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更新が遅れてごめんなさい。昼間投稿しようとしたら、パソコンが凄く熱くてヤバい感じに。それでも騙し騙し記事を書いてたのですが、保存しようとクリックしたけど長いこと待った末に記事が消えてしまいました。改めて書き直しです。
さて。雲辺寺さんは四国八十八ヶ寺の一つで、標高927メートルの山の上にあります。記事により標高に差があるのは、おそらくどこを基準にするかの差です。一番高い毘沙門天の石像の足元には標高1000メートルとありました。
では昨日に引き続き五百羅漢像の紹介。
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標高900メートルあるので、下界ではとっくに見頃を過ぎてしまった紫陽花が綺麗です。なんと8月中旬まで見頃が続くとか。びっくりですね。
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びっくりなのは羅漢さんの大きさです。
昨日の記事におみや様からコメントをいただきまして「五百羅漢は川越にもあります」との情報をいただきました。それで思い出したのが、私それ見た!です。ブログを遡り2011年6月25日の記事に川越の喜多院さんの羅漢さんの記事を見つけました。
で、思い出したのが喜多院さんの羅漢さんと雲辺寺の羅漢さんの大きさの違いです。上の画像に人物が映り込んでますね。そう雲辺寺の羅漢さんは等身大です。大迫力。
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変な動物もいます。そういや動物は結構います。
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羅漢さんには奉納者の出身県と名前が刻まれてます。あと、羅漢さんの名前が●●尊者というふうに彫ってあります。
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おや?これは紅葉ですね。今の青紅葉も綺麗ですが。こうようの季節も素敵だろうなあ。
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あ。これは尊者284番と彫ってある。子供に塗れてらっしゃる。
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ここだけ雰囲気が違います。
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うん。お釈迦様と弟子ですね。
説明板発見:五百羅漢
羅漢様。らかん様。ラカンサン。
羅漢さんという言葉は私たちに親しい。子供の頃から馴染んでいて教習にも似た響きがある。日本中どこに行っても羅漢さんはいらっしゃる。五百羅漢さんは「野の仏」然として並んでいるし、十六羅漢さんは彫刻や絵画、襖絵などに姿を見せている。
羅漢さんの表情は千差万別である。彫刻した石工たちが自分の知り合いをイメージして彫ったのではないかという。庶民的な顔ばかりである。この点、沈潜と静まり帰った表情の下に限りない智慧と慈悲を秘めた仏・菩薩像とは雰囲気がガラリと変わっている。目を見開いたり細めたり、口を大きく開けて笑ったり、皮肉な笑いを称えていたり、悲しげな表情を見せるかと思うと刺すような目つきで私たちを眺めたりしている。
自由奔放な羅漢さんの表情の中に、しかし、共通なものが一つある。眼だ。さまざまな表情の中に眼だけはしっかりと私たちの心を見ている。
喜怒哀楽の表情の中に、私たち人間の性を見抜き、その愚かさを嘆き、悲しんでいる眼がある。いや、人間の悲しさと愚かさを知り、しっかりと生きていけと言わんがためにこそ、私たちの心を映した表情をして見せている。という方が正しいのかもしれない。
そう。それもその筈なので、羅漢さんとは仏法を守護し私たちを救ってくれる聖者なのである」
なんだか情緒的な説明板だなあ?と思ったら、元駒澤大学総長奈良康明氏の文章でした。
長くなりますが、夏場は熱とパソコンの相性が悪いので記事を一旦切ります。続きは明日。
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