アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

3月3日(金)のつぶやき

2023-03-03 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、快晴。

おーさむ・・・。今朝の最低気温は、-2、1度。

川へ。ヒエヒエ川風がわたる岸辺で、菜の花がゆれ、ウグイスがさえずってます。

じこじこと色や声がふえて、カラフルにニギヤカになってゆく春。

でも、冬枯れの景色も好きな僕は、少しの寂しさも感じてます。

春を想像する楽しみがなくなってしまうから。

 

 最高気温15、8度。午後も晴れ。

朝の冷たい風がおとなしくなった午後は、たっぷりな陽ざしが、ぬくい、嬉しい、春らしい。

外に飛びだして、畦に咲いた花などをみていると、近所のおんちゃんに声をかけられました。

僕が、ここに移り住んで、もう20年ちょいになりますが、

このおんちゃんとは、はじめての世間バナシです(あいさつをかわすことはあったけど)。

 

・年々人がへってゆく村のコト・案外移住者もいる村人のコト・今よりも自然が豊かだった川のコト。

(地元のおんちゃんに川の話を聞くと、皆、昔の川のほうが魚影が(自然が)濃かった、という。哀号)。

小一時間ほど、ぺちゃくちゃとしゃべった最後に、お互いの名前も知らないと気づいて、笑いあったのでした。

あたたかな春の日は、ついつい口もかるくなっちゃいますね。

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

早春の満月は、3月7日です(ワーム・ムーン)。

人少なく灯り少ない四万十川の川原は、月を見るにもよいところ。

焚き火にあたり、のんびりとお酒でも飲みながら、早春のまるい月をながめてみては?

ごろた石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。画像は、5月。

 

そして、川原から見る月も良いけど、水面から見る月もまた良いものです。

「秋のムーンリバーで」

秋の満月の夜。月明りながれる川をカヌー(カナディアン)で下る。

ムーンライトマジック。月光の川は、ほの白い光りのなかで、蒼く幻想的にながれている。

聞こえるのは、風、水の音、鳥の声。感じるのは、野生の息吹。

神秘的な夜の自然に、ノーテンキな乱入者は、畏怖の念をだく。

 

♪月が出た出た 月が出たぁ~(ヨイヨイ) 四万十川の上に 出たぁ~♪

などと口ずさみながら下れば、月影の小さな瀬でバランスをくずして、おっとっと・・・。

アブナイ、アブナイ。暗い水の世界に、ひきずりこまれるのはゴメンだ、ぜよ。

 

月灯りの川原に上陸し、小さな火をおこす。

アルミフォイルに包み焼いた肉、チーズ、まあるい月を肴に、ウイスキーを飲む。

コットに寝袋をひろげ、もぐりこむ。そして、月の下で眠りにつきながらおもう。

水面から見た今宵の月は、ちょっとオツな体験として、記憶の夜にものぼるのだろう、と。

コメント
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