アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

2月10日(金)のつぶやき

2023-02-10 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

シトシトときどきザァザァと降ってます。

短い周期で雨が降るようになってきて、南国の川は春近し、と感じます。

今日の最低気温は、6、5度。*画像は、6月撮影。

 

 最高気温12、1度。午後は、曇り。

遅い午後に雨があがると、西の空は少しずつ明るくなっていきました。

ベランダから晴れゆく夕空をボケっとながめながら思う。

(このところ)ちょくちょく雨が降るようになってきたなぁ。冬がおわってゆくのだな、と。

 

南国の川の2月中旬~3月初旬は、さりゆく冬とおとずれる春がゆきあいます。

菜の花が凍りつき、冷たい雨にサクラの蕾もふるえる冬の出戻りのような日があれば、

あたたかな春一番(南風)が、ゴウゴウと川をふきぬけて、冬枯れの岸辺を大きくゆさぶる日もあります。

 

川べの梅の花が見ごろになると、冬の冷たい川の水も(最低水温は6度ほど)

じこじこぬるみはじめ、カジカ(蛙)が初鳴き、アユの稚魚やゴリが集団で(海から)川をのぼりはじめます。

南風も吹きはじめた川原では、ヤナギ(春告げ木)が芽吹き、

モクレンの白い花があざやかな庭先では、シジュウカラ、ウグイスがにぎやかにさえずります。

鋤きかえされた田では、カエルたちの今シーズンの合唱が開幕に。ゲコゲコ。

 

そんな、春のきざしを五感で感じれば、

冬にこわばったカラダもゆるんで、自然に気持も明るく軽くなってゆきます。

ひと足はやい春を、四万十で味わってみませんか。あなたも。

 

「こんころになると、体のほうもなんとのうやわらくなったような気がしてきよる。

ここいらは足摺岬に流れてきよる黒潮のおかげで、高知市よりは2度ほど温いけんど、

それでも、冬はそれなりに冷いけんね。知らん間に力が入っちょる。それが解けてくるんが、春よ」野村春松

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする