また、夏がおわる。
8月のおわりの川を、僕らはカヤックでのんびりと下りました。
陽ざしはまだ真夏。残暑きびしい岸べで、
サルスベリの花(夏の花)が、ギボウシの花(初秋の花)が、南風にゆれています。
川もまだ夏。水あたたかい水中で、
バシャバシャ水遊びをするゲストの笑顔が、笑い声が、風にとけてゆきます。
涼しさも少し混じるようになった晩夏の風に。
最高気温35度。川面の水温は、27度~28度くらいだろう(水温計がこわれていた・・・悲)。
暑さも水も心地よい川を、カヤックは軽やかにスイスイと下ってゆく。
「橋の下をたくさんの水が流れた。あと何年、夏の川を漕げるのだろうか・・・」。
モクモク雲とペラペラ雲がゆきあう空を、少しせつないキブンで
カヤックからながめていると、記憶のなかの川を、いくつもの夏の思い出がながれていきました。
また、秋がはじまる。
二人の夏。バシャバシャ川遊びが気持イイね。
初っ端の瀬。ドキドキ・・・。
目黒川。
のんびりゆったりプライベートツアー。
沈下橋で昼食を。シチューが焦げたってしっちゅう。
岩間沈下橋。壊れた橋の物語。
風も動かない。
ゴール。漕行12キロ。
長生沈下橋。
跳んだ!