朝、突然始まったマンション全室の電気メーターの交換。音のデカさにたまらず避難。さてどこへ行こうか?ともかくも出かけた先は座間市のさくら百華の道。ここはさまざまな桜が2月から4月までリレーで咲くので、今の時期に行けば何かしら咲いてるのでちょっと時間を潰すには便利です。
南北に1、6キロメートル。南端まで見物し終えたけど今帰ってもまだ工事は続いてるだろうから、久々に座間市の谷戸山公園に行ってみよう!
東入り口広場で見つけたタンポポ。ちなみにトップ画像もここで撮影したユキヤナギです。
さてと?どのコースで歩こうかな?
考えてたらふともう10年以上前にわきみずの谷にこの時期白い花を見たことを思い出した。あれは谷戸山公園訪問のまだ数回目の出来事で??
まだあの白い花はあるんだろうか?ともあれ、わきみずの谷を目指そう。
キブシ(五倍子)です。昨秋にここで紅葉を見物したのを思い出した。
キブシの花房はこんなに長い。
わきみずの谷へ降りていく。ふと、反対側の斜面がよく見たら諸葛菜(紫花菜)の群落が形成されつつあった。
諸葛菜の反対側は斜面です。目の高さに青木(アオキ)の花芽がいっぱいあった。見物しやすいです。泉の森でもたくさんのアオキを見かけましたが、木ですから。下から見上げたら花は鑑賞できないんだよ。(ちなみに、ここは日当たりの関係かアオキの花はまだ咲いてなかったけど。実は後で湿生生態園で咲いてる花芽を見つけたんだよね〜。後で紹介しますのでお楽しみに〜。まさかの花いろをしてました。
さて、散策路を進む。実は結構な斜度がある。長い下りです。
な、何かな〜??わからん。けど今見頃らしく、この日園内のあちこちでこの白いのを見かけました。多分花だと思うんだ。あ、後で調べよう。
調べた!
カンスゲ(寒菅):カヤツリグサ科スゲ属の大柄な常緑のスゲである。蓑を作るのに用いられたこともある。山間の谷間に多く、特に水辺で多く見られ、多い場所では一面に群生する。
おっ!きのこ!これ、今年のキノコが早くも育ち始めてる。まあ元は去年の名残なんだけどね。
わきみずの谷に到着。
まずは湧水の水源に目をやる。水が湧き出ていた。今年の冬はほぼ雨が降っていない。涸れてても不思議じゃないところなのに。上の画像は水の流れが右から左へと。そこにゼンマイ?いや、ワラビっぽいクルクルしたのを見つけて撮影。
諸葛菜(ショカツサイ):別名紫花菜(ムラサキハナナ)。紫色に誘われて観察していると、虫の羽音が聞こえた。
んん??どこから聞こえてるのだ?と?分かります〜??上の画像に黄色い小さな蜂が写ってるのですが。
解説すると。左側。一番大きな花の左上に映り込んでます。日陰だったからシャッタースピードが遅めの1枚だった模様で、蜂の胴体は写ってるのですが、羽根は羽ばたきが早過ぎて写ってない。
すぐそばに記憶の中の白い花を見つけた。
この正体はニリンソウ(二輪草)でした。
ニリンソウ(二輪草):キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。春山を代表する花の一つ。
1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている。
根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられる。若葉は山菜として食用とされる。若葉がトリカブトに似ていることから注意が必要。
そばで早くもスミレが咲き始めていた。
む〜ん?何スミレなんだろう?後で調べよう。
調べた!
タチツボスミレ(立ち坪菫):スミレ科スミレ属の多年草。日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が特徴。
その脇にとても小さな白い花の蕾を見つけた。
咲いたらどんな花の形をしてるのかな?想像するだけでも楽しい。もう少ししたら咲く。楽しみだ。
*調べた!(2021/5/22補完)
ヒメウズ(姫烏頭):キンポウゲ科に属する多年草。オダマキ科に含めることがある。
畑や人家周辺から山間部まで広く見られる。多年草。
花期:3−5月。花はやや俯いて咲き、長さ5−6ミリ。白くて時に赤みを差す。
移動。木道へ向かう。
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