として崇めてきたものです。これがいつの頃よりか里人は、この大樹を健全な母胎の象徴とみなし、子孫繁栄を祈る子授け安産の杉と敬仰するようになりました。かつて鎌倉に幕府を興した源頼朝は、特に当神社を崇敬しましたが、その御台所政子の安産を祈願して実朝(三代将軍)が無事誕生しました。爾来武家や庶民の間にもこの風習が広く行われるようになったと言われます」
奥に伸びる道があったので、そこから木を撮影してみる。
周りに木があってなかなか全景は撮影できない。
帰りに振り返ってみた。画像奥中央に聳えてる木が安産杉です。
さてと、実はもう1本みたい木があるのだけど、場所が安産スギ以上にわからんので、社務所に聞きに行こう。
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