サンキュー・ブラザー ( Heart of Gold )
2021年冬に書いた「旅雑文:追悼文」再掲です。あれからもう4年・・・。期間限定公開中。
銀座で托鉢 震災犠牲者を弔い続けた僧侶 新型コロナで突然の死 <あの日から・東日本大震災10年>:東京新聞 TOKYO Web
東京・銀座で托鉢(たくはつ)を続け、東日本大震災の被災地で死者を弔い続けた一人の僧侶が、新型コロナウイルス感染症で亡くなった。66歳。...
東京新聞 TOKYO Web
訃報。2021年1月18日。僧侶 望月崇英さんが(望月英夫:アントニオ)逝去しました。
アントニオは、ARK(アーク)の名付け親です。
僕は彼と、毎日のように一緒にすごしていた時期があります(自然学校時代に。四万十移住時に)。
愛犬ふうと共に、海、山、川で沢山遊んでもらいました。
いつも飄々としてるアントニオは、いろいろな遊び方やユニークな物の見方を教えてくれました。
ラブリーなクシャクシャ笑顔を浮かべながら、出来の悪い弟のような僕にもやさしく。
『一昨年の夏。
アントニオは、愛犬「ふう」と荷物を我が家にあずけ、1ヵ月半かけてお遍路さんルートを歩いた。
僕は、1ヵ月半も大好きな「ふう」と暮らし、遊べ、とても楽しかったし、
お遍路さんを終えたアントニオの話は、めちゃめちゃオモシロイものであった。
・ものすごい大金持ちの、会社社長お遍路さんと知り合った話。
・会社をリストラされ、借金に悩み、死のうと思って四国に来たが、
でも、ふと気づくと、もう4周もお遍路ルートを歩いてるお遍路さんの話。
・お遍路さんを接待してくれる、やさしい人々の好意を悪用する、悪徳お遍路の話など・・・
アントニオは、ARK(アーク)の名付け親でもある。
屋号を決めかねていた僕は、彼に相談した。
すると、当時、米軍基地で働きながら坊さんになるために修行中だった彼は言った。
「ARKおがいいんじゃないのー!佐野さん。サンスクリット語で、まあカンタンに言うと、
すべての生命の始まりを意味する言葉だよ。ちなみに、ノアの箱舟の名前がNoah of arkだったと思うよ」
鼓膜にビンビンと響くでっかい声で 教えてくれた。
「ARKかぁー」。僕には、大き過ぎ立派すぎる屋号だ、と戸惑うが、
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