アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

3月23日(木)のつぶやき

2023-03-23 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。

四万十は、雨。ときおりガシャガシャと激しく降ってます。

ひさしぶりの大雨に、川の水位はじこじこ上ってます。

上流の窪川の累加雨量は、162㍉。家地川ダム(佐賀堰堤)の放流量は、456㌧。

水位は、平水+1、1メーター(川登)↑。ふぁぁ、もう9時か。春眠雨音も覚えず・・・。

今日の最低気温は、15、4度。

 

 最高気温22、6度。午後は、曇り。

雨は、昼前にあがりましたが、雨雲がいすわる空は、どんより曇ってます。

ねずみ色の空の下で、3~5部咲きのサクラの花も、ウェイティン・オン・ア・サニー・デイです。

そして、大雨でもりもり太った四万十川の水位は、平水+2メーター。

 

口福(こうふく)は、とつぜんやってくる。

ベランダから暗い空をながめていると、おーい!と言って、眼下のスロープを近所のおんちゃんがあがってきました。

そして、片手にさげたビニール袋を僕にさしだして、これ、いらんか?といいました。

受け取る、とずっしりと重いふくろのなかには、赤身の肉のカタマリがいくつか入ってます。

「イノシシの肉よ。昨日、山に仕掛けたワナにかかったけん。食うたや。

まずは、昼にでもちょっと切って焼いて、口にあうかためしてみたや」。

*イノシシの肉は、時期、部位、血ぬき、さばき方などによって、臭みや質にちがいがでるそうです。

今回の肉の部位は、背中あたりで、血抜きずみ。

 

ベランダでコーヒーを飲みながら聞く、おんちゃんの漁の話が、ヨソから来た僕にはとても興味ぶかい。

おんちゃんは、もう仕事をリタイヤしたけど、

春~秋は、川漁(アユ、手長エビ、ウナギ、ツガニなど)や稲作、畑作。

冬は、山漁(イノシシ、シカなど)で年間をとおして、けっこう忙しいようです。

「イノシシは3月でオワリ。4月からは手長エビ漁がはじまるけん。またちがう楽しみがあるがよ」。

 

おんちゃんが帰ったあと、僕は、たくさんありすぎる肉 —冷蔵庫は小さいし、買い出し直後だし—

の半分は、お隣さんにおすそわけし、さらに冷凍するぶんと今夜食べるぶんにわけました。

 

さて、今宵の猪の肉は、どう料理してやろうか?

以前、やはり猪の肉をいただいたときは、

焼肉にしたが、臭いはともかく、(下処理をしなかったので)とにかく肉が固かった。

近所の知り合いに電話でレシピを聞くと、大根と甘しょっぱく煮込むか、塩漬けがええで、と教えてくれました。

だけど、大根ないし。うーむ・・・。でも、以前食べたときとちがって、今はネットがある。便利ですね。

レシピを検索する。そして、決定したメニューは・薄切り、さっと焼き、ねぎポン酢かけ。ビールとともに。

 

さて、そろそろ下処理をすませたイノシシ肉を焼くコトにします。

どんな口副がまっているのか(あるいは口不幸がまっているのか)。楽しみです。今から食べまーす。うしし。

ある晴れた冬の日に。

コメント
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