アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

時には流れ星の下で

2000-12-28 | よく読まれている記事(レター&雑文以外で)
10月22日 「オリオン座流星群」の流れ星があらわれます

10月の中ごろから終わりにかけて、

「オリオン座」を中心にした「オリオン座流星群(りゅうせいぐん)」があらわれます。ふつう、

「オリオン座流星群」の流れ星はいちばん多いころでも1時間に10こくらいしか見られません。

ところが、2006年10月の「オリオン座流星群」では、

1時間に100こも見た人がいるほど、たくさんの流れ星があらわれました。

それからも「オリオン座流星群」の流れ星はいつもより多めに見えているので

今年もチャンスがあるかもしれません。また、月はま夜中すぎでないと出てこないので、

明かりにじゃまされずに流れ星をさがすことができます。

2011年いちばんたくさん流れ星が見えているのは、21日と22日ごろです。

byヤフーキッズ

 

 四万十は、時々「陸の孤島」と揶揄されます。

都市からは遠く、山深く、たいした産業もなく、人が少ないから。

でもそのような所なので、山、川、海の豊かな自然が残っているのです。

空気もきれいで、真夏でも沢山の星、流星、天の川が見られます。

空気が澄む冬は、夜空高く吹きぬける凍てついた季節風が、星の光をあざやかにゆらします。

 

 そんな星が美しい夜に「星の下で眠る」のはなかなかオツなもの。

山に囲まれた川べで、星空を眺めるのなら、ひろびろとした川原がおススメです。

夜の気配に包まれた、ごろた石の川原で焚き火を起こす。

折り畳みベッドを広げ、寝袋に入り、ウイスキーを舐めながらまたたく星たちを眺める。

ここは三ツ星ならぬ「無数星ホテル」です。

ただ、気をつけないとこのホテルでは、爆ぜた火の粉で寝袋に穴が開くし、夜露に濡れるし、と注意が必要ですが。

焚き火のそばで過ごすときは、穴が開いても惜しくはないウエアで。

 

 僕もこれまでに何度も流れ星を見ているけど、

願いごとを3回も言えるほど長く流れた星は、一度も見たことがありません。

願いごとが長すぎるのかな・・・。あなたはありますか?

 

 21日の四万十の天気予報は、曇り一時雨。22日は、曇り時々晴れです。

うーん、21日の星空は、あやしいなぁ・・・。

でもこのあたりは、「予報よりも半日ほど天候の変化がはやい」といわれるので、そこに期待です。