あられの日記

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天神さまの秋祭り

2023年11月12日 06時32分06秒 | 香川県三豊市観音寺市
時は10月7日に遡る。(先月は忙しすぎて、ブログを書く時間が取れないという言い訳の元、投稿したいあれこれを溜め込みました)
私は令和3年夏に相模原市から香川県の西讃地方の田舎に引っ越しました。当時はコロナ禍の最中だったのであれもこれも中止され、今年になりようやく「コロナは終結した」と見做され、人々の暮らしも以前に戻った訳で。そうなると、お花見に夏祭りに秋祭りと一気に騒がしさがましてきまして。田舎のここも夏の暑さが和らぎ出した頃、どこともなく太鼓の音が聞こえるようになりました。
太鼓の音源は二つ。
私が暮らす西讃地方では、祭りには獅子舞を各戸を回って披露したり、地域で「ちょうさ」と称す太鼓台を引いて地区内を曳き回すので、夜ともなるとあちこちの公民館で練習してるのです。コロナで中止があったので、それ以前に戻すべく、どこの地区も熱心に練習してます。
さて、10月7日のこと。昼間にも関わらず自宅に太鼓の音が聞こえてきた。
どうもどこかで太鼓を叩いてる模様。練習にしてはおかしいのでダンナに聞けば「多分天神さんの祭りと違うかな?」と。
明治の神仏混合や分離令で、村々にいくつもあった神社は統合されたけど、田舎はまだまだ神社が多い。そして祭りは神社ごとに開催日が違うのである。
音に惹かれて自転車を走らせて、どこかのお宅で獅子舞を披露してるのを見つけた。この辺りが天神さんの氏子が住まう区画らしい。
ともあれ、獅子舞は短い時間で次々に移動していくので、まずは天神さんへ向かうことに。
天神さんに近い駐車場に着いたハズ。けど駐車場は空っぽです。本当にここで今日、お祭りをやってるのだろうか?
疑いつつも駐車場にあったマップを眺めた。ともかく隣の道を道なりに進めばよさそうだと歩き出して気づいた。
ゼーハーゼーハー。撮影する携帯画像も手ブレする。急坂過ぎて〜。そりゃあ誰も登りたくない訳だ。
坂が急なので、坂道の高低差も激しい。上の画像は道の隣の駐車場です。私が自転車を止めた先にも駐車場はあって、天神さんに来た人は車をこちら停めてる模様。高低差があるので、駐車場の始まりと終わりで坂道はだいぶん高さが違う。上の画像は駐車場の終わりへんで私は立ったまま地面にどんぐりを置いて撮影してます。
で、どんぐりは急坂を登ってたら頭の上から降ってきたので拾ってみた。
ようやく天神さんが見えてきた。
今日がお祭りのハズだけど。屋台もないし。世話人さんが忙しくそうに動いてるだけ。
なぜだ?田舎の祭りってこれが普通なのか??
しかし来てしまったならば、参拝はせねばならぬ。
とりあえず、手を合わせようと奥に見える建物に向かったのですが、世話人さん達が提灯を掲げようと奮闘してたので、結局離れたところから神様にご挨拶してそそくさと離れた。
あ。こちらは奥の建物の右手にあった土俵です。後日ダンナに聞いたら、ダンナが子供の頃、ここで相撲したことがあると言っていた。
説明板発見。
天満神社:北山麓「岩神社」より、中世になってこの山頂に分遷社されたのが天満神社である。
祭神は菅原道真公であるが、八また比古命・八また比売命の二柱を合祀してある。
菅公は、平安初期(845−903)の大政治家・大文芸家としてあまりにも
有名であり学神として広く国民の崇敬の的となっている。
この地は、菅公が巡行された所であると言われ、慶長11年(1606)山下盛久氏が天満宮を再営し、元和年間(1610ごろ)に生駒壱岐守が社殿を再建した。
恒例の祭典には近郷の馬が集まって競馬で賑わった。今も長い馬場がある」
振り向いてみれば、奥へ不自然に続く真っ直ぐな道を見つける。
もしや?と思い、忙しそうな世話人さんに尋ねればやはりこれが競馬をしてた馬場ということらしい。
少し歩いてみたい。(続く)

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1 コメント

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天満神社、 (おみや)
2023-11-12 12:50:42
こんにちわ
天満神社、行ってみたいです。
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