おはようございます。
四万十は晴れてますが、空低く速く通り過ぎる雨雲が、時折パラパラと雨をまき散らしていきます。
冬のような(冬型の気圧配置な)晩秋の朝。
小雨混じりの北風がひやい沈下橋で、川を見ていると、目の前の山に薄く虹がかかりました。
なんかラッキー。「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ」ですね。
水面では、カモたち(冬鳥)が楽しそうに戯れてます。
最高気温9、7度。晴れたり、雨がパラついたり、午後もひやいです。
陽ざし少なく冬のように冷える本日は、早くもコタツを出し、コタツ虫と化しました。
このところ西日本は、短い周期で冬型の気圧配置になり、雨が降るようになったのはありがたい(少雨の秋なので)。
しかし、農作業(ユズ採り)のお手伝いをしている身としては、雨が降ると休みになるので、
カラダを休められるのはイイけど(単純作業だけど、肉体的にはなかなかハード。腕をメインに棘の傷だらけ)、
あと7日ほどで採り終えるというところでの(早く採り終えたい)、雨天中止や中断には、ココロが湿るのでした。
自然とともにある暮らし。泣く子と天気には勝てないのは、我がガイド業と一緒です。
しょーがない。今宵は、ゆっくりユズ風呂に入って、ユズ割り焼酎でも飲んで、明日への英気を養うとしますか。
さてさて、晩秋をむかえた南国の川は
山に陽が落ちるのがグンとはやくなり、水面が陰るのもずいぶん早くなりました。
これから陽が短い季節のカヌー下りは、水面に陽があたる9時30分頃~15時頃までがおススメです。
ある年の冬、友人と2人カナディアンカヌーで四万十川をくだったときのコトです。
穏やかで心地よい午後の陽にユダンして、のんびり寄り道をしまくってたら、
あたりがズンズン暗くなり、気温もグングン下がってきました、まだ、ゴールまでずいぶん距離があるというのに。
あせった僕らは、わっせわっせと懸命にパドルを漕いだけど、
やっとの思いでゴールするころには、手元が見えないくらいの暗闇に包まれて、やれ恐ろしや。
あやうく、真冬の暗く冷たい川(川面の水温は、6度ほど)に飲み込まれてしまうところでした。
冬のアウトドアフィールドでは、午後の早い時間には、行動を切り上げたほうがベターですね。
ある冬の日に。
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