内藤vsポンサクⅣ
WBCフライ級王者の内藤大助(宮田)の二度目の防衛戦が発表された。
3月8日、東京・両国国技館。
相手は、前王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)。
いよいよ正念場だ。
昨年7月以来、ポンサクも再起ロードを白星で歩んでおり、復調の具合は不明だが、内藤が「あの時は相手が万全ではなかったと思うようにしている」と言う通り、危険な相手には変わりない。
練習に関しては、「失礼ながら、同じ33歳で今の次分と同じ練習をできる人はいない」とコメントしている内藤。
心配されるテレビ出演過剰に関しても、昨年で区切りをつけ、12月・1月とキャンプインして鍛錬を重ねたという。
さらに、週2回は器具を使っての筋力トレ中である事もコメント。
昨年から交流ある白井・具志堅ジムの野木トレーナーと「筋肉の量を増やさずにスピードをつけるトレーニング」を行っているという。
持久力に関しては、昨年のトレーニングで補充されたと見て良いか。
これに関しては、当初2月に予定されたタイでのポンサクレック戦に向け、昨年12月には沖縄で走り込み合宿も行っているというから、安心してイイかも。
ここは「スピード強化」というより、「クイックネス“復活”」を祈りたい。
ここ2戦、持ち前の瞬発力に陰りが見られるから。
持久力用の練習に時間を割いた分、そちらが御留守になり、今度は総合的にカバーしようというのか?
ベテラン選手が陥りがちな「肉体の劣化への抵抗から、筋トレに腐心」なんて事じゃないのか?
(まぁ「筋トレはスピード落ちる」なんて言葉あったけど、それって「スピード落ち始めたアスリートが筋トレにすがった」だけで結果的にそう見えたのかも知れませんがね・・・)
さてさて
あのキビキビした揺さぶりから放たれる「矢のようなワンツー」は復活するのか?
それとも、「フック振ってクリンチ」で覚えた「楽」が身に付いてしまっているのか?
(強打者が「後半流し」覚えたら、中盤に倒しに行けなくなるように、ボクサーは一回「楽」をしてしまうと、それに雪崩れ込んじゃうのよね。私ゃ、ファン・グスマンとかは黄昏に向かってるだけと思いますよ・・・)
何度も言うけど
スタミナ持つようになり、ポンサクや大毅用に変則に偏ったボクシングで勝利した反面、鋭利さや正統派ボクシングを失った感のある内藤チャンプ。
(例え「カットを警戒した」「相手の頭が低かった」「亀ガードで打つところ無かった」「相手のラフさに普通のボクシングが出来なかった」とはいえ、最終回にガード下げて打ってきた大毅に“強烈な”1発を叩き込む姿勢は見せて欲しかったよ・・・)
さらに
TVの特撮ドラマで俳優デビューする事まで決まった内藤チャンプ。
大丈夫か?
番組は、4月から放送だが、その前にポンサク戦があるだろうに。
「出過ぎ」云々より、「勝つ事を前提にしてるのか?」と
心配になる。
まぁ、もう「内藤イメージ」は全国に知れ渡ってるから
余程の負け方じゃない限り、印象悪くなる事はないだろうが、
どうなんですかねぇ。
シドレンコvs池原戦見てて、「正直に狙う挑戦者」と「急所はずして相手のオフバランスを誘う王者」の違いを見て
ふと、「内藤vs大毅戦」を思い出したワタクシ。
内藤チャンプは、ハナから急所を狙わない右パンチを何発打ったろうか?
いや、打った以前ではないか?
ナックルパートすら標的に向けていない右フック
頭頂部や側頭部を掠め、そのまま首を押さえる為に振った右
これが、どれ程あったろうか
右パンチの割合の相当数を占めたのではないか?
高橋ジョージってタレントが、サンデージャポンで内藤チャンプに「その試合運び」を批判して、ネットなどで大叩きされて謝罪してたが
言ってるコト自体は間違っていないと思いましたぞ。
彼が「亀田シンパ」な言動続けてきたから叩かれるのは分かるのだが、言いたいコトは理解できた。
あんなデキでポンサクに勝てるのか?
あとは「どっちが衰えてないか」競争か?
それでも
ポンサクは心構えと身体を戻してるかも知れないし、研究もしてきているだろうから
7月の奪取試合や、大毅戦のデキでは危ないかも知れません。
地元に持ってきた事を考慮しても「5-5」くらいか。
TV放送は、TBS系列で午後7時のゴールデンタイムが決定したとか。
内藤の戦績は36戦32勝(20KO)2分け2敗。ポンサクレックは70戦67勝(35KO)3敗。
さてさて、ポンサクは「たまたま昨年夏“一時の不調”に陥った」だけか?
内藤チャンプが「長谷川vsウィラポンⅡ」ばりの返り討ちを見せるのか?
いまから注目ですな。
WBCフライ級王者の内藤大助(宮田)の二度目の防衛戦が発表された。
3月8日、東京・両国国技館。
相手は、前王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)。
いよいよ正念場だ。
昨年7月以来、ポンサクも再起ロードを白星で歩んでおり、復調の具合は不明だが、内藤が「あの時は相手が万全ではなかったと思うようにしている」と言う通り、危険な相手には変わりない。
練習に関しては、「失礼ながら、同じ33歳で今の次分と同じ練習をできる人はいない」とコメントしている内藤。
心配されるテレビ出演過剰に関しても、昨年で区切りをつけ、12月・1月とキャンプインして鍛錬を重ねたという。
さらに、週2回は器具を使っての筋力トレ中である事もコメント。
昨年から交流ある白井・具志堅ジムの野木トレーナーと「筋肉の量を増やさずにスピードをつけるトレーニング」を行っているという。
持久力に関しては、昨年のトレーニングで補充されたと見て良いか。
これに関しては、当初2月に予定されたタイでのポンサクレック戦に向け、昨年12月には沖縄で走り込み合宿も行っているというから、安心してイイかも。
ここは「スピード強化」というより、「クイックネス“復活”」を祈りたい。
ここ2戦、持ち前の瞬発力に陰りが見られるから。
持久力用の練習に時間を割いた分、そちらが御留守になり、今度は総合的にカバーしようというのか?
ベテラン選手が陥りがちな「肉体の劣化への抵抗から、筋トレに腐心」なんて事じゃないのか?
(まぁ「筋トレはスピード落ちる」なんて言葉あったけど、それって「スピード落ち始めたアスリートが筋トレにすがった」だけで結果的にそう見えたのかも知れませんがね・・・)
さてさて
あのキビキビした揺さぶりから放たれる「矢のようなワンツー」は復活するのか?
それとも、「フック振ってクリンチ」で覚えた「楽」が身に付いてしまっているのか?
(強打者が「後半流し」覚えたら、中盤に倒しに行けなくなるように、ボクサーは一回「楽」をしてしまうと、それに雪崩れ込んじゃうのよね。私ゃ、ファン・グスマンとかは黄昏に向かってるだけと思いますよ・・・)
何度も言うけど
スタミナ持つようになり、ポンサクや大毅用に変則に偏ったボクシングで勝利した反面、鋭利さや正統派ボクシングを失った感のある内藤チャンプ。
(例え「カットを警戒した」「相手の頭が低かった」「亀ガードで打つところ無かった」「相手のラフさに普通のボクシングが出来なかった」とはいえ、最終回にガード下げて打ってきた大毅に“強烈な”1発を叩き込む姿勢は見せて欲しかったよ・・・)
さらに
TVの特撮ドラマで俳優デビューする事まで決まった内藤チャンプ。
大丈夫か?
番組は、4月から放送だが、その前にポンサク戦があるだろうに。
「出過ぎ」云々より、「勝つ事を前提にしてるのか?」と
心配になる。
まぁ、もう「内藤イメージ」は全国に知れ渡ってるから
余程の負け方じゃない限り、印象悪くなる事はないだろうが、
どうなんですかねぇ。
シドレンコvs池原戦見てて、「正直に狙う挑戦者」と「急所はずして相手のオフバランスを誘う王者」の違いを見て
ふと、「内藤vs大毅戦」を思い出したワタクシ。
内藤チャンプは、ハナから急所を狙わない右パンチを何発打ったろうか?
いや、打った以前ではないか?
ナックルパートすら標的に向けていない右フック
頭頂部や側頭部を掠め、そのまま首を押さえる為に振った右
これが、どれ程あったろうか
右パンチの割合の相当数を占めたのではないか?
高橋ジョージってタレントが、サンデージャポンで内藤チャンプに「その試合運び」を批判して、ネットなどで大叩きされて謝罪してたが
言ってるコト自体は間違っていないと思いましたぞ。
彼が「亀田シンパ」な言動続けてきたから叩かれるのは分かるのだが、言いたいコトは理解できた。
あんなデキでポンサクに勝てるのか?
あとは「どっちが衰えてないか」競争か?
それでも
ポンサクは心構えと身体を戻してるかも知れないし、研究もしてきているだろうから
7月の奪取試合や、大毅戦のデキでは危ないかも知れません。
地元に持ってきた事を考慮しても「5-5」くらいか。
TV放送は、TBS系列で午後7時のゴールデンタイムが決定したとか。
内藤の戦績は36戦32勝(20KO)2分け2敗。ポンサクレックは70戦67勝(35KO)3敗。
さてさて、ポンサクは「たまたま昨年夏“一時の不調”に陥った」だけか?
内藤チャンプが「長谷川vsウィラポンⅡ」ばりの返り討ちを見せるのか?
いまから注目ですな。