アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

11月6日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-11-05 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、雨。

(ほぼ)ひと月ぶりの雨、恵みの雨です。

シトシト時々ザァザァと降る雨が、カラカラに乾いていた野山をしっとりと濡らしています。

ココロも潤す雨。どうぞたっぷり降っておくれ。

なんとなく鳥たちの鳴き声も弾んでいるように聞こえます。

今日の最低気温は、18、3度。

 

  最高気温25、1度。午後は、曇りときどき雨。

思ったよりも降らないなぁ・・・とベランダでコーヒーを飲みながら、ねずみ色の空をながめました。

そして、今日の雨をさかいに、季節外れの暑さもおさまってほしいなぁ、とも思う。

11月にはいると(もう11月だというのに)南国四万十は、

夏に逆もどり、ほぼ真夏日が続きました(11月の観測史上最高の気温を記録)。

このところ柚子採りのお手伝いをしている僕は、夏のような暑さのなかでの作業に、ぐったりです。

どぉなっちゃってんだよ、地球。

 

(江川崎の)10月の雨量は、21㍉と極端に雨が少ない秋。

四万十川は、きつい減量をしたボクサーのように、ガリガリに痩せています。

長年この川のガイドをしている僕も、ここまで水量が少ない(秋の)川は見たことがありません。

いくらやつれても、水の透明度がよいのはサスガですが。

 

そして、口屋内村で四万十川に流れこむ、清流黒尊川にいたっては、

最下流は水がなくなり、瀬切れて、全面的に川原がむきだしに。これも初めて見る光景です。

これでは、アユ、カニなど川と海を行き来する生き物たちは、閉じ込められて、川を下ることができません。

黒尊川中流域の村では、このままあまり雨が降らないと、生活用水の使用に支障がでるかもしれない、とのコト。

今日は、ひと月ぶりの雨。でも、思ったよりも降らず、期待ハズレにおわりそう・・・。

これから夜にかけて少しでも降ってほしいものです。

 

命をはぐくむ水。山、川、海、生き物たち、あらゆる生命が水に支えられてます。

少なすぎても、こまるし、多すぎても、こまる。

自然のなかの暮らしは、自分が思うように物事がうまく進まない、ということを学ばせてくれます。