アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

水と風と森のレビュー

2009-06-07 | アークツアー 初夏

 最高気温29度。

 「この春は雨があまり降らんねぇ」と僕。

「心配せんでも、そのうち、どん、とくる。ウシ、トラ、こうずい。

サル、トリあれて、イヌ、ぬくい、っていうがよ、知らんかよ」と、おばちゃん。

「知らん・・・」

「この辺りでは、昔からこう言うが」

おばちゃんの慶応生まれの(え、江戸時代?わおっ!)おばあちゃんがよう言うちょった。

丑、寅年は大水が出て、猿、酉年は世情が荒れて、戌年はおだやかな年ということ」

「へぇ~、じゃあ、丑年の今年は、増水に気をつけなくっちゃね」

 早朝、口屋内村「味の館」。

ゲストの到着を待つ間、僕は、ねえさん(おばちゃん)たちとおしゃべりです。

今日のツアーは、口屋内沈下橋スタートのBコース。

このコース、瀬は5箇所(1~1、5級程度)3つの沈下橋をくぐり景色もよい。

泳げる時期は、口屋内沈下橋&勝間沈下橋から飛びこみもできます。

 

 雨上がりのすっきりした青空、乾いてさわやかな空気。

山の木々は、くっきりとした緑を見せています。

昨日までの雨で川の水量は、30センチ増。

 

 午前中は、背中を押す北風と水の流れにカヤックをまかせ、

午後は、前方から吹く南風に向かってパドルを漕ぎました。

もう、夏を思わせる陽射しの中、

僕たちは、「水と風と森のレビュー」を、初夏の水面からのんびりと楽しみました。

ゆったりとした暖かい水の流れ。景色が良い四万十川。

水が気持ち良い季節となりましたねぇ。

ホタルブクロ。野に咲く花が気持ちを安らげてくれます。



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