あるBOX(改)

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感想:新井田vsホセ・ルイス・バレラ

2008年03月02日 | ボクシング
2008年3月1日
新井田vsホセ・ルイス・バレラ

例によってイチャモン・・・

新井田チャンプ、見事なKO勝利でしたが。
※初回から優位に進め、第3Rに左フックで吹っ飛ばして
 ダウンを奪い、第6Rに左ボディからの連打で、うずくまらせて
 10カウントのKO勝ち。
 勝った瞬間には側転からのバク転・・・と派手な勝利。
見事な横綱相撲。

ダウン奪った後、二つのラウンド
チャンスを作りに行くワケでもなく、漠然と進めていったのは
「ああ、ベスト試合の鈴木誠戦でも同様だったが、自分で試合の濃度を薄めるトコロは相変わらず・・・・ね」と。

初回、好調に攻めたのに、第2R中盤にフワリと身体の重心を浮かせ
相手の得意な右ストレートを貰っていたのも、どうか・・・と。

(ブロックの上だろうが、相手は続いてアッパーを放つなど一瞬勢い付いたし、
 続く展開によって相手はリズムにも乗りかねないし、
 パンチある相手なら、その右で飛ばされそうな雰囲気・・・)

ローマン・ゴンサレス相手にアレやったら、相手の回転力に拍車を掛けそう。
※まぁ、ゴンサレスも先日は拙戦やってますから、
 これで下馬評は新井田有利に傾くのでは?

~で
相手のホセ・ルイス・バレラ(ベネスエラ)。

同国の元トップアマとの触れ込みだったが、スピードで王者に劣り、距離の制圧力も及ばず。
王者の好調な手数とプレスの前に持ち味を殺されたのだろうが、
結局は「新井田にとって相性の良い相手」で終わったような・・・。

まぁ、
ランキング(13位)通りのボクサーだった印象。
「しつこさの足りないカルロス・ムリーリョ」ってな感じか。(←ダメじゃん!)

「エル・オリンピコ」の異名は
アマ時代が栄光のピーク・・・って吐露してるようなモンだし。

染めた部分が遠くから見ると「月桂樹かぶっているような」ヘアスタイルも
アマ時代の栄光に頼ってる印象を強めてくれました。
(つ~か、「アマはアマでも中長距離の陸上選手じゃなかったの?」と
 言いたくなる髪形・・・)

「ホセ・ルイス・バレラ体育館」もランニング・トラック付きの入れ物じゃないか?
同じメリダでも、「ミゲル・カント通り」とは格が違いすぎるがね。

・・・なんて事までネタを発展させたら言い過ぎですな。

~などと
イチャモン付け始めたら無限に続いてしまう自分の性格を改めて自覚した・・・。

絶望した!
自分の性格の悪さに絶望した!!