あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「COMICリュウ」に<br>ほんの少しハマる・・・③

2006年10月31日 | 生活
そして
五十嵐浩一さんの「REVIVE!‐壮年は荒野を目指す!‐」

Comicリュウの志向に、最も自覚的だとも思える内容で

幼い頃から集めたマンガやアニメ関係の持ち物を、社会人デビューを迎え焼却(ついでに物置も全焼)、今は家族持ち・40才代の中間管理職となった元オタクが主人公。

学生時代、第好きだったマンガの女性キャラのフィギュアを、ぐうぜん模型店で見つけ、老店主から「展示用で販売物では無いのですが・・・」と言いつつ売ってもらった事から歯車が狂い始める・・・というお話。

ふははははははははははははははははは
微妙にオレと被るぜ。

――と思った往年のオタクは数多いであろう。
創刊2号の煽りに「発売直後から『ヤツは俺だ!』の投書殺到!」みたいな文句が踊っていたし。

まぁ、私もそうだ(笑)。
私の場合は「ANAコスチューム・コレクション」なんつうスッチー・フィギュアだったが。

――続く

「COMICリュウ」に<br>ほんの少しハマる・・・②

2006年10月31日 | 生活
ま~ね。
今系の絵柄もあるし。完全に「過去の読者狙い」じゃない事は分かるが。

それでも「往年のヲタク」を、再び引き入れたい意図は感じてしまう。

ま~ね。
もともと「銀河英雄伝説」にはハマっちゃ居ないのだが。道原かつみさんの絵も好みじゃないし。

それでも。
「押井守」と聞けば
「天使のたまご」を連想してしまうし。←「甲殻機動隊」や「イノセント」じゃないのな

「ふくやまけいこ」と聞いて
「東京物語」や「ゼリービーンズ・・・」の作品名が浮かんでしまう。←ホンワカ漫画なれど、児童漫画では無い・・・不思議な魅力は竹本泉さんにも通じる

「安永航一郎」の名を見て
「県立地球防衛軍」「陸軍中野予備校」といった往年の少年サンデーを思い出したりもする。
「巨乳ハンター」を2巻で終わらせ、「右乳編」「左乳編」と収めてしまう力技も凄かった。←貧乳の女子高生が、八つ当たり的に巨乳女子を退治(?)していく迷作。「巨乳」アイドル台頭を前にした「早すぎる」傑作だった。「バストラーデ」なるネーミングも素晴らしかった

「五十嵐浩一」といえば
「ペリカンロード」「めいわく荘・・・」の作品名が浮かぶ。絵も好きだった。

――と
並べれば並べるほど「好き者」受けする名前ばっかだな・・・と思う(笑)。

押井さんなんてオリジナル「天使のたまご」が「難解だ」と言われて暫く干されたらしいし(私なんか、オープニングの『コントラストだけでベッドのシーツを表現』なシーンで圧倒されてしまったが・・・)。
今じゃ名作の誉れ高き「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」も原作者の逆鱗に触れたらしいし・・・。
「甲殻機動隊」が海外でウケるも「イノセント」は、やはり難解と言われ「甲殻機動隊2」のサブタイトル付けられたとか。
「立ち食い師」も自己満足系で、売上ヤバイ・・・とか。

ふくやまさんも寡作の人だし、イメージに合う雑誌ないし(そういう意味じゃ、一時期描かれてた「小学○年生」って雑誌は、以外に良かった気もする) 

安永航一郎って人も、出版社と上手くいってないようだし。
「どうしてんだろう?」と思ってたら同人誌活動とかしてたらしいし。

――そんな方々が集まった「Comicリュウ」

期待に外さぬ(?)内容・・・ってか。

ふくやまさんが「四コマ連作風」の学園マンガ描かれてるのには驚いたが。
やはり「三つ編み/ジャージ少女」には萌えさせて貰ったのだが。

安永航一郎さんは
SFチックな第一話から、さっそく展開変わって「四畳半マンガ」っぽく変化。
脛毛を描く事には以前から定評あったが、変態チックなキャラを描く異能さに

「安永は、ワン・アンド・オンリーでありながら
しかし、正当に山上たつひこ師の系統を継ぐ者でもある!」

・・・と思わされてしまったのであった。

――続く