アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

2月20日(月)のつぶやき

2023-02-20 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

(昨日、春一番が吹いた)朝の川は、まだ時々強い風が吹いてます。

風は、真冬のようにひやいけど、陽ざしには、春のきざしを感じさせるぬくさがあります。

気持イイなぁ、と水辺でぼんやりとコーヒーを飲んでいると、あらっ、もう9時・・・。

今日ものんびりいこう。今日の最低気温は、7、8度。

 

ブンタンの季節です。*2014年撮影

 

 最高気温13、0度。晴れ。風さわがしい午後です。花粉もよく飛んでます。哀号。

今夜は、新月ですね。

人少なく灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

焚き火にあたりお酒でも飲みながら、のんびり早春の星空をながめてみてはいかが。

ごろた石の川原キャンプは、コットを使うとカイテキですよ。

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

流れ星を見つけるコツは、星空の一点を集中して見ずに、夜空全体をぼんやりとながめること、だそうです。

「早春の 夜空にひとつ 星ながれ」

 

*西土佐地域(江川崎、口屋内村など)は、「星空の街」に認定されてます。

江川崎には、小さな天文台があり(4mの観測ドーム、直径36cmの反射望遠鏡)、

専門員による星空観察(要予約)もおこなってます。ギャラリー|四万十天文台

 

星を見るときは、足元にも気をつけたいものです。

山頂、土獏、海上、これまでいろんな旅の夜に、ステキな星空を(月空)をながめてきましたが、

一歩まちがえれば、星を見てた自分が、星になっていたかも、ということが何度かあります。

 

そのひとつは、ある晩秋の夜。

我が家の対岸にある知人宅で開かれたワインパーティに参加した(新酒がメイン)ときの帰り道でのコト。

ヌーボーは、軽くのどごしがいい。つまみは、炙ったイカでいい。

調子にのった僕は、注がれるままガバガバとワインを飲んだ。

やがて、パーティがお開きになるころには、酩酊。べろんべろんに。バカなのだ・・・。

 

帰路。チドリ足でフラフラと沈下橋をわたる、と頭上にまたたく無数の星の饗宴に目をうばわれた。

わおっ、なんてキレイな・・・。夜空の宝石箱や~。

沈下橋のふちにこしかけて星を見はじめた僕は、やがてゴロリとあおむけに。

そして、そのまま夢のなかに、フネを漕ぎはじめた。

 

さぶっ!しばらくしてヒエヒエ夜風に目がさめた。すぐ足元は、凍るように冷たい冬の川。

ずいぶんアブナイところで寝てしまったのだ。そして思った。

ああ、落ちてたら、(四万十川ではなく)三途の川をわたり、お星さまになっちまうところだった、と。

皆さんも、星を見るときは、くれぐれも足元にお気をつけを。