本日、東京・代々木第2体育館で行われるボクシングのWBCダブル世界戦
出場4選手の前日計量が9/4実施された。
4度目の防衛を目指すフライ級王者の八重樫東(大橋)、
初防衛戦のライトフライ級王者の井上尚弥(大橋)ら4選手が1回でパス。
八重樫はリミットちょうどの50.8kg
「絶食もなく、うまく調整できた」とコメント。
挑戦者でフライ級1位のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は50.7kg。
井上はリミットより100グラム軽い48.8kg。対戦するライトフライ級の
13位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)は48.6kg。
4月の世界王座奪取試合では調整期間中にインフルエンザに罹患したこともあり
減量に苦しんだ井上だが、「今回はスムーズに落とせた」と笑顔を見せたとの事。
同興行には
ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBC同級12位の村田諒太(帝拳)も
契約体重73.4kgのノンタイトル10回戦で登場する。
この契約ウエートは本来のミドル級(72.5kg)より約1kg重いのだが
村田は計量を300g軽い73・1kgで一発クリア。
好調をアピールしKO勝利する事をアピールしたという。
やはり注目は八重樫vsゴンサレス。
米国でも注目されてる模様。ゴンズレスの母国ニカラグアでは試合時間は
早朝5時になるのだが、国土中の注目が集まる模様。
ゴンサレスも
「昔コーチして貰った自国の英雄アレクシス・アルゲリョ」の名前を出し、
「尊敬するアルゲリョに並ぶため最大限の努力をする」なんて言われちゃ
仕事を抜け出し会場に駆けつけて、昔のボクシングマガジンからアルゲリョの
ピンナップを切り抜き、リングに向けて掲げたい気持ちになってしまう。
※まぁ、行けませんけどね
そう言いつつも、やっぱり応援するのは八重樫なんですけどね。
ゴンサレスは守りも上手いけど、鉄壁じゃないし、相手アッパーに対して
緩慢に対応する時もあるので、ワンツーのタイミングでアッパーを
突き上げれば当たるんじゃないか・・・とか期待するワケですよ。
※あと、出鼻に早いストレートでガードの真ん中を突くとか。
でも打った直後、角度的にも凄いリターンが帰ってくるんだろうな。
ワンパターンのダックとか厳禁だよな。毎回違う躱し方が必要だよな。
終盤混戦になれば、混戦慣れした八重樫に分があるかも・・・と思うが
「八重樫は打たれ疲れ、ゴンサレスは疲労がメイン」だったらヤバイな。
一発で終息に向かってしまうから・・・。
勝つためには最悪でも「両方同じように苦しい」展開に持ち込みたいよな。
ああ、生で見られる人が羨ましい。
最高の緊迫感が味わえると思いますよ。
当日券はあるのかな?
あったら生観戦することをオススメします。
トリプルマッチ試合会場の東京・代々木第二体育館は、
来訪者のデング熱感染例が続出する代々木公園に隣接しているので、
念のため虫除けスプレーを持参したが良いでしょうね・・・。