アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)11月11日

2024-11-11 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温24、3度(最低気温15、0度)。

四万十は、ひねもす快晴。

ぬけるような青空のした、うららかな陽に照る木々の黄葉が、白銀の穂が、秋風にゆれてます。

聞えてくるのは、木々のざわめき、鳥の声。ふぁぁ・・・なんとものどかな秋の月曜日です。

 

2024年11月12日 おうし座北流星群が極大

2024年11月12日、おうし座北流星群の活動が極大となる。同時期に活動するおうし座南流星群と合わせて、11月中旬ごろに小規模な出現が見られる。

アストロアーツ

 

空気が澄む秋は、星を見るに良い季節ですね。

明日11月12日は、おうし座北流星群が極大に。

以下は、いつかの秋に書いた記事を、少し手直しして再掲です。

 

「流れ星を見つけるコツは、星空の一点を集中して見ずに、夜空全体をぼんやりとながめるコトさ」

いつ、どこで、誰から聞いたのだっけ?と思いながら、

星空のした、庭に広げたコットのうえで、僕はシュラフにくるまっていた。

 

長い旅でコテンパンに使いこんで、くたくたになった冬用の羽毛のシュラフ。

でも、秋の夜くらいの寒さなら、このシュラフでまだあたたかく眠れます。

かたわらにはのテーブルには・ヘッドライト・星座早見盤・双眼鏡・ウイスキー・チーズ。

 

三日月は、ぐるりと夜空を低く縁どる山のむこうに沈みました。

冷たく澄んだ秋の夜空に、かがやく無数の星たち。

四万十は、もっとも星が美しいシーズンをむかえました。

四万十は、ときどき「陸の孤島」と揶揄されます。

都市からは遠く、山深く、たいした産業もなく、人が少ないから。

でもそのようなところなので、山、川、海の豊かな自然が残っているのです。

空気もきれいで、真夏でもたくさんの星、流星、天の川が見られます。

空気が澄む冬は、夜空高く吹きぬける凍てついた季節風が、星の光をあざやかにゆらします。

 

そんな、星が美しい夜に「星の下で眠る」のはなかなかオツなもの。

山に囲まれた川べで、星空をながめるのなら、ひろびろとした川原がおススメです。

 

秋の宵の夜気が肌寒い、ごろた石の川原で火を起こす。

焚き火にあたりながら、ウイスキーを舐め、星空をながめる。

そして、コットにひろげた寝袋にもぐりこみ、いつの間にか眠ってしまう。星を見ながら。

これはさながら、三ツ星キャンプならぬ「夜空の宝石箱キャンプ」です。

ただ、このキャンプ場では、気をつけないと、爆ぜた火の粉で寝袋に穴が開くし、夜露に濡れてしまいますが。

焚き火のそばで過ごすときは、穴が開いても惜しくないウェア&シュラフで。

 

これまでに僕は、何度も流れ星を見ていますが、

願いごとを3回も言えるほど長く流れた星は、一度も見たことがありません。

あなたはありますか?願いごとが長すぎるのかな・・・。

コメント
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