のち 最高気温21、6度(最低気温9、6度)。
春にめざめゆく四万十川を、カヤックでくだりました。
3名のステキなゲストとともに。
自然豊かな川は、毎日ちがう表情をみせてくれます。
春の小さな嵐がとおりすぎた今日の川は、水位が少しあがり、ウグイス色の水がいつもより速く流れてます。
サクラが満開の岸辺は、萌黄色(ヤナギ)、黄色(菜の花)も目にあざやか。
水量がおおく流れが速い川。ツアーは、(半日のツアーですが)時間と距離をながくしました。
*水位は、平水+1、5メーター。漕行約8キロ。
朝の川は、ときおり北寄りの風が強くふき、ゴンゴンと雲が流れる空からの陽ざしは少なめです。
でも、時間がたつにつれ、風が弱まると、青空が大きくなっていきました。
昼のツアー集合時には、太陽がバッチリと顔を見せ、スッキリした青空に(この春にはめずらしい)。
風が止むと少し暑くかんじるほど。
(増水と強風で)直前までツアー中止か?とヤキモキしたガイドとゲストの顔に、笑顔がうかびました。
川原で漕ぎかたなどの講習→カヤックにのり水上へ→せまいトロ場で少し練習。
その後、対岸の速い流れに漕ぎいれる、と艇はパドルを漕がなくても、スイスイと下流に流れてゆきます。
*トロ場:ゆるい流れ
陽ざしぬくいの水の上から、手をのばしてふれる水が、ヒンヤリと心地よい。川面の水温19度。
「気持ちイイね!景色がイイね!下れて良かったぁ!」ゲストのヨロコビの声。
サクラ満開の岸辺で、小さな子供たちが手をふって見おくってくれました。ヤッホー!!
いくつかの瀬をぬけた岸には、(今年はおそい)キシツツジの花も見えました。
川原に上陸し、のんびりとコーヒタイムです(トイレ有り)。
今日のメニューは、コーヒ&クリ羊羹。のどかで美しい春景色とともに。
聞こえてくるのは、まだぎこちないウグイスの恋の歌、
カジカガエルの高く美しい合唱、木々のざわめき、小さな瀬音。
ふたたびカヤックにのり、さらに下流へ。
ゴールの岩間沈下橋に着くころになると、ふたたび風が強くふきはじめました。
まるでツアーがおわるのを待っていてくれたかのように。
「ああっ、楽しかったぁ!!また、来たい!!」ゲストのヨロコビの声が風にとけてゆく。
春にめざめる川で、さくらとゲストの笑顔も満開なツアーでした。
「春の音 一日近き カヌーかな」
*Kさん。画像CDは、3月28日に発送(郵送)いたしました。お楽しみに~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます